学び直しのきっかけ その2~克服できない苦手なもの~
先の書き込みのとおり、2009年に学び直しの取り組みを始めたのだが、そのきっかけは他にもあり、簡単に言うと、
「苦手なものも含め、これまで学んでこなかったものを学ぶ」
というものである。
これを実現させるべくこの10年、さまざまな読書会・勉強会(オンライン・オフライン)に参加したり、オンライン塾・予備校の講義を見聞きしたりしている。しかしながら、学生時分に苦手だったものが壁となっていて、理解の妨げになっている。苦手なものは、そう簡単に克服できるものではない。その最たるものは、
「読んだ(というよりは『字面をたどった』)本や聴いた講義などの内容が全くと言っていいほど記憶に残らず、内容に対する意見や感想が浮かばない」
のである。加えて、「書く」ことも「話す」こともたどたどしいものになっている。
これではいけない、ということで何年にもわたって「読書術」と名のついたもの(本、ネットの記事)を読み漁ったり、高校・中学の国語の参考書・問題集なども使ってきたが、一向に進歩の跡が見られない。どうしたものか。
※今思えば、学生時分に様々指導を受けても克服できなかったことが今、独学で克服できるとは到底思えない。当時、国語(現代文)のテストでいうと、語彙、文法などの読解要素のないものは、なんとか解けるのだが、内容説明、要旨把握などはさっぱりで、解説を見ても全く理解できない有様、また、作文・読書感想文・小論文などの書きものもろくなものは出来なかった。
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