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SNSは便利ではあるが、

私は最近テレビを見なくなりました。
スマホがればテレビで放送されているニュースをすべて網羅できるし、何ならテレビより早くその情報を入手できるから何も不便なことはないです。

しかし最近はロシアのニュースや、積み立てNISA、謎の雑学など少し気になる記事がたくさんあります。

「ロシアは悲惨な侵略戦争をしている」という記事や「アメリカの陰謀でロシアを陥れようとしている」や「牛乳を飲まない人は癌になりにくい」や「積み立てるならとりあえずこの証券」など様々なニュースが飛び交っています。

私はだんだんと記事全てが信用できなくなっていきました。
記事なんて消せば謝ることもなく、解決しますし、事実を間違えて解釈した側の責任です。

なのでネットで見た記事を更に細かく検索し、調べてみようと思い検索していくと今度はだんだんその都合のいい解釈ばかり集めてしまいます。
これは確証バイアスと言い、自分の都合の悪い情報はあまり集まらず自分の都合がいい情報ばかり集めてしまう現象です。


これは心理的なものからくるもので仕方がないことです。
これまでの経験や先入観からそれが正しいと信じ込んでしまいます。

正直もう何が正しいかわかりません。ですが最近気づいたことがあります。
それは「コ〇ン君は嘘をついているということ」です。
「真実はいつも一つ!」というかっこいい名言がありますが実はあれは半分間違えているのではないかということです。

真実とは嘘や偽りがない本当のことを指します。
なのでコナン君が事件を解決するときに一つの真実にたどり着き事件を解決しています。
しかしこれは真実でもあり、ただの事実なだけです。
事実とは実際に存在したり、起こったことを指します。つまり事実も真実の一つなのです。
つまりコナン君は事実を見つけそれを真実として事件を解決しているだけです。

コナン君のアニメの犯人は恨みを持ち犯行に及ぶケースがあります。
例えば大好きだった人がその人のせいで亡くなってしまい、結果その人を殺めるという選択を取るケースです。

ここでは誰かが殺人を犯したという事実があります。またこれは真実です。
しかし犯人からすると、犯人は被害者を憎んでいる、殺めた結果心が救われた、などの真実があるかもしれない。つまり真実は一つではないのです。
事実に対して個人個人で真実が一つずつできるというイメージなのかなと私は解釈しました。
なのでコナン君の中では真実はいつも一つです。

これをSNSの記事にも当てはめれると私はおもいました。
事実があり、それに対してみんな自分の中の真実を記事にする。結果反対の意見を述べる記事も出てくる。そういうことのなのかなと感じました。

なので私はこれからは事実をまず確認し、それに対して自分の都合のいい解釈をどんどんし、間違えたときはしれっと修正していこうと思います。

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