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【名古屋市長選挙】前日の考察

2024年11月23日(土)時点

名古屋市長選挙、明日がいよいよ投票日です。
名古屋市民が最も重視する政策は減税のようです。
事実上の一騎打ちとなっているこの戦い、色々とお話していきたいと思います。

明日がいよいよ投開票日を迎える名古屋市長選挙です。
まず中日新聞の記事を紹介したいと思います。

やっぱり前市長が河村たかしさんということで、政治団体の名前も減税日本ということで活動をされてきたということで、名古屋市といえば減税と言っても過言ではないかなと思います。
それだけ減税に対する市民の思い入れというのが強いのかなという感じはします。

ブログ記事の方も私の紹介させてもらいます。

候補者は7人おられるんですけれど、事実上、広沢一郎さん、そして大塚耕平さんの一騎打ちになるのかなと思います。
形式上、皆さん無所属という形で出ています。
今の情勢なんです。

広沢一郎さんがやや優勢で、共同通信は激しく競り合うとなっています。
もう少し前だと広沢一郎さんがリードしていたんですけれど、それが途中、読売新聞横一線になって、デッドヒートという状態だと思います。
端から見ている分にはすごく面白い選挙戦になっているのかなと思います。


朝日新聞の記事を少し紹介させてもらおうと思います。

24日投開票の名古屋市長選は終盤戦に入った。朝日新聞社の情勢調査(14、15日実施)では、河村たかし前市長の後継候補が一歩リードしていたが、主要政党が推薦する候補は組織戦を展開し、巻き返しを狙う。共産党推薦の候補を交えた、事実上の三つどもえの選挙戦は、無党派層への浸透がかぎを握る。

「減税が良い方は、私に。増税でも良い方は私の対抗馬に。こういう分かりやすい選択肢です」

選挙戦最後の日曜日となった17日、広沢一郎氏(60)は名古屋駅前の演説で、「減税対増税」の構図を強調した。

河村氏の後継候補として、広沢氏は演説で、看板政策の市民税減税の「10%拡充」の説明に多くの時間を割いている。

また、対立候補が「効果を検証し、どうするか決める」と継続か見直しかを明言しないことをあげ、「検証するというのは大体やめると言っているようなもん」と批判を展開。応援する河村氏も「広沢さんに市長をやってもらわんと、僕が15年やってきたことがパーになります」と後押しする。

自転車で市内を回る河村氏のスタイルも継承。先導する街宣車からは「広沢一郎、応援してちょーよ」と河村氏の音声が繰り返し流れる。

陣営幹部は「まだまだ知名度不足。河村さんの後継だということを広く浸透させたい」と話す。

自民、立憲、国民、公明が推薦し、大村秀章愛知県知事が支援する大塚耕平氏(65)は、公約や組織の支援体制を見直し、追い上げを図る。

「給食代ゼロ、敬老パスの負担金ゼロ、がん検診代ゼロ。この『三つのゼロ』を速やかに実行する」

「三つのゼロ」は告示から6日後の16日に新たに加えた公約だ。当初は看板政策として給食の無償化やオーガニック化推進、スタートアップエコシステム創造などを掲げた。

だが、支援者から「何がしたいのかよく分からない」との声が上がったほか、報道各社の情勢調査で広沢氏との接戦が伝えられ、「もっとわかりやすい政策が必要」との意見が陣営内で高まり、見直したという。「三つのゼロ」を加えた選挙ポスターも新調。急ピッチで張り替えている。

SNS上では、大塚氏が「増税派」「移民推進派」といった情報が出ている。こうした情報について大塚氏は「デマだ」と主張し、SNSや街頭演説で「デマで選挙をゆがめることは残念。民主主義を守って」と訴えるなど、対応に追われている。

前半戦は「市民派」として幅広い支持の獲得を狙って政党色を出さずにいた大塚氏。だが、陣営幹部らによると、期日前投票などの独自調査で、各党の支持者の一部が広沢氏に流れていた。

終盤に向け、各党の幹事長クラスが街頭などで支持を呼びかける方針。20日には自民の森山裕幹事長が名古屋入りし、支援団体の幹部らを集め、引き締めを図った。陣営の一人は「組織を引き締めれば、まだ追い抜ける」と意気込む。

共産が推薦する尾形慶子氏(67)は「市民税減税反対」を訴えの中心に据える。市民税減税の減税額は、ほとんどの世帯で年間数百~数千円だと街頭で説明すると、市民に「毎月じゃなくてですか?」と驚かれるという。減税をやめたらそれを財源に「給食費の無償化」を実現できると主張。「反河村色」を鮮明にし、河村市政を評価していない層への浸透を狙う。

大塚耕平さんの移民推進派のデマはそこはよくわからないんですけれど、増税か減税かというと私は増税と判断せざるを得ないのかなと思います。

平井宏治さんのXのポストを紹介します。

論点が示されていて、それぞれ広沢一郎さんは名古屋では副市長されていたと。
大塚耕平さんは大村愛知県知事の全面支援を受けるということで、それぞれ減税日本と日本保守党、自民党・立憲民主党・国民民主党・公明党のそれぞれ推薦を受けています。
3つのところ「名古屋城木造建設」「市民税減税」「市長給与800万」の上下2つは置いておいて、市民税減税においては広沢一郎さんは継続なんですけれど、大塚耕平さんは「効果検証し判断」ということです。
この4つの党が相乗りになって推薦されているので、さすがに減税っていうのは継続されないと言われても仕方ないところで、増税派と言われても仕方ないと思います。
移民に関しては私はよくわかりません。

私もこういうポストをさせていただきました。


今回の名古屋市長選挙は非常に興味深いので色々と紹介をさせていただきます。
選挙候補なんですけれど、選挙候補というと選挙の当初から出たものだと認識をしています。

https://www.city.nagoya.jp/senkyokanri/cmsfiles/contents/0000179/179690/senkyokoho.pdf

広沢一郎さんは市民税減税というのが出ていて、河村たかしの後継ということでそこもでっかく書いてあります。
色々と羅列されている政策は字が小さくて見えないです。

大塚さんのは確かに朝日新聞のでわかりにくいという指摘あったけど、確かになんとなくそんな感じはします。
「安心安全と希望と未来のために」ということで、確かにわかりにくいと言われればそうなのかもしれません。
今回、大塚耕平候補はかなり厳しい戦いを迫られているんじゃないかなという気はします。


髙橋洋一さんもポストをされています。

渡瀬裕哉さんのポストも紹介をさせていただきます。
まず引用ポストを紹介します。

今回の選挙は渡瀬さんはかなり厳しい指摘をされていると思いますが、私はもうそれは正当な批判だと認識をしています。


玉木雄一郎さんも当然国民民主党ということで応援をされているわけです。

国民民主党が主張する103万円の壁も、これは国政なのでそれは国政の問題である。
ここは名古屋版手取りを増やす政策なので、ここは減税と言えないところが厳しいです。
国政は減税ですけれど、住民税も減税になるけど、これは国政での話です。
なかなか厳しい発信内容になるかなと。

静岡市減税会の方がツッコミを言われていました。

国政と地方で使い分けているというところで、なかなか厳しい言い訳みたいなところになっているような気はします。


さらに渡瀬のポストを紹介させてもらいます。
大村秀章知事との関係も言及されています。

渡瀬さんと大塚耕平候補陣営と色々とバチバチされていますので、立憲民主党の地方議員の方と、特に最近のタイムラインはバチバチされていたので、それは非常に興味深いところだと思います。

こちらを大塚候補が確か非表示にされたみたいなんです。
そこに憤っておられますということで、これの引用を見てみます。

減税というところに関しては私も思い入れが非常に強いし、渡瀬さん皆さんが認める減税推進派の方ですので、こういうXのポストが出るのは当然といえば当然というところです。
結局最後は名古屋市民の皆さんがどう判断されるかということです。
情勢調査だと一番最近だと接戦ということなので、あとはどうなるのかというところです。
私が予想しても特に意味はないと思いますのであえて予想はしませんが、私としてはやっぱり広沢一郎さんが勝った方がいいなと考えています。
一方で大塚耕平さんも国会・参議院の方でも私も当初、財政金融委員会の最初の3年間は一緒だったので、しょっちゅう顔を合わせる中でもありましたので、愛着というかそういうのはありますので、ということで両者のご検討を祈っています。

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