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完全に管理された社会

最近「PSYCHO-PASS」というアニメを視聴しました。
日本の近未来画舞台になっており、生涯福祉支援システムこと
シビュラシステムというコンピューターで個人の職業適性や欲求実現のための手段を国民に提供される世界の話です。

この世界には犯罪係数というものがあり、犯罪を行う者・犯罪を行っていなくてもこの係数が高いと厚生施設に放り込まれるような世界です。

システムに決められた人生を何の疑いもなく信じて生きれば何も不自由なく生きていける世界でもあり、何もしていなくてもシステムに犯罪者と烙印を押されるとそのまま人生が終わる世界です。

そんな人生を左右する係数はどのように計算されるのかは不明です。
しかしほとんどの人がそのシステムを妄信し、考えず言われたまま生きていく世界です。

「たった一回検知器に引っかかっただけで犯罪者扱いだ。
もうおしまいだ。

PSYCHO-PASS

一度犯罪者認定をされると人生が終わるような世界です。
まるで痴漢の冤罪でSNSに拡散された人の人生のような世界ですね。

自分の選択は生きていくうえでそこまで重要ではなく、犯罪係数のみで
全てが判断される世界。

そんな世界にもバグのような人も存在します。
それが免罪体質と呼ばれるような人たちで何をしても犯罪係数が上がらない人たちです。

この人たちは目の前で人を殺めても何のお咎めもありません。

真面目に生きていても係数が高いだけで罰せられ、数値が低ければ何をしても裁かれない世の中で主人公はそんな世界に疑問を持ち、進んでいくストーリーなのです。

正直難しい部分も多いアニメですが、とても考えさせられるストーリーでした。

何を基準に善悪を判断する、選り分けるのか。
システムの指示のままに生きる人々に価値はあるのか。
システムに決められた人生を歩むことが本当に幸せなのか。と
いろいろ考えさせられるアニメでした。


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