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犯罪者でも医者になれるの?

犯罪者でも医者になれるの?

なれます。
僕も実際に前科があるので。

法律や規定はないの?

規定はあります。
医者の方は医師法で欠格事由が定まっていていくつかあるんですけど、簡単に言うと罰金以上の刑に処せられた人に関しては免許を与えないことがあるっていう書き方になってるんです。
その意味するところは罰金以上の刑になった人は監督官庁の厚労省が内容とか回数とかいろんなもの、反省しているかどうかとか何罪で罰金いくらになったのかとかって諸々考慮して、与えるかどうかを決めることができるという規定になっています。

犯罪者でも弁護士になれるの?

僕がなってるんで、なれるはなれます。

法律や規定はあるの?

弁護士は弁護士法に規定があって、これに関しては禁錮以上の刑に処せられた者は弁護士となる資格を有しないという風になっています。
禁錮刑というのは死刑・無期懲役・有期懲役の次に重たい刑で、有期禁錮と無期禁錮があって、その下が罰金になるので、罰金よりは上の刑に処された場合は弁護士になることができない。
ただこっちに関しては弁護士となる資格を有しないという風に言い切りで書かれているので、これはどこかの誰かの裁量的な判断というのはなくて、禁錮以上の刑に処せられた経歴がある方については弁護士登録はできません、という定めになっています。

石丸先生は何の前科持ちなの?

多いのは無免許運転罪と酒気帯び運転罪です。
何回もあって、それで悪質だということで最後逮捕されて、拘置所というところに入って正式裁判になって、懲役9ヶ月の執行猶予4年という判決になったんです。

いつ逮捕されたの?

23歳の時なので27年前とか、社会人1年生です。
学生から何度かやったんですけど、そこまで行ったのは社会人1年目。

逮捕に至った経緯は?

北海道出身なんですけど、大学でやっぱり首都圏に出てきて、やっぱりこっちの生活がすごく気に入っていて、こっちで就職を探していたんですけど、大手に内定をもらった関係で勤務先はどこにあるかわからないみたいな感じだったんです。
北海道の帯広っていう、かなり地方のところに赴任になって知り合いが誰もいないし、何をするにも車が移動には必要みたいなところの中で、楽しみもお酒飲むぐらいしかなかったし、移動に車がいるよね、みたいな。
その当時ってまだ酒気帯び運転とかに関してはすごく緩くて、居酒屋に普通に駐車場とかがあった時代だったんです。
そういうのもあって飲みながら乗ったみたいなのは続いて、結構やってたんで、それはそのうち捕まるみたいな感じで、帯広に赴任した1年弱ぐらいの間で多分3回ぐらい検挙されてしまって、3回目で悪質だっていうことで逮捕になったっていう感じでした。

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