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自己紹介⑤他業種へ参戦!飲食からカジノまで

法律も医療も知らないだけで損をする、弁護士・医師・Youtuber石丸です。
本日もよろしくお願いします。
本日も引き続き、私の紹介動画になります。
今回は第5回目ということで、内容的には弁護士業務以外の多業種に参入、というお話になっています。
なぜ弁護士が回転寿司屋を始めたのか。
あとはベトナムにカジノを展開しているとか、お金の話も含め、そのあたりのお話をさせていただいていますので、よろしければ是非最後までご覧ください。


2011年、今日一番聞きたかったことの一つなんですけど、お寿屋さんに参入してるっていう話があって。
僕もちょうど2011~12年に弁護士をやってるんで、その頃のことをよく覚えてるんですけど、アディーレさんが回転寿司業界やるらしいぞと、2チャンネル・5チャンネルで話題になったのを拝見しまして、「ええ?」と思って調べたら本当でした。
2011年に回転寿司業界に参入した理由と、どうなったのかっていうのを教えてほしいんですけど。

法律分野は債務整理だけだと、そこが手詰まった時というのを当然考えて、リスクヘッジで他の分野も広げていきました。
そこはどこの弁護士も法律事務所も考えると思うんですよね。
例えば交通事故だったり、離婚だったり労働だったり、そこはうちの中でも増やしていったんですけど、限界があるし厳しいよねと。
企業法務とか渉外という領域っていうのは、ある程度の事務所が既に抑えてしまっていて、そこを切り崩すのってそんな簡単じゃないと。
あとは財務整理とかに比べると、あまりにもマーケットが小さすぎて、うちの図体の大きさだと、そこが取れても「焼け石に水だよね」みたいなのが多くなっちゃったんです。

それで次の段階として、いわゆるシナジー領域です。
具体的に僕がやったので言うと、保険・不動産・資格学習に手を出しました。
それもうまくいかなかったんですけど、そこも限界があって、シナジー領域も意外とないんです。

シナジーっていうのは、保険は保険のお仕事をしていると、交通事故で保険を使うから、交通事故の法律相談をアディーレで受けれるみたいな、そういうシナジーですか?

保険に関してはアディーレの依頼者に対して、家計を見直す機会が多いので、その中で見直した分の中で、万一のリスクっていう意味で、「最適なあなたに合った保険に入りましょう」みたいな勧誘をやってたんですけどね。

保険自体は別法人で持ってて、それをご紹介する?

代理店業務ですね。

不動産はそんな感じですか?

不動産も任意売却とか不動産を持っている依頼者だと出てくるので「仕事にしちゃおう」っていう感じのものです。

そして寿司なんですけども、ここのシナジーは美味しいぐらいしか・・・

いや、シナジーないです。

これは別の話なんですか?

違います。
だからもうシナジー領域もあんまりないんです。
法律は一応関係あるけど、双方が組み合わさったらから大きな差別化ができるわけでもないし。
法律なんか弁護士に聞けばいいよね、みたいなのが実際は多いんです。
だったら、もうシナジーとか途中から「考えなくて良くね?」ってなったんですよ。
シナジーが関係領域だろうが何にもなかろうがあるかろうが、その事業として採算性があって将来性があるかどうかっていうのを単独で見て、いけるんだったらそこはGOすればいいんじゃないの、という考えに次第になってきました。
それの先駆けが寿司店だったり、今でいうと医療だったり、っていう感じで今至ります。

じゃあお寿司はシナジーとは関係なくて、お寿司業界が伸びるという風に思って普通に入ってきたと。

そうですね。
特にこの時期っていうのはスシロー・かっぱ寿司・くら寿司みたいな、大手の回転寿司チェーン店さんっていうのが軒並み業績が良くて、店舗を増やして海外も進出してみたいな時期だったんです。
特に海王さんっていうのは、ほとんどFCをやってる所って実はないんですけど、ここはそういう感じでやってたところなので「じゃあ行っちゃいましょう」っていうところです。

会社を別に作ってアディーレの屋号だけ借りて?

アディーレフードサービスっていう別の会社を作って、そこで直営だった店を営業所とかで譲り受けてっていう感じです。

アディーレの職員さんとか弁護士とか行ったりするわけじゃなくて、完全に名前だけ一緒で別ビジネスとしてやってたんですか?

いくつか人材交流はあったんですけど、やっぱりそんなにはなかった。
やる内容がかなり違う感じだったので、そこの事業責任者・フード関係の事業責任者っていうのが、アディーレの本社の管理者としてはいましたけど基本的には別でした。

顛末はどうだったんですか?

一応、赤字ではなかったんですけど、事業責任者の横領があったりとか、法律事務所から比べると「利益率悪いよね」みたいな。

お寿司業界は競争激しいですからね。

そうなんです。
その時に2016年だったかな。
海王さんっていう本社が潰れたんです。
売却とかM&Aみたいなのは一応検討したんですけど、「じゃあ閉めちゃおうか」っていう感じで失敗に終わったと。

有名なホストの人もマレーシアに店舗出そうとして、似たような脱毛クリニックなんですけど。
それで店舗がうまいこといかなくて、撤退して7,000万円の赤字だと言ってました。

ローランドさん?

ローランドさんの最新かな。
この動画が公開される頃には古くなっているかもしれませんけど。
直近で見たローランドさんの動画がマレーシアでサロンを開こうと思って、うまいこといかなくて撤退して、マイナス7,000万円でした。

たまに来ますよ、「ローランドさんのところで脱毛してました」って患者さんが。

完全に競合ですよね。

脱毛っていう意味ではそうですけど。
ただ医療脱毛とサロン脱毛は基本的な効果が違うんです。

使える機会が医療行為の方が強いんですよね。

そうですね。
永久脱毛と一時的な脱毛の違いがあるんで、そこまでは重複はしないです。

軽い脱毛をやって、更に本格的なってことで医療脱毛にくる。
ということで、結構チャレンジングに行って、撤退するときには何千万の赤字になったりすることはローランドでも普通にあるということで。

寿司屋さんはマイナス8,000万。

これを先に聞いてて、ローランドを見て似てると。
一大事業にトライして撤退する時とか。
勉強代ということだと思うんですけど。
その他、ITや介護事業も手がけたとお聞きしてるんですけど、IT事業って何されてるんですか?

ITは今もやってるんですけど、社会保険料の削減システムを提供してる会社です。

システム会社ですか?

そうです。
パッケージソフトみたいのがあって、導入してくれた会社さんに向けてカスタマイズをしてっていう感じで「社会保険料が安くなります」っていう会社です。

アディーレなんとかですか?

これは全然違います。
もともと別の人がやってたの買ったので。

石丸先生個人として?

そうです。

介護事業もそんな感じですか?

これはフランチャイズなんです。
これは今8店舗やってるのかな。

これも石丸先生個人で?

そうです。
個人だから全部、法律事務所って法律事務しかできないんで、株を持つとかもできないわけです。
だから結局僕が持つ形しか取れないんです。
だから他は全部その形になっています。
でも、結局株を持ってる限りは配当とかしなければかからないんです。
だから多分個人で持っても管理会社かましても、多分そんなに変わらないと思います。
配当なんて自分の会社に出さないじゃないですか?

多分すごく損した時くらいだと思います。
私の生実感知識だと。
損益通算とかそういうゴニョゴニョが法人だとやりやすいんですけど、個人だと限界がみたいな。

わからないです。
ちょっと考えてみます。
割と初期の段階で「そんなに差がないよな」と思ってこのやり方をとっちゃったので。

カジノを持たれてるっていう噂を聞きました。
興味津々です。
どんな経緯でそんなことになるんですか?

これも結局買ったんですけど。

誰かが売りに行くんですか?
石丸先生、カジノ買いませんか?みたいな。

「あそこは本当に買う」みたいな実績がついてくると、そういうのをたどって話が来る場合があるんです。
ベトナムのカジノがあるぞと。
所有者と経営者は日本人ですっていう話があって、でもそれまでベトナムは全く知らない国だったので。
ベトナムのダナンって所にあるんですけど。

行きました、いいところですよ。

ダナンご存知ですか。

行ってきたんです。

じゃあカジノ行かれました?

聞いてたら100%行ってるんですけど、この話はさっき聞いたんです。

確かダナンのカジノでうち4ヶ所所有で。

すごいことになってるじゃないですか。
人生初ダナンなんですよ。
うちの事務所の人、全員初ダナンです。
そんなとこ持ってたんですね。
自分でDDすることになるんですか?

デューデリはBS/PLとかの財務諸表を見て、あとはどちらかと言うと実査ですよね。
言葉通りあるのか、現預金があるのかとか。
あと見通しは正直わからないですよね。
だから過去数年ぐらいのキャッシュフローの推移をみて、それで「えいやー」でいけるかどうか。

日本人のオーナーから全部買ってるっていうことですか?100%オーナーに?

そうですね、株式譲渡です。

どうやって管理するんですか?

ダナンに在中してもらえるアディーレの当時の事業員が、ずっと社長をやってます。
副社長は一人弁護士で行って、そいつもまだやってます。

ベトナムマーケットを中から見るみたいな。
カジノは儲かってるんですか?

コロナになってからガタンとなりました。

夜の街全般が密だって言って。
少なくとも日本では言われてたんで。
ベトナムもそうかもしれないです。

特にベトナムのカジノって、中国とか韓国系のお金を持ってる人達がお客さんである事が多いので、渡航制限のダメージが大きいです。

韓国語がえげつなく多かったです。

そうです。
立て付け的には、ベトナムの現地人にはやらせちゃダメってことになってるんですよ。
あと日本人はぶっちゃけ、お金を使わないので、来てもらっても嬉しくない。

申し訳ないやつです。

「俺は今日この1万円で頑張るぜ」は来るなと。

ウィンドショッピングだけしてますから。
後ろから見るみたいな。

それでチョコチョコ1ドルずつとか賭けて、それでフリードリンク・フリーフードの飲み放題・食い放題だから下手したら赤字なんですよ。

売上が戻ってきてる感じですよね?

全盛期は月で5,000万円ぐらいの利益があったんです。
今は利益が1,000万円も怪しいですね。

トントンでいてくれれば。
流れがきたら。

でも本当にコロナが流行ってた時期で、きつい時期は赤字とかずっとありました。
この事業は、コロナで一番影響を受けたかもしれないです。
法律事務所は良くも悪くもそんなに変わらないので。

不況になったら倒産とか債務整理で儲かりますし、経営が良ければ円満で儲かるので。

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