石丸先生の過去の話
石丸先生は学生時代から優秀だったの?
全然違います。
普通ぐらいです。
どんな感じの生徒だったの?
勉強はほとんどしてなくて、毎日ゲームばっかりやってるみたいな感じでした。
今持っている資格は?
医者と弁護士なんですけど、他は税理士、社会保険労務士、宅地建物取引士、保育士、防火管理者、あと忘れちゃいましたけど、まだ結構あります。
資格マニアなんです。
資格は別々に取るの?
税理士だけは一緒についてきます。
あとは登録するかどうかの違いはあるんですけど。
宅勤とは別に取ったの?
そうです。
宅勤は教育事業やろうかみたいな時期があって、じゃあ手始めに自分も勉強をして取っちゃおうみたいな感じでした。
保育士の資格とかも?
保育士も保育事業参入とちょうど出産育児のタイミングが重なったので、じゃあ趣味と実益を兼ねて勉強しちゃおうみたいな感じで取りました。
学校でのキャラはどんな感じだったの?
キャラはいわゆるオタク階層だったんで、ヒエラルキーで言うと本当に人権がないレベルのところで大体いました。
運動苦手でしたんで。
高校時代もオタク階層だったの?
そうです。
部活がほぼ強制みたいな学校だったので、剣道部には入ってたんですけど基本的には変わってないです。
高校時代は北海道?
そうです。
高校から大学に行くまでを教えてください。
高校は公立の普通くらい。
大学に進学する人が上位4分の1ぐらいの普通の高校に入って、首都圏の大学に行きたかったんですけど、色々受けたんですけど、受かったのは横浜国大の2部。
2部だったんで横浜国大って言うと凄そうなんですけど、偏差的には当時53~4とか。
それくらいしか受かんなかったです。
勉強は得意だったんですか?
記憶力は割とあるとは言われてましたけど、勉強自体をほとんどしていないので、得意だという意識は基本的にはあんまりなかったです。
記憶することは得意だったんですか?
そうです。
よく行く居酒屋のメニューと値段がなんとなく頭に入ってた時期とかもありました。
1回見たら覚える?それとも何回も見たら覚えられる?
両方ありますけど、1回でってことは人の記憶の構造上、さすがにあんまりないんじゃないですか。
やっぱり覚えようと思って、ある程度繰り返し見たり聞いたり喋ったりしていくっていう覚え方じゃないですか。
大学では何を学んだんですか?
経営学部なんですけど、大学の経営学部って社会に出てから役立つ経営の勉強じゃないんで、あんまり面白くないなみたいな感じでした。
経営学の勉強は今に活きていますか?
全く活きてないんじゃないですか。
内容はやっぱり違います。
あとは時代的なものもあるんです。
僕は1991年入学なので、バブル崩壊って言ってもまだ日本経営最高みたいな授業もありましたし、普通の人が考えてるすごく抽象的な授業が多いんです。
だから全然、企業経営に役立つのかって言われると、そもそも企業経営なんかやったことない人しか先生にいないので、推しで知るべしです。
大学に行かず何をしていた?
バイトと稼いだ金で遊んでるって感じです。
横浜に来て初めて彼女もできたので、遊んでて楽しいなって感じです。
大学時代のエピソードは他にありますか?
お酒に関しては当時はそんなに大学生は飲酒がうるさくなかったので、コンパとか飲み会とかあるじゃないですか。
結構行ってて、酒もいけるな俺みたいな感じでした。
割とそれで飲み出したみたいなのがあって、女の子に関しては高校までは体重が104キロとかあったんで、基本モテませんと。
大学に来ちゃうとそういう黒歴史とか誰も知らないので、最初のバイト先で高校生とかの彼女ができて、バイト代もあるんで「じゃあ遊ぼう」みたいな感じでした。
あとはあまり付き合いしたことがなかったので、イケメンの遊び方みたいなのを主に漫画で学習するじゃないですか。
そうすると「二股がかっこいいぜ」みたいな誤った情報をインプットしてしまって、じゃあそれを実践しようみたいな感じの時期でした。
無茶な遊びもしていたんですか?
そうですね。
酒飲んで無免許でバイクを運転したりとか、そういうのもやっちゃってたりしてましたんで、警察に呼ばれたりとか、それで大学の同期からは「石丸という酒と女と警察」みたいなのは今でも会った時に言われたりします。
資格を取るための最強の勉強法はありますか?
よく聞かれますけど、崖っぷち戦略じゃないですか。
弁護士の時はお金もなかったですし、前科と借金だけがあって「何かここで逆転裁判をやらないとまずいよね」っていうところがやっぱり最大のモチベーションになってました。
次に難しいのがやっぱり医学部入試なんですけど、その時も2回落ちて、3回目で受かりました。
普段自分が人に結果を求めるポジションにいたので、自分が結果を出さなきゃいけないなっていう意味でプレッシャーをかけるために、いろんな人に「今医学部を受けてる」っていうのを言って、自分にプレッシャーをかけてっていうのをやってて、それが効いたのかな。
特に医学部に関しては「目指せない、辞めた」っていったところで、誰にも迷惑かからないし誰も怒る人もいないわけです。
そんな中で医師免許あった方がいいよねっていう程度のモチベーションではやっぱり続かない。
別にお金に困ってるわけでもなかったので、そういうのはあると思います。
弁護士をやりながら入試を受けて医学部に合格したの?
そうです。
ただ弁護士実務を朝から晩までやってたかっていうとそんなことはないので、普通の弁護士さんよりはある程度時間に余裕はあったっていうのがあると思います。
時間がないっていう意味では司法試験のほうがなかったです。
下っ端サラリーマンの割と忙しめの仕事を普通にやりながらだったので。