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高市早苗経済安全保障担当大臣(2024年9月27日)

昨日H-ⅡAロケット49号機が打ち上げに成功しまして、情報収集衛星レーダー8号機が所定の軌道に投入されました。
この打ち上げの成功によりまして、H-ⅡAロケットの打ち上げ実績がまた一つ蓄積されたということは大変喜ばしいと考えています。
なんと49回中48回、成功を重ねています。
また今回打ち上げられました情報収集衛星レーダー8号機が、我が国の宇宙安全保障の確保に必要な情報収集能力の強化に寄与することを期待しています。

次なんですが、いよいよH-Ⅲロケット4号機による、Xバンド防衛通信衛星きらめき3号の打ち上げが予定されています。
打ち上げに向けて着実な準備が実施されることを期待いたします。

25日にあった健康医療戦略推進専門調査会で、第3期医療分野研究開発推進計画の草案が示されました。
非常に沢山のことが書いてあるんですけれども、大臣としては今後5年間、どういうところに注力すべきだとお考えでしょうか。

25日の専門調査会では、まず草案が事務局より示された段階です。
計画草案の基本的な方針で示していますように、基礎から実用化までの一貫した研究開発の加速や感染症有事への対応といったことは非常に重要な観点だと考えています。
今後も有識者の先生方のご意見を伺いながら第3期推進計画を策定しまして、ワクチン・医薬品や医療機器などをいち早く皆様に届けるということはもちろんですが、その際の原材料・生産・人材を国内で完結させて、我が国の健康医療・安全保障を構築できるように取り組んでまいります。

岸田内閣の閣僚として最後の会見になるかもしれないのでお伺いさせてください。
この岸田内閣でのご自身の仕事ぶりの総括と、あと閣僚の一人として岸田政権はどんな政権だったのか教えてください。

まだ現在岸田政権は続いていますし、来週も閣議があると思います。
岸田内閣の一員として最後の1日まで担当分野の施策を進められるところまで進めると。
それから政策の実行に当たっておられる総理をお支えしたいという思いです。

前回24日の会見の関連で、公務での日本会議との関係はないとお答えになりましたが、2023年2月11日建国記念日の日本会議主催の広島県福山市の講演で、セキュリティ・クリアランス制度の世論喚起を呼びかけています。
岸田総理が今一つ慎重姿勢なので広島の方で世論を盛り上げていただけないかと講演の中で訴えられているんですが、公務遂行重要法案成立のために日本会議と連携するというのは公務の意味合いも半分ぐらい含まれているのではないでしょうか。

どちらに講演に伺いましても、所管外のことをお話しするというのはなかなか難しい立場ですので、現在の講演でしたら閣僚として取り組んでいる内容についてお話をいたしています。

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