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弁護士と医師が副業してもいいの?

弁護士は副業をしていいんですか?

OKなんですけど、大きく分けて2つあって、弁護士もしくは弁護士に付随する業務と、それに全く別の営利事業っていうのがそれぞれあるっていう感じです。

具体的にどんな副業ですか?

例えば事務所じゃなくて個人の事件を自分で受けてやるとか。
あとはテレビで弁護士として出て法的見解を述べるとか、本書くとか、予備校で教えるとか、そんな諸々のものはそもそも届出もいらないです。

それ以外の副業は届出が必要ですか?

営利企業の役員とか従業員になる場合は、弁護士は営利業務をやっちゃダメってことになってるので届出がいるっていう風に決まってます。

それは審査があるのですか?

今は届出でOKです。
昔は許可制だったので、なかなか認められないみたいなケースが多かったみたいですけど。
届出さえすれば、基本的には弁護士会が良いとか悪いとかっていうのはあんまり関係なくて「やっていいですよ」っていう制度です。

医者は副業していいんですか?

医者はもともとダメっていう規定がないので基本はできるってことになります。
勤務先の方がそれを禁止してる場合とか、あらかじめやる時には言ってくださいっていう風な取り決めがあったりする所もあります。
あとは国公立の場合は兼用禁止の規定に引っかかる可能性は出てきます。

医者はどういう副業しているんですか?

一番多いのは実質医者は何もやることがないんだけど、いなきゃダメみたいになっているところに行くっていうパターンが多いです。
多いのだと病院の夜の当直とか、リハビリの監督とか、人工透析器の管理とかが比較的多いです。

弁護士や医者が副業をすることをどう思う?

実は医者と弁護士では位置づけが違うかなと思ってます。
弁護士の場合は人数も増えて弁護士業界の事件を頼む人がそんなに増えなかったっていうのがだんだんわかってきたので、弁護士資格を取ったからといって弁護士業務だけをやるっていうのは結構リスクだなと思っているので、積極的に他の業務もやっていった方がいいかなと思ってます。
医者の場合はアルバイトをすること自体は特に問題ないんですけど、なぜかバイトの方が稼げるみたいな謎の現象が起きていて、長年是正されないっていうところがあって、バイトだけで稼いでる医者の方が報酬が高いみたいな逆転現象が起きてるんで、そこはどうなのかなと思うところはあります。

掛け持ちされている方が稼げるということですか?

はっきり言ってしまうとフリーランスみたいに、その日その日に請け負ってそれぞれの場所に行くみたいな働き方の方が、実は全然稼げちゃう。

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