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仕事で重要なやさしさ
私の職場ではとても人当たりが良く、なんでも肯定してくれる上司がいます。
しかし仕事が全くできず、結果後輩である私が後始末をするほどのものです。
反対にとても仕事で厳しく、いつも私のことをいじめてくる上司がいます。
彼はなんでも知っており、ありえない速さで仕事をこなしてしまうような人です。
しかしその分、少しでも仕事のテンポが遅れるときつい口調で急かしてきてしまいには「俺がやった方がいいか?」とプレッシャーをかけてきます。
前者は仕事をするうえでは何のストレスもなく最高に楽で、
後者は今どきパワハラレベルでストレスを与えてくる日々です。
しかしどちらが優しいのかというと実は後者なのではないかというお話です。
後者の上司は自分でできる仕事であっても後輩に経験を積ます目的で作業をさせ、前者は肯定的な返事をしますがその返事には責任がないのです。
仕事を進めるうえで「人間関係」は確かに大事ですが、本質的な部分では必要ないのではないのでしょうか。
確かに人間関係がうまくいかないと協力してほしい時に助けてもらえる人がいなかったり、仕事の邪魔をされるリスクがあります。
しかし同じ職場・同じい部署で働くのであれば損得勘定は必要ありません。
なのに職場で人当たりがいい人が世の中いるのも事実です。
ではなぜ人当たりがいい人がいるのでしょうか。
私は下記の三点が理由なのではないかと独断と偏見で決めています。
①生まれながらの性格、もしくは人当たりが良くなるような経験をした人
②仕事ができないので人当たりに重きを置き、周りに助けてもらおうという魂胆
③もう諦めている人
①に関しては私の上司が本当にそういった人で、生まれながらにして裕福な家庭で、恵まれながら育ち優等生としていままで生きてきた人できれいな世界の住人のような人です。
人にやさしくしているつもりはないし、優しくしないといけないという気持ちがなく、それが当たり前だと思い生きてきているタイプです。
正直本当に珍しいタイプで社会人になるとこのタイプの種族は絶滅すると思っていました。
②のタイプは仕事で誰にも勝てない、もしくはほとんどの人が自分より仕事ができるという気持ちが先にあり、できるだけ角を立てないような立ち回りをしようとするタイプの人間です。
正直私も②のタイプなのでこのタイプの人の気持ちが痛いほどわかります。
別に普段助けてもらいたいわけではなく、何か起きた時に協力してもらえるように立ち回る。できない人の気持ちを理解できる・自分自身にもそういった時期があったからこそ他人にやさしくなれるといった感じでしょうか。
③のタイプはそもそも他人に期待しないタイプの人です。
私の上司でもこのタイプの上司がおり、「そもそも他人の行動ありきで計画すること自体間違っている。誰と仕事になっても同じ結果になるように計画は組むべき」と言われました。
③のタイプはおそらく人に期待して裏切られる経験をしたことがある人間なのでしょう。仕事が一番できるタイプの人間だと思います。
職場でのやさしさにもたくさん種類があるので、そんなことを考えながら働いてみるのも楽しいかもしれませんね。