![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162962127/rectangle_large_type_2_fc01d2a4e0a3eacbdd2bff6b02a69713.jpeg?width=1200)
治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会長としての取り組み
2024年10月27日投票の衆議院選挙、自民党は大敗をいたしました。
それでも挫けているわけにはまいりません。
特に10月、私は全国遊説で各地を回っておりましたけれども、10月にも事件が相次ぎました。
いわゆる闇バイトによる強盗殺傷事件です。
これに関して自民党は少数与党になってしまいましたけれども、党の中でしっかりと対策を議論して改善に向けて取り組むべきだと思いましたので、衆議院選挙の直後ではありましたが、11月6日に小野寺政調会長に電話をしました。
闇バイトによる強盗殺傷事件について、政調会として緊急に議論を始めてほしいということをお伝えいたしました。
11月8日に石破総理の方から関係省庁で協力して対策を検討するようにと、政府に対しての指示があったということです。
11月12日に以前、私が自民党政調会長だったときに、自民党政調会の中に設置をした治安・テロ対策の調査会というのがあったんですが、この名前が変わりまして、「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」とするということが決定され、その調査会長として私が務めることになりました。
「言い出しっぺなんでやるように」という小野寺政調会長からのご指示です。
調査会は早速動き出したばっかりなんですけれども、私が調査会長としてやりたいこと、やるべきだと考えていることがいくつかあります。
調査会の役員を決めて、これから皆でしっかり詰めた上で議題というのは決めていかなきゃいけないんですが、やっぱり第一には喫緊の課題として、先ほど来申し上げています、この闇バイトによる強盗殺傷事件の対策、これを緊急に取りまとめて政府に提言をするということです。
私個人的には警察による迅速な捜査と検挙を妨げている、そういった法制上の課題があるんじゃないかと考えています。
具体的に考えています。
必要であれば法改正を求めていきたいと思っているのですが、この点も政府内に様々な慎重論もあると聞いていますので、かなり困難な道になると思いますが、思い切って議論を進めてまいりたいと考えています。
第二に生成AIを含む偽情報、例えば災害発生時に偽情報が流れたことによって人命が失われるリスクであったり、それから詐欺被害を減らすための対策、こういったことを検討していきたいと思っています。
これは私の後任の経済安全保障担当大臣であります城内大臣も大変興味を示してくださっていますので、党として城内大臣を応援するべく議論を進めたいと思っています。
第三に懸念国が関与しているだろうと考えられるサイバー・プロパガンダへの対策というものも日本は腰を据えて考えなきゃいけない、そういう時期になっていると思っています。
これを放置しますと、今後選挙に対する干渉など、民主主義を歪めるような影響が及ぼされる恐れが非常に強くなってきていると私は感じています。
この対策も議題にしたいと思っています。
それから第四に、何度も紹介して申し訳ないのですが、よく売れました。
産経新聞出版から出させていただいた「国力研究」の本の中にも書かせていただいたのですが、CBRNテロ対策です。
化学兵器・生物兵器・放射線兵器・核兵器・爆発物を用いたテロに対する対応です。
これは日本は十分にできているとは言えませんので、テロ対策にも取り組める調査会ですから、この新たな課題について、しっかりと命を守るための対策、これを政府に提言していきたいなと考えています。
国民の皆様の命や社会の秩序をしっかりと守るために働いてまいります。