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甘さを上手く肯定してあげる力

私は本当にとことん自分に甘い人間だ。

「毎日これからダイエットに取り組むぞ」と決め、勢いで初めてもなかなか続かず、結局三日も持たない。

そんな自分を見てどんどん自分が嫌いになっていく。

情けなくて、根性もなくて本当に救いようのない人間だと感じてしまう。

しかしこの考え方は半分正解で半分間違いなのかもしれない。

仕事になればしっかりやり切るまで取り組むし、何かの行事でも責任者をするくらい本気で取り組めている。
なのに自分で決めたことだけがなかなか続かないのは何か理由があるに違いない。

別に自分が情けないのではなく、決意したことの取り組み方に問題があるということだ。

研修などで本当になぜこの会社にいるのかわからないレベルの人間がいるがその人間を少し見習った方がいいのかもしれない。

彼女は本当に仕事が出来ず、周りから疎まれている。しかし彼女は全くそんなことを気にしていないし、「与えられて仕事を毎日こなすだけではつまらない」とまるで今の仕事を完璧にこなしているかのような話をみんなの前でする。

彼女が仕事で楽しさを感じる時は新しい仕事を覚えたりする時だそうだ。
ココでの彼女の良さは「周りからの評価を気にしない、もしくは気にならない」部分と「できない、できていないことに何も感じていない」ということだ。

正直社会人としてはなかなか致命的だがここから学べるものもある。
これを自身に応用すれば自身の甘さを受け入れてあげることが出来る出のではないか。

決意して取り組んだ次の日にできなかったとしても、「昨日はよくできた。今日はできなかったけど明日また取り組めばいい」という感じに解釈すればいい。

自身で決めた取り組みなんて結局周りの人間にはわからないし、評価もない。あるのはそれを知っている自分だけだ。

出来なくてもそもそもしていなかったことを追加で始めたのだからできてラッキー。できなくて当たり前くらいの精神で働いた方がいいのかもしれない。

自分を追い込んで頑張ることも重要だが自分を蔑むことはない。

失敗したときは周りが非難、批判してくれる。そんな中で自分の味方でいてくれるのは自分だけなのだから。

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