掃除指南本っていっぱいあるよねという話
世の中冬休み突入ですね。どこに行っても混んでて、市内の大きな幹線道路は渋滞で移動が大変。スーパーに買い出しに行ったら山盛りの買い物をするお客さんで超コミコミ。年末ですなぁ。
帰りにTSUTAYA書店へ寄って、年末の掃除がまだなので、なにかヒントになる本がないかなと掃除本のある棚へ行くと、いやーたくさんある! どんだけ掃除のスペシャリストいるんだよってくらい掃除本、片付け本がいっぱい! 掃除術はこんまり、やましだひでこ、家事えもん、あさイチに出ているスーパー主婦だけじゃないんだわ。
長年この手の本は存在しているし、重曹、クエン酸ネタはもう10年以上前から存在しているわけで、表紙や著者が入れ替わり立ち替わり出しているんだよなぁという印象。それでもなんとなく手にとってしまうのよね。オキシクリーンの専門本もあるわー。中国製オキシクリーン大不評といううわさだけどね、どうなんだろうね。
ざっと見ると、掃除・片付け本の種類は大きく分かれて3つくらい分類されるとみた。方法を教える系、引き寄せ風水系、精神論系。掃除・片付け本コーナーを眺めながら、今の自分はどれを欲しているのか考えてみました。
方法教える系の本は、やり方はわかるんだけど、どうしても本に載っているきれいなモデルルームが、自分の住んでいるアパートとはかけ離れすぎて、本を手にとって眺めてもすぐ萎えるんですよ。ああ、うちの参考にならねぇって。
そりゃあ、本に載せるのに汚いアパートの画はないだろうというのはわかる。私が編集者だとしてもそうする。だけど、きれいなモデルルームで掃除はこうしましょうとか言われても、自宅の住む部屋用にアレンジが利かない、というか思考停止してしまう。
そもそもうちはシステムキッチンでもないし、三つ口のガスコンロでもない。大きな引き出しのキッチン収納もない。そこで同じように掃除だとか収納しましょうと言われてもさ、説得力ないんだよーーー。
そういう本に合致しない条件の部屋すぎていつもうんざりする。いやいや、だったらできるところを参考にして取り入れたらいいじゃないのって話なんだけど、その気すらなくなってしまう気持ちは止められない。今の私にはこの手の「方法教える系」は合わない。
風水引き寄せ系も掃除の根本解決にならないのよ。結局目的ありきで、「金運は○○の掃除さえすれば!」的な下心しか出てこないし、付け焼き刃で続かないんだよなぁ。例えそのとおり掃除できたとしても、そのことに過大な期待しすぎてしまい、結果が伴わないとなったら「書かれたとおりやったのに!」とブチ切れるでしょう。
精神論系(こんまりもこの部類か?)、つまりは自分のマインドセットってことよね。どう考えても今の私はこれが必要だわ。自分がどれだけ物に向き合って、どう片付けたいか、掃除したいか。それができないと技術や目的だけ学んでも役に立たない。
ということで、技術系風水系の本はそっと棚に戻して、掃除はいつもより時間をかけて、普段やらないところをやるスタンスでやる結論が出た。
方法なんていろんなものがあっていいわけだし、とっかかりはなんでもよくて、自分が気持ちよく楽しくできる方法ならなんでもいいってことだよね。
さてさて、時間見つけて掃除しなきゃ。