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兵庫県不祥事報道いくつか紹介

斎藤元彦さん、兵庫県知事選挙ご当選おめでとうございます。
今回は兵庫県職員の過去の不祥事を紹介していきたいと思います。
斎藤県政の下、職員の不祥事が減ることを願っています。

斎藤元彦さんが兵庫県庁に戻ったというところなんです。
再び兵庫県庁へということで、涙を流す人もということで、これはよろうれし涙ということだとは思います。

一方で別の動画になるとネガティブな雰囲気です。
「非常に個人的には残念だと思います。」とか、そういうことを言うネガティブな人もいると。
もちろんこれは両方いるとは思います。

Xの方で面白いやりとりがあったので紹介をしたいと思います。

煽るような形のリプがあったんですけれど、それに対して渡瀬さんが返されているんです。

業者と仲良くなって、最初はコーヒーを奢ってもらうとか、その後は食事に誘われてベロンベロンになったりして、とにかく奢ってもらって引き返せなくなったみたいな。
飲食代を返そうと思ったら相手から断られて、そうこうしているうちに入札の予定価格を聞かれて教えてしまったと。
それが最終的にバレたという話です。
非常に興味深い話だと思います。
「公示価格を教える」ということです。
入札価格と違うのかもしれません。

渡瀬さんのリプが面白いのが他にもあるんです。

兵庫県の不祥事ということで、こういう形で出てきてます。
色々な不祥事があったということで、それで最初のところに戻りますとです。

たしかに20年間も前任知事がやっていた場合、様々な腐敗が蓄積していて、刑事罰を受けるようなものもあるかもしれないので、そりゃ泣いて嫌がるよなと思う。
滅茶苦茶腐敗しているだろうから頑張ってほしい。

非常に重たい言葉だなと思います。
やっぱり斎藤元彦さんに戻ってきて喜んでいる職員の方が多いんじゃないかなと私は思います。


私も医療職なので見ておきます。

約4カ月にわたり正当な理由なく無断で欠勤したとして、兵庫県病院局は9日、県立病院に勤務する男性看護師(38)を懲戒免職処分とするなど、2件の懲戒処分を発表した。

県病院局によると、男性看護師は4月10日午前、車で自宅を出た後、勤務先に姿を見せないまま行方が分からなくなった。男性が帰宅しないため、同11日に家族が捜索願を提出。県警が捜索したが見つからず、現在も本人とは連絡が取れていない。職場でのトラブルは確認していないという。

また落とし物の財布から現金とポイントカード1枚を横領したとして、占有離脱物横領容疑で逮捕され、その後不起訴となった県立はりま姫路総合医療センターの男性職員(36)は停職1カ月とした。(千葉翔大)

分かってないということ行方不明の方は気の毒です。


知人女性の自宅に汚物を放置したり、ストーカー行為を繰り返したりしたとして、兵庫県の職員(44)を出向先の公営企業が停職3か月の懲戒処分としました。

兵庫県企業庁によりますと、出向中の男性職員は5月から7月ごろにかけて、洲本市内の20代の知人女性の自宅ポストに使用済みマスクを入れたり、ガスメーターのボックス内に尿の入ったペットボトルを置くなどしたということです。

男性職員は警察や企業庁の調べに対し、「女性に対して好意を寄せていた」と話していて、送ったメッセージを放置されるなどしたことで「軽んじられた」と感じ、嫌がらせ行為に及んだということです。

男性職員は9月にストーカー規制法違反の疑いで逮捕され、起訴後に罰金50万円の略式命令を受けています。

別に井戸知事だからこういうのが起こったというのは因果関係は分かりにくいので、そこは評価は難しいです。
井戸さんを別にディスるわけではないので。
どんな知事でもこういうのは起こるのかもしれません。


パワハラに関して記事見ておきましょうか。
パワハラなんですけど、百条委員会のアンケートで面白いのがありました。
知事のパワハラというよりも記名アンケートで匿名だったんですけれど、そこに県議会議員のパワハラとかがあったり、あるいは知事とは関係ない上司のパワハラとかあって、そういうのは興味深かったです。
県議会議員のパワハラは名前出してほしいです。
公人なんですから匿名アンケートとはいえ、パワハラした人は名指しでやるのが面白いんじゃないかなと思います。

減給10分の1(1カ月)の処分を受けたのは、県まちづくり部の40歳の男性職員です。

県によりますと男性職員は5月、後輩の職員に対し、質問を受けてもあえて教えなかったり、無視をしたりするなどの不適切な指導を繰り返していたということです。

後輩職員はその後、体調不良でしばらく休みが続きました。
聞き取りに対し、男性職員は、「仕事上の指導のつもりだった」と話しているということです。

県はこの他、上司や同僚の職員に対し、大声で「あなたとは話したくないです」などと言い、職場内の秩序を乱したとして、福祉部の55歳男性職員を減給10分の1(1カ月)の処分に。

また、11月8日、県庁舎の男子トイレのガラス戸を蹴り割ったとして、危機管理部の45歳男性役付職員を戒告処分にしました。
この男性職員は、ガラスが割れた部分に上半身が挟まり、30針を縫うけがを負っています。

別に井戸さんだから起こったとかそういう話ではなくて、とはいえ斎藤元彦さんが知事になってこういうのが少しでも減るといいなとは思います。
どんな職場でも、なんだかんだで問題って起こると思うんです。


今回の斎藤元彦さん井戸県政からの移り変わりということで、これが必ずしも適切なのかわかんないんですけれど、似たような事例っていうのは大阪府大阪市であったと思うんです。
橋下徹さんの記事があって紹介したいと思います。

地方自治体の公務員労組というと、おそらく自治労で自治労連だと思います。
自治労連というのは共産系で、自治労っていうのが今だと立憲民主党系だと思います。

大阪は結局、維新が強いのは橋下徹さんが公務員の労働組合と徹底的に戦って叩きのめしたところがあるんです。
その既得権を労働組合から奪ったというのがあって、橋下徹さんに大椿ゆうこさんがめちゃめちゃ怒ってます。
私はそれは橋下徹さん・維新の会がそれだけ仕事をしたということだと思います。
大阪でなんだかんだで維新が強いのは、そういうのができたからだと思います。
一方で兵庫とかその周り、あるいは東京とかでなかなか勝てないというのは、そういうのが特に自治労・自治労連との戦いがしっかりできてないからじゃないかなと私は思っています。

Xのポストを紹介します。

私は橋下さんのこういう改革については前向きに捉えているところです。

先ほどの記事を読み上げていきます。

一般の人にはピンと来ないかもしれないけれど、日本全国の公務員労働組合はものすごい力を持っている。特に自分たちの「社長」である首長を選ぶ選挙のときは、その強力組織が団結して立ち向かってくる。2011年の大阪市長選挙のときに僕が経験したことを明かしたい。

大阪、特にかつての大阪市役所は酷かったね。まず公務員労働組合の組織率は98%以上。非管理職のほぼすべてが組合に加入。そして給料から組合費が自動的に天引きされる。大阪市の職員は4万人規模。大阪市長選挙のときには、この公務員労働組合がフル稼働するんだよね。もちろん自分たちのことを守ってくれる市長候補者を応援する。そこには大阪市の未来のことなど関係ない。大阪市役所の職員の給料や天下り先、職員の処遇をしっかり守り、そして職員の言うことをきちんと聞いてくれる市長かどうか。これが大きな判断要素となって、大阪市の職員労働組合は自分たちを守ってくれる候補者を全力で応援する。

今回の県知事選挙で稲村候補が言ってたのが「職員」っていう言葉が出てたんです。
稲村さんは労働組合側が完全にバックアップでついてたと思います。
組織票の一つです。
かなりすごい票を持ってたと思います。
斎藤元彦さんが111万票でしたけど、稲村さんもかなり票を取ってたので、かなりの票の数はやっぱり労働組合だと思います。

大阪市役所は東京都庁に並ぶ花形役所。役所の職員数も多いから、大阪市内にたくさんの職員が住んでいる。その家族や、それから役所OBを合わせると膨大な数の市長選挙有権者となる。これらが皆フル稼働する。大阪市内に20万人を超える市役所職員、OB、その家族などが市長選挙の有権者として住んでいると言われている。

大阪市長選挙では35万票を獲れば当選だから、この市役所職員パワーの凄さが分かるでしょ? 彼らを味方に付ければ、当選に必要な票は十分確保できるんだから。

冒頭のタイトルには「市内には市職員、OB、家族の有権者が20万人以上!」ということで、35万票取れば当選なんだけど、そのうち20万票が確保できると。
すごいですよね。

何よりも、この職員の地域に対する影響力が凄い。大阪市には約330の自治会単位がある。小学校の校区に一つずつ、という感じ。大阪市役所はこれら自治会に様々な補助金を出している。この自治会の下部組織に、PTA、青少年指導員、民生委員、福祉ネットワーク推進委員などなどがぶら下がっている。地域活動をしている地域の顔役の人が、この自治会組織に皆所属している。これが大阪市名物の、大阪市地域振興会、略称「地振」。

さらに役所は、大阪市内のありとあらゆる業界団体に補助金を出している。医師会、歯科医師会、保育所連盟、幼稚園連盟、商店街組合連盟……。役所が本気で号令をかけると、これらが一斉に動く。

この地域振興会や業界団体は、大阪市のために公益的な活動をやっていることは確かだが、しかし市長選挙において市長に恩を売る立場が強くなり過ぎて、大阪市政を歪める要因にもなっていたことも間違いない。要するに、市長及び市役所は、これらの団体の言うことをとにかく聞かなければならないような状況になっていた。

特に大阪市政というのは、大都市経営の側面だけではなく、地域の細かな政策の実行を任務とする。保育所を作ったり、小学校を統廃合したり、図書館を移動したり、地域パトロールをしたり、まあありとあらゆることが仕事となっている。それらの政策を実行するに当たっては、大阪市役所は「地振」の同意を取り付けていた。すなわち大阪市政の決定権を地振が握っていたと言っても過言ではない。

大阪市の職員はそういう仕事の進め方を当然としてきたので違和感を覚えないのであろうが、外部の僕から見ると、大阪市役所の地振への配慮は度を超していた。僕が大阪府知事から大阪市長に転じるために、大阪市長選挙に出馬した際、大阪市役所は組織としてフル稼働し、僕を落選させるために、対立候補であり現職の大阪市長・平松邦夫氏の応援を全力で行った。僕は大阪市役所をぶっ壊す!! と言っていたからね。

公務員なので税金もらっていて一般の公務員であれば、中立でなければならないと思うんですけれど、それが政治活動で特定の候補を応援するというのはいかがなものかなとは思います。
政治家なら別です。

平松市政での副市長の一人が事実上の選挙対策本部長。副市長から役所に指示が出ると、それは上司からの命令となり、組織が一気に動く。区長は区長会議に集められて選挙情勢の報告会と作戦会議。区役所と地振・業界団体が一丸となって票を集める。市役所は、平松氏の応援に繋がるパンフレットを作成して配布する。税金でやるんだから、そりゃやりたい放題。

選挙前には、地下鉄御堂筋線の車内放送が平松さんの声に代わっていた。僕は大阪市営地下鉄を民営化することを公約に掲げたけど、地下鉄職員は公務員の身分がなくなるので猛反対。当然平松氏の応援をするんだけど、選挙前には、大阪市営地下鉄は頑張っているよ!! というテレビCMまで流した。そうそう、選挙前だけ、地下鉄の運賃が値下げになったよ。

平松さんと役所幹部がぞろぞろと揃って各区回り。地域住民との市政タウンミーティングと称して、市民からの要望聞き。これも役所を使った選挙運動と紙一重。会場費用から、スタッフとなる役所職員の人件費は全て税金。そしてこれまで領収書の添付を求めていた「地振」への補助金が、領収書抜きの交付金に変更。1地振に100万円の交付金。これに加えて、公務員労働組合としての選挙運動。いやー、公務員組織が本気で選挙をやったらこりゃ勝ち目ないよ。税金、組合費と職員、そして地域有権者への影響力をフルに使えるんだから。

大阪市の例を話したけど、全国の多くの自治体はだいたいこんな感じ。僕が市長に就任して、これらをことごとく禁止していった。禁止する方が全国的には例外だろう。公務員にも政治活動を完全自由に認めろ!! と、頭でっかちの自称インテリは叫ぶだろうけど、このような現実の問題に対してきちんと対処しないと、公務員の権利を守る市町村長や市町村議員ばかりが当選して、選挙が歪んじゃうよ。


これと関連する本を紹介したいと思います。
「自治労の正体」という本になります。
内容紹介のところだけ見ていきましょう。

公務員が優遇される陰には自治労がある!
地方公務員最大の労働組合で加入者は80万人の自治労。その政治的な影響力の大きさにもかかわらず、これまで自治労が問題に されることはほとんどなかった。地方自治体を「支配」して地方行政を歪めている巨大組織の実態に迫る。

第1章から第5章まであります。
書かれているのは森口朗さんという教育評論家の方で元東京都の職員されてた方なんです。
目次だけでも面白いです。

第1章 地方公務員優遇のからくり
●自治労幹部の天下りに規制なし
●公務員優遇の影に自治労あり 他

第2章 過激派に蝕まれる自治労
●自治労を象徴する沖縄平和運動家
●過激派は公務員になれるか 他

過激派が公務員になることについては質問主意書で「これでいいのか」というのは質問したことあります。

第3章 自治労にひれ伏す首長
●自治労に便宜供与する首長たち
●自治労の力の源泉は政治活動 他

第4章 粉飾自治体を食いつぶす自治労
●ゾンビ自治体を自治労が食いつくす
●粉飾決算により破たんした夕張市 他

第5章 自治労解体は日本再生の一里塚
●杉並区長の交代で何が起きたか
●消費税増税を求める自治労 他

消費税にも関わってくる団体になるということです。
この本に維新の会が大阪でやったことを先ほど紹介しました労働組合費の天引と事務所費の無料サービスというのをなくしたということ、公務員が政治活動する問題点に関しても触れています。
背景には今回の兵庫県知事選挙においても井戸県政から斎藤県政に変わって、斎藤さんがクーデターされたというのは、こういう背景も知っておくといいんじゃないかなと思います。
必ずしも全国のどこでもというわけじゃないんでしょうけど、基本的にはかなりの自治体でこういう自治労・自治労連の問題というのはあるんじゃないかなと思います。

他にも杉田水脈さんが産経新聞で書かれた記事もありますので、そちらも見てもらえればと思います。
杉田さんも兵庫県西宮市の職員さんだったんですけど、実体をご存知です。

杉田水脈
1992年4月より西宮市役所勤務

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E7%94%B0%E6%B0%B4%E8%84%88

今回お話したかったことは最初の職員の不祥事の話とつながりは微妙かもしれないですけど、やっぱり職員全体がなんだかんだで腐っているといろんな不祥事は起きやすいとは思います。
という意味では斎藤元彦さんには期待したいところです。


ひそかに「清水貴之さん良い人」っていうのを画面右上に書いてあるんですけど、今回の県知事選挙に挑戦されて、維新の会の参議院議員だったのに挑戦されたという方です。
清水さんはもともとは兵庫県の参議院議員だったんですけど、衆議院選挙を出る予定だったんです。
そこを県知事選挙になるということで、急遽衆議院から変更ということです。
やっぱり構図としては残念でした。
私もすごく仲良くさせていただいているんです。
すごく縁がある方で、今いる議員会館の隣の部屋が清水さんの部屋なんです。
議員宿舎も正面1個斜め前が清水さんの住居で、非常に距離が近いということで仲良くさせていただいています。
あと熊丸英治っていうわけのわからない奴が時々妨害してくるんですけど、Twitterでいまだに私のことをごちゃごちゃ書いていのでそれは無視して全然いいんですけれど、複数回、国会議員会館に怪文書を送ってきたんです。
その怪文書を、私以外の全国会議員に送って「こんなの来ましたよ」みたいな届けてくださるという、非常にありがたい・大変感謝しているところです。

私も9月中旬から斎藤元彦さんの件は「とんでもないことを斎藤さんはされているな」ということを追っていたので、本来だと維新が斎藤元彦さんを守らなきゃいけないはずだと思うんですけど、その中で清水さんが挑戦されるといったのは残念ではあったかなとところです。
別に言っていいと思うんですけど、清水さんの奥さんなんですけれど、あんまり会ったことがありませんが、ただ議員宿舎で会ったことがあって、私と会ってすごく感動してくださったみたいです。
その後、清水さんに、奥さんと私がすれ違った時にすごく喜んでいた話については、どうやら清水さんの奥さんが私のYouTubeをすごく見てくださっているということだったんです。
大変、私のファンであるということも清水さんの方から教えていただいて大変恐縮なんですけれど、それだけに私は9月中旬から斎藤元彦さんの解説動画を作ってたっていうのもあったので、奥さんが清水さんにその内容を伝えていれば、清水さんが今回の戦いに挑むという事態は防げたんじゃないかなという。
別に清水さんも今回の選挙、兵庫県をすごく愛されている方なので悔いはないとは思うんですけれど、ただ少し、そういうことを元々の事情とかも分かっていたみたいなところがあれば結果も違ったんじゃないかなとは思います。
でも清水さんもまだまだ若いので、近いうちに何らかの形でお会いする機会・一緒に仕事する機会もあるのかもしれません。

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