少子化は女の上昇婚が原因である
https://note.com/molusagi/n/n1436e851c16d
こちらの記事が目に止まった。
「要は少子化は女(だけ)のせいではない!男の責任にも目を向けろ!」という内容だが、女らしいというかなんというか、実にツッコミどころ満載の記事でコメントに書ききれないので記事にまとめる事にした。
どの記事を探しても、男の結婚願望の方が低いのですが…。
某政治家は「男は結婚したがっているのに」なんて言っていましたが、実際は逆です。
というか、「なかなか結婚に踏み切らない男」の悩みは聞くけど、その逆は聞いたことがないんだけど。
結婚願望が男の方が低いなら、そりゃ生涯未婚率も男性の方が多いわな。
まず結婚願望について。
コメント欄で兵頭氏も触れているが、それこそ女が妥協すべき根拠である。
元々結婚意欲は男女同じか男が少し高かったくらいだったのが、2000年ごろから男の方が下回り常態化したのがポイント。
男女平等をお題目に女の社会進出が推し進められても全く女は上昇婚志向を抑えず、それどころか容姿や年齢等々要求は増すばかり。
その高いハードルを乗り越えてもお小遣い制という経済DV、経済力を相変わらず求められるのに家事育児の参加も要求される、離婚すれば財産分与に親権は自動的に元妻行き、ここまで男にとってデメリットだらけの制度になっては結婚意欲が下がるのも当たり前である。
「男は若い女性と結婚したいから、一定の年齢以上の女性を選ばない」ことも未婚率低下の原因でしょう?
次に年齢について。
![](https://assets.st-note.com/img/1727387957-GAmS3byTsJolOzjDrgPYcBf4.jpg?width=1200)
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/roudou/23/backdata/02-02-12.html
確かに男は若い女を好む傾向はあるが、上を見れば分かる通り、男の年齢に対するこだわりはそこまで強くない、つまり若い女を希望するのは確かだが多くの男にとって妥協出来るポイントと考えられる。
女の経済力に対するこだわりとは比較にならない。
![](https://assets.st-note.com/img/1727388072-oMhvmR6Wkw0qaGuJdn1UbzTZ.jpg?width=1200)
https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou15/gaiyou15html/NFS15G_html04.html
また、男の異性に求める年齢差は年々縮小し、同い年を望む男が最も多くなっている。
つまり男の方は年を追う毎に妥協ないし嗜好を変化させている。いつまで経っても上昇婚志向がなくならない女とは好対照である。
そもそも本件は少子化についての議論なのだから、40代50代の男が同年代や歳上の女を好むようになったところで婚姻率は上がっても出生率の向上には寄与しない。
マッチングの確率は低くとも子を産める年齢の女を望んだ方が出生率上昇という観点からは合理的ですらある。
「女性が下方婚をしたがらない」せいにされているけど、「男が上昇婚をしたがらない」と責めないのはなぜか?
何故なら、そんな事実はないからである。
![](https://assets.st-note.com/img/1727388644-YjLzcxRDb5ih71T4Jda8ZAqg.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1727388662-NAjf8o1ut6qEyLvhiVOHwIQX.jpg)
「男はプライドは高いから自分より年収が上の女を嫌がる」
これは女が唱え女の間に流布し、一時期までマスコミも盛んに騒いでいたが、上を見れば分かるように男にそんな性質は存在しない。
多くの男は異性の年収にはこだわらない、なんなら自分よりかなり上でもOKと考えているのだ。
要は自分より上の男じゃないと嫌だという上昇婚志向を自分の生徒は認めたくなくて、女特有の他責性で男のせいにしようとでっち上げたデマゴギーという事。
都合が悪くなると「俺たち男は選ばれない」と言うのに、「売れ残り」と馬鹿にされるのは女性だけなのはなぜか?
結局心のどこかで「選ぶのは男、選ばれるのは女」と思ってはいないか?
(これに関しては女性も似たような価値観の人は多いかもしれない)
これは色んな意味で間違っていて、売れ残りという言葉が主に使われたのは昭和の話。
現代において中年高齢独身女が馬鹿にされるのは「結婚するもしないも自由に選べる立場なのにわざわざ末代になる事を選んだ馬鹿女」というニュアンス。
そして馬鹿にされるのが女性だけなどという事は全くなく、むしろ男性の方が馬鹿にされている。(「弱者男性」「非モテ男」がネットでどういう扱いを受けているか見れば一目瞭然)
さらに、仮に出産適齢期かつ高収入の女性がいたとして、ここも男性と大幅に違うのは、どう転んでも「子供を産むのは女性」ということだ。
その時、今まで高収入だったとしても、それがゼロになるか大幅減になる可能性は否めない。なぜなら子供は産んで終わりではないから。
収入の減るリスクが少ない男性と減るリスクのある女性では全く比較にならない。
逆に男性に聞きたい。結婚したら自分の収入がゼロになるか大幅減になると分かっている場合、無職の女性を選びますか??
ここに至っては意味不明。何故収入がゼロになる事が前提なのか理解不能である。
子供を産もうがそのまま働き続ければいい。
産むのは代われなくても育児を夫に任せれば休みは最小限に出来る。
アメリカでは育休どころか産休もろくに取れず、金銭補償も一切ないのがザラ。だからベビーシッター産業が発達しているし、政府からの支援もろくになく休まず働くシングルマザーも多い。
日本の女もそれを見習えばいいだけの話。
最近は専業主夫が少しずつ増えているが、やはり女性の社会進出より進まないのはコレだよね。両方働けない=収入ゼロになる可能性は、残念ながら主婦より主夫の方が高くなってしまう。
これも間違いで男女平等が進まないのも女の上昇婚が原因。
自分より年収が上の男と結婚したがる→仕事を辞める、セーブするとしたら年収の低い妻の方→妻が家事、育児を主に担う。
という流れ。これはゴールディンの著作と絡め方々で述べられているので深入りはしない。
もう一つ言うと、女性というより男性の方が、この「主夫」を受け入れていない気がする。その理由は以下に書いた。
これもデマ。
![](https://assets.st-note.com/img/1727389676-OPufTD4sF8moVpS1bdXk5BJ9.jpg)
![](https://assets.st-note.com/img/1727389738-LngGJ9Fyfui71oY8ktEsS6pd.jpg)
男、特に若年層は自分が専業主夫になる事に抵抗が薄い。なりたくない理由もプライドとかではなく家計が心配という理由。
![](https://assets.st-note.com/img/1727389912-LKlueMk9pj72znRHq8yECVw6.jpg?width=1200)
ご覧の通り過半数の妻は夫が主夫になる事を受け入れない。すぐに受け入れるとなるとわずか5%である。
これも「男はプライドが高いから自分より年収の高い女を嫌がる」と同じ、女が自分の上昇婚志向故の結果を男に責任転嫁したくて拵えたデマゴギーでしかない。
これで「女性というより男性の方が、この「主夫」を受け入れていない気がする」とはよく言えたものである。
男が男らしさに縛られて云々も男が勝手に苦しんでいるというニュアンスだが、実際には社会(女)にそれを求められるから適応しようとしているだけの事に過ぎない。
で、筆者はそもそも「少子化は男にも責任があるのに女ばかりのせいにされて腹が立つ!」が動機で記事を書いたようだが、実際に女の責任なのだから当たり前だ。
もちろん価値観の変化、お見合いの減少などの影響もあるから女だけのせいではない。
しかし、社会進出を要求してその通りになりながら一向に上昇婚志向を改めず、挙句自らの上昇婚志向を男のせいにしている女達により大きな責任が帰せられるのは当然の事。
![](https://assets.st-note.com/img/1727390586-gfJ0h8oCGQ5XMzTnPYLVc42Z.jpg?width=1200)
もっと言えば「女ばかりのせいにされている」も間違いであり、上の記事のように女性の賃金が低いせいだとか男に家事育児を押し付けられているからだとか、元記事にあるように「男のプライドが高くて上昇婚を嫌がるからだ」とか、もっぱら女は被害者の立場に置かれ、男の方はそれを抑圧する加害者として糾弾されてきた。
元記事の桜田元大臣の発言も即座に炎上し謝罪に追い込まれており、実際には日本において女性批判はタブーと言ってもいい状況である。
しかし、諸々のデータを見たところ上記のような状況を男のせいにする言説は全て出鱈目で、むしろ女の希望に基づく自発的な決断(上昇婚志向)こそが男女平等を妨げ出生率を引き下げている主犯だという事がはっきりしてきたというのが現在地。
女の他責性故にありもしない冤罪を押し付けられてきた男達が怒るのも当然ではないだろうか。
ここまででよく分かったように、女という生き物はとかくろくな根拠もなく自分に都合のいい妄想をでっち上げてまで自分達の責任を男に押し付けようとする。なのであえて改めて言うが、少子化の原因は女の上昇婚である。
以上。