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東京大学の岡美穂子准教授のご意見を紹介します

ゲーム「アサシンクリードシャドウズ」そして信長に気に入られた黒人男性・弥助について今回もお話をします。
東京大学准教授の岡美穂子さんのご意見を紹介したいと思います。

連日このお話をさせていただいていますが、まず何のことかよくわからないという方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明しますと「アサシンクリードシャドウズ」というゲームが11月に出るということです。
そのゲームの主人公2人のうち1人が弥助という人物です。
こちらは織田信長に気に入られた黒人男性ということで、当時とすれば日本においては珍しかったんだと思います。
ゲームがフィクションなのはいいんですけれど、ゲーム会社が正式な歴史・史実として公表している内容に問題があるんじゃないかということで炎上しているところです。
黒人男性・弥助が中には英雄とされていたり、弥助に関する記述が拡大解釈されているという、そこに多くの国民が疑問を持っているのではないかと。
それをUBI社という今回のゲームを作っている製作会社が、正式な歴史・史実として公表している、そこに多くの方が疑問を持っているのではないかということです。

事の発端はトーマス・ロックリーさんという日本大学の法学部の准教授の方が外国語を教えておられるということで、歴史学などとは少し専門は離れるのかなと思います。
今回紹介したいのは岡美穂子さんのご意見なんです。
この方に関しては、何度か私がこの問題を扱う中で、「この方のご意見を尊重しろよ」という意見もいただいておりましたので、その中でTwitterの方で発信をされておられましたので、ちょうどよかったなということで今回紹介させていただきたいと思います。

岡美穂子さんの紹介です。

東京大学の准教授で経歴の方では、学位が博士で人間環境学、京都大学修士です。
職名に准教授とありまして、所属が史料編纂所/特殊史料部門ということで、研究歴などは京都大学である、今は東京大学の准教授という認識です。

この後で出てくるんですけど、昨日もお話ししました清水書院の「つなぐ世界史」という、この本にロックリー氏が書いたとされている部分があります。
そこが問題視されているわけなんですが、まず左上見てください、一般書籍と書いてあります。

私もこの点は昨日の動画で強調したつもりです。
教科書とは断定していない。
というのも清水書院の他のウェブサイトには教科書のページがあるんです。
ここで出てるのはあくまで一般書籍ということで、まずそこはお伝えをさせていただきたいと思います。

岡美穂子さんがTwitterを最近使われたのかなと思います。
岡美穂子さん自身が書いておられるのかわかりませんが、ただ書いてる内容についてはかなり信憑性は高いのかなと私は判断しました。

Assasin's Creed Shadowsに関するムーブメントが鎮静化するまでだけ呟く。
 
『つなぐ世界史』(教科書ではない!)2巻の当該箇所は、私が改稿・編集したので、問題はない。中身を読まずに「掲載した」という事実で批判するのなら、それを「誹謗中傷」と呼ぶ。

https://x.com/mei_gang30266

もう一度「つなぐ世界史」のページ行きたいと思います。
弥助の話なんですけれど、一次資料等によると信長に使えたわけではありますが、そこまで高い位は与えられていないんじゃないかということです。
本能寺の変の時には弥助自身は武士ではないということで、逃がしていただいたんではないかと。
そこに関しては、まだ私の方も一次資料で確認はしたいと思います。
その中には今の弥助に関しては英雄になったとまで書いているところもあるんです。
例えば駐日ブラジル大使館のTwitter内容でそういうことが書かれてたりするんです。
「弥助は英雄になった」とか、そこまでいくと言い過ぎなのかなと思います。

問題なのは「信長の黒人「サムライ」弥助(ロックリー・トーマス)」というこの記述、これを問題視されている方が多いと。
私もご意見いただいたところです。
確かに弥助を侍ということに関しては問題なのかもしれませんが、私も中身を読んでおりませんし、先ほど岡美穂子さんが「中身を読め」「中身を読まずに掲載したという事実で批判する、それを誹謗中傷と呼ぶ」とこの指摘は重く受け止めるべきなのかなとは思います。

最近始められたということで、書き込みとしてはまだ少ない状態です。

アサシン・クリード・シャドウズの問題、いつか鎮静化すれば良いと思っていたが、民が暴徒化しており、お気楽なパブリックヒストリアンたちは口を噤んでいるようなので、Xなるものを稼働させることにした。時々呟く。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813072869787631644

私の方も、いくつかこちらで読み上げさせていただきたいと思います。
皆さんも岡美穂子先生とされるツイートは目を通されてはいかがかなと思います。
時々つぶやくということを教えられました。

とはいえ、ゲーム会社が無反応だからと言って、怒りを個人に向けるのは、間違っている。UBI社は、ロックリー氏が歴史考証したとは、ひとことも言っていない。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813073971589619850

岡美穂子さんによると、ロックリー氏へ誹謗中傷というのは控えた方がいいんじゃないか、そしてゲーム会社の方がもう少し責任を持って対応を取るべきなのではないか、というご意見を出されています。
そういういろんな意見あると思いますが、岡美穂子さんはそのような意見を出されています。

本で発売されて、諸マスメディアが取り上げ、アニメになり、ハリウッド映画にもなるという話が出て数年過ぎたが。今更騒ぐのは何ゆえか?そのゲームにいくら国際的な影響力があろうとも、海外のゲームプレイヤーが「史実だ」と思ってプレイする人がいたとして「それってあなたの問題ですよね」で済む。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813075100411044093

私も繰り返し言っていますけど、それはもうフィクションで全然いいと思っています。

私が興味深いと思うのは、ゲームによって、はじめて「歴史」に目覚める若者が多いということだが。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813075583313801608

「ゲームの設定」と「史実」が混同されるかもしれないと今回騒いでいる人々が、正気なのかどうかは興味ある。歴史が「自分事」として共有されるために、フィクションの力が必要だとしたら、歴史学者は前に出ないで、フィクションの歴史考証だけやってればいいよね。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813077203284074758

私の方でも追加すると、ゲーム設定が史実というわけではそこを問題視されているというよりは、UBI社というゲーム会社が、史実として公表している部分に問題があるんじゃないかということだと思います。
弥助が侍としてそれなりに高い位を与えられていた英雄であったなどの、そういうことをゲーム会社が正式な歴史として公表しているところが問題なんだと思います。
ゲーム設定に関しては、そこはそういう方はおそらくいないとは言えないですけど、少ないとは思います。

これだけ「歴史修正主義」って叫ぶ人が出てきてるのに(笑)、右系論壇が沈黙しているのは、さすがにこの問題に関わったら、常識を疑われると認識できているのだろう。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813082277452390650

私はこの問題はかませていただいていますが、他の右系論壇の方が出てきていないのは確かです。
私も不思議なところでありますので、そこは慎重に判断したいと思います。

Xに自分で書き込んだのは今日初めてだが。本件に関するTwitter分析は1か月以上ずっとしていた。今日出てきたのは、私の編著を誹謗中傷する人が出てきたため。教科書と一般書の区別もつかないらしい。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813111529140855267

『つなぐ世界史』第2巻に、なぜ私がロックリー氏の小論を収めたかの疑問について。ロックリー氏の「本能寺の変」後の「弥助」に関する推論に同意していないのは、すでに出回っているとおり。編集者として、本人に確認しながら作業し、双方譲歩して出来上がったのが、この章。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813130354854928663

岡美穂子さんとロックリーさんは、確認しながら、ただ譲歩して出来上がったということも書かれています。

アカデミアの流儀では、「説」に同意しないからと言って、研究努力の価値を否定したり無視したりするのは、「下品」とされている(する人もいるけど)。全然同意しなくても、学術論文では、そういう説が存在すること、その説にどういう意義があるかORないかは、言及するのがマナー。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813132392900731072

付け加えておくと、私が編集委員として招かれた時点で、ロックリーさんが寄稿することは決まっていた。これは出版社が選定したのではなく、この本に関わっていた複数の委員のうちの一人による推薦。私自身は言うべきことはブログで書き、本人にも伝わっていたから、もう済んだ案件であった。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813134117393023214

言いたいことはもうだいたい言い尽くした気がするが。ロックリーさんはYouTubeの中の人ではなく、実在する人で、今回の炎上の件では、とても心を痛めています。彼があたかも人種差別主義者であるかのような虚言が出回っていますが、それは絶対にありません。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813147328276230329

岡美穂子さんが先ほどブログっていうお話が出てきました。
私もブログらしきものを探してみたわけです。

https://mdesousa.exblog.jp/

これが当該ブログなのかなと思うんですけれど、かなりの分量があることは伺えるんですが、そこで最新の記事というのがありクリックすると「このブログは管理者のみ閲覧可能です」ということでブログ記事が見れないんです。
ブログはあるんですけど見れないようになっています。
ブログについてはチェックをしたつもりですが、見れないということですが岡美穂子さんがTwitterで言われていることについてはなかなか重要なところかなと思います。

引き続き大事なことを言われているので、そこも紹介したいと思います。

学術的な見解の相違があるからといって、人格否定は許されないことです。今、批判の運動をされている方々、もしあなた自身や自分の親や子ども、兄弟姉妹が同じ立場に置かれたら、どのような毎日を送ることになるか、考えてみませんか?この問題はあなたにとって、本当にそれほど大事なことでしょうか?

https://x.com/mei_gang30266/status/1813148124606787667

様々なコメントいただきましたが、今週はもうこの件に割く時間がないので、返信できません。たぶん、ロックリーさんの「弥助」研究の各パーツの正誤判断をできるのは、地球上に私くらいしかおりませんが、皆さんが求めているのは、そういうことではないようですね。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813351339264733371

私自身はそういうことだと思います。
岡美穂子さんが正誤判断をしていただけるとすごく助かるんじゃないかなと思います。

ロックリーさん本人の談に拠れば、UBI社からは、製作段階でも、炎上後も、まったく連絡はないそうです。不誠実極まれるのはUBI社ですが、彼らが参考に使ったかもしれない程度の著作者をここまで陥れるのは、私の理解を超えています。

https://x.com/mei_gang30266/status/1813353100188754031

UBI社を批判されてロックリーさんは擁護されているということです。

いろんな意見あるとは思います。
私自身もやはりこの件に関しては色々と動き進めてるんですけど、昨日の動画でお話ししたように、弥助については一次資料を改めて調べてみたいということで国会図書館に調査を依頼しました。
昨日の動画見てるとコメント欄に色々書かれてて勘違いされている方がおられたので紹介しておくと、私が国会図書館に直接行って調べ物をするわけではなくて、国会図書館というところは国会議員の依頼に応じて各種調査してくれるところなんです。
なのでこの件、弥助に関する一次資料での記述を国会図書館の調査員の方にお願いするということです。
調査結果等きたら、また公表したいと思います。
できれば私の秘書さんがいただいた資料などは適宜Twitterの方で公表して最近はしてもらっているようになっているので、私も忙しいということもあって、是非秘書さんの方をフォローいただけたらと思います。

重黒木優平秘書です。
皆さんも是非この機会に重黒木優平秘書のフォローの方お願いします。
確かYouTubeもしてるのでチャンネル登録もしてもらったらと思います。

https://x.com/jyuukuroki0309

今回ご紹介した岡美穂子さんの論調の方で、そのUBI社を批判するような声もありましたが、私もゲーム内容に関してはフィクションで全然いいと思っていますし、そこに変に表現の自由の圧力になってはいけないと思います。
ただUBI社が正式な歴史として公表していることに関しては、そこは問題があると指摘されているので、そこは少し受け止めるべきかなと思います。

今出ているのが「アサシンクリードシャドウズ」です。

私もこのゲームはやったことはありませんし今回初めて知りました。
ハードを見てみるとPCのダウンロード版とプレイステーション5、XBOXなどがあるみたいです。
MacとあとはLuna(Cloud)というのがあります。
私もせっかくの機会なので、このアサシンクリードシリーズをプレイしてみてもいいのかなと思います。
最近のゲームはやっぱりPCでダウンロードできるんですね。
プレイステーションみたいにハードがなくても、XBOXのハードがなくてもできるということです。
アサシンクリードシリーズを知るためにもプレイしてもいいかもしれませんので、時間を見つけて検討してみたいと思います。
私自身もドラゴンクエストウォークというスマートフォンのゲームをしていますので、そこそこ楽しめるんじゃないかなと思います。
アクションゲームといいますか、アサシンクリードシリーズは隠れながらアサシンってあるぐらいなので暗殺するということで、隠れながらミッションを達成していくのかなというモードもあるみたいですし、色々と勉強できるようなモードもあるみたいですので、時間を見つけて検討してみたいとは思っています。

今回は岡美穂子さんのTwitterでの投稿意見を紹介させていただきました。
本当にご本人が書いたのかというのはそこは確信は持てませんが、内容からするとご本人だろうと思っています。
色々とご意見いただいていますし、多くの方のご意見いただいていることに関しては非常にありがたいと思います。
是非この機会に皆さんも一次資料を見るということもそうですし、今回最後に付け加えたいのが、やっぱり教科書と一般書籍はやっぱり区別付けなきゃいけないんだなというのがわかりました。
あと中身を読んでないっていうのは確かです。
中身読んでない方が批判されているのも確かにその通りだなと思いますし、今回の岡美穂子さんのTwitter内容で、ロックリーさんと譲歩するところもあったということで、それを考えると岡美穂子さんも内容に関して言いたいことはあったのかなと思いつつ、ただ最終的には承認したということです。
教科書ではないということは改めて強調してもいいのかなとは思いました。

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