黒瀬信明さんと対談
浜田聡
本日は黒瀬信明さんとお話をしたいと思います。
まず最初に黒瀬さん。
2025年1月19日告示、埼玉県戸田市議会議員選挙に立候補予定ということで準備をされているということです。
公職選挙法の関係では選挙運動はできないんですけれど、投票を呼びかけるということはせずに、準備をしていると。
準備であれば法の範囲内ということです。
黒瀬さんはかなり激動の時代といいますか、まずは本当にお疲れ様でした。
黒瀬さんといえばNHKから国民を守る党に多大な貢献をしてくださった方でもあります。
先日の役員会でも立花さん曰く、「黒瀬くんは党に貢献しかしてくれていない」「お世話にしかなっていない」という、そういう言い方もされておられました。
今回は色々とお話を聞いていきたいと思います。
黒瀬さんはこれまでの各種選挙について、NHKから国民を守る党の候補者として出ていただいているということです。
これまでの選挙の歴なんですけれど、まず最初は2019年の参議院選挙。
こちら鳥取です。
この時は合区はまだでしたっけ?
黒瀬信明
合区でした。
浜田聡
まずそちらに挑戦をされたということです。
これは基本的には当選は望み薄ですけれど、ただ出ることで、比例代表の票の上乗せプラス、政党になった時には政党助成金の上乗せにもなるということす。
次が2021年1月の戸田市議会議員選挙、こちらは残念で涙を飲んだという結果でした。
同じ年の7月、東京都議会議員選挙でした。
葛飾区の方だったかなと思います。
こちらも党の事情もあって「議席を減らします党」という政党で出たということでした。
なので「当選してもすぐに辞めます」という公約だったので、有権者の方も色々と戸惑ったとは思います。
立花さんの方もやっぱり色々と試して選挙の有権者の動向を探るという意味では、非常に有意義ではあったんですけど、非常に辛い選挙戦であったんじゃないかなとは思います。
東京都議会議員選挙とか葛飾区議会議員選挙「議席を減らします党」は東京都議会議員選挙でした。
葛飾の時は普通にっていうか、後ほど聞きます。
根本さんとも色々ありましたね。
あと参議院選挙。
こちらも選挙区はその前と同じでした。
やっぱり忘れてはいけないのは2023年です。
統一地方選挙で足立区での準備をしていたところではあったんですけれど、それを政治家女子のゴタゴタもあって、かなり当選が厳しいだろうと。
やってみなきゃ分からなかったっていうところもあったんですけど、ただ候補者の方、当時2人両立を考えてたんですけど、女性の方に絞ってということで、それで涙を飲むということです。
ということで、党の方には多大なるご尽力をいただいています。
黒瀬信明
最後の最後まで立花さんについていけず本当に申し訳ございません。
そういった私なのに、こういった形でまた浜田先生の方にYouTubeライブなどしていただいて感謝感激です。
ありがとうございます。
浜田聡
黒瀬さんはYouTubeチャンネルもありましたかね。
あとはXの方はアカウントも当然あるということで。
ひらがなで「くろせ」でしたっけ。
こちらも検索いただいてフォローいただけたらと思います。
沢田先生のところにいたっていうのは別に公表してもいいですよね。
維新の会の沢田良先生のところでお世話になっていて、維新の会の公認にも内定はしていたんですけれど、ただ色々と考えるところがあって、今回の戸田市の選挙については無所属でということです。
無所属といっても最近の我々のNHK党、そして政治家女子の関係者の方々は何らかの政治団体を地域の名前、例えば座間だと「座間未来の党」とか「上尾みらいの党」とか、そういう形で政治団体を作って出られるという方も多いです。
それはそれで無所属みたいな扱いになるかなと思います。
個人的には私もその方がいいと思います。
その人自身がクローズアップされて、党の力でとか、そういうのでもないとは思いますので。
地方の選挙は特にそうだと思います。
沢田先生、私も先日の衆院選で、河合悠祐さんの応援に行った時には、この件については沢田先生には感謝の言葉を述べさせていただきました。
ここでも、この場を借りて沢田先生には感謝申し上げます。
ありがとうございます。
沢田先生はいい人ですよね。
沢田先生自身も心の病のご経験もあるということで、すごく黒瀬さんのことも可愛がっておられたのだと思っています。
沢田先生も立花さんとも良好にされていて、同じ心の病経験者ということで、今回の衆議院選挙で残念な結果となったわけではありますけれど。
今どうされているんですか?
黒瀬信明
今は戸田市に住んでますので、活動の準備を進めているような状態です。
チラシの作成ですとか、そういったものの準備段階に入っています。
浜田聡
あとは幼少期からの自己紹介的なものも、今更ですけどいただければと思います。
黒瀬信明
生まれは大阪区の茨木市というところにありまして、小さい時から体を動かすことが大好きだったので、兄の勧めで小学校4年生からラグビーを始めました。
そのラグビーにすごくハマりまして、そこからずっと大学までラグビーを続けることになるんですけども、その中学校の時に全国大会にも出場して全国優勝させていただきました。
浜田聡
中高一貫でした?
黒瀬信明
別々でした。
浜田聡
確か中学か高校の方で毎年模擬選挙というのがあって、私たちが集まって中学生に投票していただくっていうのがあって、その会場が確か黒瀬さんの出身と。
黒瀬信明
確か沢田さんも一緒に行ってたところですよね。
現在は常翔学園という名前になってまして、当時は大阪工業大学高等学校で全国大会3位と優勝になります。
そこから大学を卒業して、大学時代に怪我をしたことなどもあったんですけども、そこから大学を卒業してお寿司の世界に行きます。
海外に興味がありまして、何もないのに行くのもどうかなということで、日本の技術を身につけていきたいということでお寿司の世界に入りました。
お寿司の世界はなかなか古い世界で厳しい世界です。
暴力などそういったことも色々経験しながら、そういった中で立花さんの動画を拝見しまして、NHKという巨大な日本を代表する既得権益とひたすら戦い続けていくという姿を見て、非常に感銘を受けました。
2019年の参議院選挙に立花さんのお声掛けもいただきまして立候補させていただいたという形になります。
浜田聡
黒瀬さんと会ったのが2019年のゴールデンウィーク近くだったかな。
その時の統一地方選挙で躍進して、立花さんが倉敷に来られたのかな。
その時にサイゼリアでお話をすることになって、その時に初めて会ったかなと思います。
言いにくいかもしれないですけど、ヤンチャもされてたみたいな。
大橋昌信さんがそういうことを言われてて。
黒瀬信明
ラグビーを始めたきっかけも、同級生とかの喧嘩も多くて手をつけれないみたいなところがあったので、そういう格闘技に近いようなスポーツがあるというのを教えていただいてラグビーを始めたっていう。
浜田聡
お兄さんは話の中でよく出てきますよね。
アメリカですよね?
黒瀬信明
アメリカに現在も住んでいまして、バークリーです。
浜田聡
今は研究されてる感じですか?
黒瀬信明
そうです。
今もアメリカで頑張っています。
浜田聡
NHK党の関係者には非常になじみのある顔ということで、黒瀬さんということです。
とにかく選挙に向けて準備をしていくということです。
最近だと我々の党関係者の選挙対策、特にインターネットで力を入れているということです。
もちろんYouTubeもそうですし、先ほど少し出ましたけど、選挙ドットコムも、多分Vonnectorも再開の方向で進めたほうが、ということです。
あとはそうなった時にチーム作りがやっぱり大事になってくるので、今後進めていきたいなと考えています。
特に選挙対策の選対本部長かな、どなたか手を挙げていただくことを期待をしています。
あと各種ボランティアの皆様も、もちろん現場でのボランティアいただく方もそうですし、あと我々の最近のネット選挙においてはショート動画です。
ショート動画を中心にインターネットの方でのネット選対というのもそういう方針で、そういう人も何人か協力していただいて選挙をやっていくという形にしています。
こんな感じで、公選法の範囲内で準備は進めています。
政治活動は追々って感じですか?
黒瀬信明
そうですね。
準備が整い次第です。
浜田聡
健康の方はどうですか?
黒瀬信明
おかげさまですっかり元気でやらせていただいています。
浜田聡
やっぱりトラウマ的なところもあると思うので、思い出すと辛いようなこともあると思いますけど。
そこは立花さんも沢田先生もよくご存知だと思いますので、無理しないっていうのが一番重要かなとは思います。
黒瀬信明
ドクターから言われるとやっぱりすごい響きます。
説得力高いです。
浜田聡
黒瀬さんの方から何かあります?
黒瀬信明
ちょいちょいご質問で「何がしたいですか」みたいなことも聞いていただくこともありますので、このライブを通して皆様にお伝えだけさせていただきたいなと思っています。
まず自分が今回、戸田市でメインとなるものっていうのは様々なものあるんですけども、特にやりたいのは、ふるさと納税で動物愛護基金を設立したいと思っています。
自分の兄もアメリカに住んでるんですけども、子犬っていうのを引き取っておりまして、最初はすごく噛みついたりとか家でも暴れ回ってとか、ものすごい虐待を過去に受けていたみたいで、その犬を引き取って最終的にはドンドン少しずつ心を開いてきて、今では毎日兄のベッドで寝ているということがありました。
本当に犬の運命も本当に大きく引き取られる方で変わるんだなっていうようなこととかも知りました。
その中で戸田市で地域で、動物愛護の活動をされている方とかにも色々お話を聞かせていただいたんですけども、本当に一生懸命頑張っている人であればあるほど、自己負担とかっていうところに結局行き着いて、本当に一生懸命頑張る方が報われるような戸田市であってほしいなと思っています。
それが動物の愛護団体でご活躍されている方々の金銭的な援助になれば、もっともっと優しい戸田市になれるんじゃないのかなというふうに思っています。
浜田聡
とにかく動物愛護に関しては、地方議会の選挙において非常に重要といいますか、その議員さんを求めている声っていうのは、やっぱり地方選挙の結果を見ているとやっぱりすごいあるなというところです。
やっぱり政治の関与ってすごい重要な問題だと思いますので、そこは有権者の負託に応えられるようなことができたらと思います。
有権者の皆様にうまくアピールできるといいかなと思います。
本当にいろんな方が動物愛護の活動をされておられます。
犬も猫も動物愛護で一般的にっていうことでもいいですか。
黒瀬信明
ドッグラン施設も戸田市にはあるんですけども、もう少し開かれた形で。
浜田聡
国会の方でも動物愛護の議員連盟がありますので、国会でも適宜扱えたらとは思います。
国会の方でも、数年前私も藤末健三さんという方にお誘いいただいて、首相官邸に当時の加藤勝信官房長官にお願いに行ったことがありました。
その時話題になったのが、新大久保で、これあまり耳にしたくない人もいるのはあらかじめ承知の上でお話しますと、新大久保で韓国の料理で犬料理を出しているところもあるということで。
浜田聡
オーストラリアご在住でしたっけ?
リスナー
そうです、ダーリングという北部の方です。
浜田聡
いつもオーストラリアの観点からのポストを興味深く拝見しています。
リスナー
ありがとうございます。
なかなか小さい国なので注目されないですけれども、非常に日本と相性がいい国なので、アメリカとか中国とかは気難しい国でもあるので、オーストラリアみたいな大らかな国と組むことが日本にとってもいいし、歴史性とか国際性にもいいんじゃないかなと思っていつも発信しています。
私たちみたいな海外の人間が色々発信をしていると、やっぱり思いもかけずに妨害があるんです。
それが日本の公務員の人達とかも巻き込まれたりするので、そういう組織的な妨害に立ち向かえるようにネットワークみたいなのを作れたらいいなと、いつも常々自分の経験から思っています。
浜田聡
特に海外在住の方からも時々意見いただいて、外務省にこういう働きかけをしてほしいというご意見をいただくことは結構あります。
事務所を通じての霞ヶ関外務省への意見は、最近だと私が全て目を通していられないので、LINEのオープンチャットを作っているんですけれど、もしLINEを使うことに抵抗がなければ、LINEを使われているのであれば。
リスナー
使っていないんですけど試してみようと。
浜田聡
それだけのために使わなくてもいいので、適宜こういうご要望があったら、外務省にポストしていただくのが一番いいかな。
外務省に「こういう働きかけいかがですか」みたいな形で。
いろんなやり方があると思いますけど。
リスナー
来年が戦後80周年ですし、ここでは空爆が沢山起こったところなので、割と前向きに歴史を語れるところってすごく少ないので、それをアピールしてオーストラリアにとってもいいし、日本にとっても仲間が増えるし、みたいなのを頑張ってやってみようと思います。
浜田聡
Xで黒瀬さんの名前で調べると、いくつも黒瀬さんの顔写真を使った別のアカウントがあるんですよね。
しかも名前も同じで。
「くろせ信明」で出てくるアカウントが本当の黒瀬さんのアカウントだと思います。
黒瀬信明
浜田さんもありますか?
浜田さんの名前の偽アカウントみたいな。
浜田聡
私の場合は、いろんな方があると思います。
私の場合は公式アカウントというか青印は付けているので。
有料ではあるんですけど。
浜田聡
最近の黒瀬さんのXのポストだと、兵庫県知事選挙のポストがあって高い関心を持っていただいているということです。
YouTubeを再開したのがつい最近でしたっけ。
こちらも積極的に発信していければと思います。
黒瀬信明
今回の兵庫県知事選挙、気になるのは投票率だと思うんですけど、オーストラリアは強制投票というか義務化されていますよね。
兵庫県知事選挙、投票率が上がるように本当に願っているんですけど。
浜田聡
私も以前は強制投票、投票しなければ罰金制度もいかがなものかと思ってたけど、あれはあれで、もしかしたらやってみる意義はあるのかなと思ってて。
世間に対して不満度って色々とあると思うんですけど、世間に不満持ってない人があまり選挙行かないと、それが反映されないみたいなところがあったりするので。
色々と考え方がありますけど、投票を多少強制、安い罰金でそういう制度を作るのも無きにしも非ずかなと思います。
個人的にはなくていいと思いますけど。
罰金制度を使っちゃうと、それでコストがかかりますので。
結構なコストだと思いますので。
でもあって然るべきみたいな、そういう意見は必ずしも否定はしないです。
リスナー
オーストラリア人は政治に関して、やっぱりすごい興味を皆持ってるんです。
だから20ドル30ドルの罰金ですけれども、強制っていうよりは、実際に皆本当に興味があるので、行くって感じになってます。
嫌々行ってるって感じの人はあまりいない感じになっていると思います。
バーベキューとかあるので、割とお祭りっぽい感じでやってます。
浜田聡
なるほど、選挙フェスみたいな感じですか。
リスナー
そうですね。
政治家と地元の人達が身近だし、あとホットドッグを食べるのが習慣みたいな感じになってます。
こっちの人にとっては選挙は身近です。
浜田聡
地方議会の議員さんは、私のイメージだと欧米だと歳費がとにかく安くてボランティアみたいな名誉職みたいな、やりたい人が無償でやるみたいな印象を持ってるんですけど、オーストラリアは?
リスナー
州はほとんどの人が本職です。
市議会議員はパートタイムというか普通に仕事があって、それだけで食べていけるような金額はもらっていない感じです。
二足の草鞋を履いてっていう感じですけれども、それだけに地元のことがよくわかっているって感じです。
浜田聡
なるほど。
日本の町議会議員とか村議会議員さんになると、給料10万円いくかいかないかぐらいのところもあって、イメージとしてはそこに近いかもしれないです。
リスナー
あと一つだけ提案したいことがあって、こちらの選挙制度っていうのが、投票用紙が名前にチェックを入れる・順番を入れる感じなんです。
私が住んでいる州は特に顔写真が付いているので、名前を書けない人でもちゃんと投票ができると。
あと番号を付けるので死票がないと。
Preferenceって言って、この人が通らなかったら自分の票は何割方誰々さんに行くみたいなのを決めることができるので、死票がないっていうのがあって、それは是非日本に取り入れてもらいたいなといつも思っているんです。
浜田聡
なるほど、選挙の制度ですよね。
過去にXでポストして、単記移譲式だったかな。
自分の投票した票なんだけど、既にすごく沢山の得票を得て、その人が当選が決まっちゃっているときに、第二希望みたいな形で次の方の票に入っていくっていう、そういうシステムだったと思います。
世界各国でやられているところがあって非常に興味深いなと思っていて。
オーストラリアは導入されているということですね。
選挙制度って変えにくくて。
なぜかというと現状の制度で議員になっている人なので、変えるモチベーションが湧かないというのは自然なことなんです。
それは有権者が選挙制度改正が必要であれば、ということで、いかに有権者の方々が後押しするかというところが重要なんだと思います。
最後に何かお話いただけたらと思います。
黒瀬信明
本当に政党からの支援ということは一切ない選挙になりますので、皆様だけの支援だけが頼りになりますので、是非お力を貸してください。
よろしくお願いいたします。