脱毛で火傷は犯罪になる!?
脱毛で火傷は犯罪にはなるの?
脱毛がどういう理屈でやられるかっていうところなんですけど、脱毛はいくつかやり方があるんですけど、今一番ポピュラーだって言われてるのが熱破壊式っていうやつです。
これはいわゆる成長期にある毛根にレーザーを照射して毛根自体を強い言葉ですけど破壊してしまう。
これによって生えないようなやり方をするっていうのが一番メジャーなやり方になっています。
その時に出力数を上げすぎてしまったりすると肌の状況にもよりますけど、日焼けとかしていたりするとやっぱり乾燥しているので、そういったものが火傷につながったりしまうっていうことが稀にあります。
犯罪になるかっていうところなんですけど、業務上過失傷害罪というのには該当します。
ただ脱毛に特有のものじゃなくて、もちろん手術なんかもそうですし、いわゆる医療とかエステ系のものにはそういった火傷なり出血なり肌トラブルっていうのはある一定のリスクではあり得るので、だからといって直ちに全件逮捕とか有罪になるかっていうとケースバイケースだし、ならないケースも沢山あるかなっていうところです。
過失の場合は慰謝料はもらえるの?
警察が仮に動かなくても慰謝料がもらえる可能性っていうのは、また別に民事の話なので十分あり得ます。
事故の原因とは?
医者や看護師じゃないと使えない機械とそうでない機械っていうのは分かれています。
ただ医療関係者じゃなくても使える機械についての、いわゆる出力数についての規制っていうのは現状ないというところがあるので、必ずしもそうとは言えないんですけど、やっぱり出力を高くすると効果がそれだけ高いんじゃないかと考えて、患者さんも高い出力で当ててほしいという方がいらっしゃって、それに応える形で上げてはいけない範囲と言われているところを知らずに上げてしまった結果っていうパターンが割と多いかもしれないです。
危険な出力まで上げてしまってるの?
そうです。
脱毛の機械っていうのは、実はものすごく種類が沢山あって、そのほとんどが海外製でもあったりするので、実際どの機械がどこまでの出力を出せるものなのか出せないものなのかっていうのは僕らも正直分かりかねるものがあるので、そうなってくると中には医療関係者じゃなくても使っていいとされているものの中で、かなり高出力が出てしまうものもあってもおかしくないと思うんです。
トラブルに巻き込まれた時の対処法は?
トラブルになった肌の状況の写真を撮っておくっていうのが一番絶対大事だし、今はスマホがあるので簡単にどなたでも昔と違ってできるようになっている。
これは一つやるべきことです。
あとは肌トラブルに関して、やはりきちんとお医者さんに見ていただいて診断書として書面化しておく。
医師の診断書っていうのは症状とか診断名、あとは全治何日みたいなところまでが専門家によってちゃんと証明されますという書類なので、診断書もとっておきます。
あとは当然、契約書とかそういうのがあればとっておくっていうのはあるんですけど、その後の相手とのやりとりです。
メールだったらそのメール、電話だったらできれば録音して撮っておくっていうあたりが大事になってきます。
やりとりも証拠になるの?
相手に承諾を得ないで撮っておくっていうやり方もありますし、「これは録音してますからね」っていうことで初動のところで「これはいい加減に対応しないほうがいいかな」みたいなふうに考えるクリニックさんとか、そういう業者さんとかっていうのもやっぱりいると思いますし、そういう効果もあるかもしれないです。
トラブルに巻き込まれないためのポイントは?
各国から輸入されてきているものが沢山あるので、機械に関して国内の厚労省の認証を受けているものを選択していただくっていうのも一つあるかな。