おばちゃん、遠近両用コンタクトレンズに変える~在宅勤務その22
おばちゃんは目が悪い。乱視と近視が交じっており、高校生からコンタクトレンズを使っている。
メニコンのハードレンズで、今よりも厚みもあり、ゴロゴロ感であきらめる人たちがいる中、おばちゃんは1週間程でレンズもなじみ、生活時間は装着できるようになった。おばちゃんの目はあんがい鈍なのかもしれない。
通常3か月で検査をしなければならいのだが、なれてくるとなかなか医者に行く気にはならない。大学の近所にはセンターがなかったから、正月に帰省した時に合わせにいくくらい。しかもメルスプランに入ってからは、1年に1回新品レンズに交換してくれるので、必ず行く。そして、技術の進歩とともにレンズの種類を変えていき、ハードレンズも1ヵ月連続装用までになり、ずーっとそれで続けてきたが、ここ数年は3ヵ月使い捨てのハードレンズで過ごしてきた。
おばちゃんの仕事のほとんどはパソコン画面とにらめっこ。そのためレンズのピントというか、度数を、仕事で疲れないところにまでしか上げていない。免許は持っているが、免許更新には必ず新しいレンズをいれていってギリギリ通るくらい。出かける時は、より遠くが見えるように、コンタクトレンズのうえからかける眼鏡を持っていく。家で、細かい字を見るにはコンタクトをかけた状態で作った老眼鏡を使っている。
映画を見るのも、コンサートや舞台に行くのも、度数をあげたワンデイのソフトレンズを使う。遠くは見えるが、帰り道にスマホに感想を打つことはできないのがつらい。。。
昨年のレンズ交換の時にも試してはみたが、切り替えができず、あきらめた遠近両用ハードコンタクトレンズ。今年もチャレンジ申請をしてみたら、ソフトレンズで、スムーズに切り替えができることと、今と同じ値段で使えるレンズが出ていてすすめられた。
遠近両用のお試しソフトレンズを調整して帰ったところ、遠くと近くはクリアできたが、なんと!パソコンの距離が一番見えづらいという悲劇がおそった。これはいかん。仕事にならん。ああ、すぐにでも戻したい。でも、レンズも慣れだし、、と1週間様子をみた。
中距離が見えづらいと話したら、度数があがった。調整とは難しいものだ。それでも、やはりソフトレンズのためか、乱視があるからかボケるのだろう。加えて白内障も始まっているらしく左目がなかなか視力がでてくれないのだ。度数を変えた翌日は、右目でしか見ていない感じで疲れまくるし、手元もピント合わせに時間がかかるように感じる。慣れよ、慣れ、がんばれ、自分。
なんども眼科にいくのも時間がかかるし、この度数で手をうとうと思った。なにせ、次の仕事がどんなものかもわからない。8時間パソコンとにらめっこの仕事だったらレンズを戻すかもしれない。退職まで、資格試験の教科書をらくに読みたいし、試験場で後ろの席になってもいいように、そして転職活動で道に迷わないためにも、このレンズで過ごしてみようと、おばちゃんは思った。
☆☆☆☆☆
今までの距離感で過ごしているからピントが合わないのだ、と思い、ちょっとモニターの角度を変えたり、スマホの位置を遠くにしたりと、わずかではあるのですが、視力がよくなったことで生活が変わるのだな、と感じています。
前のレンズをしていて驚いたのは、口元のヒゲに気づかなかったこと!レンズをはずして寝る前でないと、ピンセットで抜くことができなくて、知らずに生やしてしまっていて、カーっと顔が熱くなったのを覚えています。
今のレンズでもショウガの皮が剥けるくらいピントがあうようになってきました。そして、自分の手の、指のしわに愕然としています。。。
お読みいただきありがとうございました。お邪魔しました。
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