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反捕鯨団体シーシェパードの創始者ポール・ワトソン容疑者の身柄

日本の捕鯨活動の妨害をしている第一人者であるポール・ワトソン氏の勾留期限が8月15日から9月5日まで延長されました。
この機会にポール・ワトソン氏について、そして日本の捕鯨などについてお話をしたいと思います。

シーシェパードというと日本の捕鯨活動を妨害しているという団体であるというのはご存知の方は多いと思います。
最近ポール・ワトソン氏が話題になったわけですけれど、日本の捕鯨活動については世界的に批判をされていて、これはそういう考えもあって然るべきとは思いますけれど、一方で日本の伝統みたいなところでもありますので、欧米の価値観を押し付けられても困るということで、そういう観点をこの機会に確認していきたいと思います。

杉田水脈さんのTwitter情報になります。

産経がニュースに記事にしていますのでこちらも見ていきたいと思います。

ポール・ワトソン容疑者の早期移送、自民「護る会」が要請 「ちゃんと起訴して裁判を」

自民党の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」の青山繁晴代表は2日、林芳正官房長官と国会内で面会し、反捕鯨団体シー・シェパード創設者、ポール・ワトソン容疑者の日本への早期移送を求める要請文を手渡した。青山氏によると、林氏は「しっかり受け止める」と応じた。

要請文は岸田文雄首相宛。ワトソン容疑者の移送が実現しなければ、「再びわが国の捕鯨船に対する不法な暴力行為を許すことになりかねない」と指摘している。青山氏は面会後、記者団に「ちゃんと起訴して、公正な裁判をやってくださいと申し上げた」と説明した。

ワトソン容疑者は7月、日本の調査捕鯨船の妨害活動に関与したとして、デンマーク自治領グリーンランドで身柄を拘束された。

青山繁晴さんといえば今総裁選の出馬を前向きに考えられていて、「日本の尊厳と国益を護る会」は50人くらいいたと認識していますので、そこがしっかりとまとめられれば、総裁選は出られるということになるんですが、そこも少し注目していきたいと思います。

最近のニュースをさらにいきます。
朝日新聞の記事になります。

ここで日本の立場みたいなのは確認しておきたいと思います。
日本鯨類研究所というのがあって、そこが色々とそれなりに説明をうまくされているかなと思いますので、ここを紹介していきたいと思います。
日本鯨類研究所は東京にも事務所があるのかなと思いますけど、あともう一つは和歌山県の太地町というところにも鯨類研究所がありまして、太地町といえば捕鯨で有名でもありますし、イルカの追い込み漁などでも有名なところになるかと思います。
ただこれについても世界的に批判があるということで、なかなか難しいところではあるかと思いますが、とはいえやはり日本の伝統的なものでもありますので、そこの価値観を押し付けられるのも困るかなとは思います。
衆議院ではもともと和歌山3区で二階俊博さんの選挙区だったところになります。
衆議院の方は区割り変更がありまして、3区が消滅して和歌山2区までになってしまったので、2区に組み入れられたということのようです。
先ほどの鯨類研究所のページを読み上げたいと思います。

世界の様々な国や地域では、それぞれが独自の社会や文化、慣習等を持っています。日本での鯨の利用は約9000~6000年前の縄文時代にまで遡るとされています。当時は捕鯨技術がなかったと思われることから、主に座礁した寄り鯨を利用したと考えられますが、その後約5000年前からは沿岸に回遊してくるイルカ類の捕獲を始めたとされています。海洋民である日本人と鯨類の関係は深く、貴重な海からの恵として古くから利用されてきました。

その後、世界では鯨油が燃料や潤滑油という戦略的物資となったことから、鯨油生産のため大型鯨類が乱獲され、大型鯨類資源が枯渇しました。最後の主要漁場であった南極海でも、各国の間で「捕鯨オリンピック」とよばれる過当競争が起こり、さらなる資源の枯渇に至りました。適切な資源管理のため実施された捕獲規制により、鯨油のみの生産では採算割れしたこと、その後石油の発見により鯨油の必要がなくなったことから、ほとんどの国が捕鯨から撤退しました。多くの国では鯨はもはや資源とはみなされなくなりました。

1960年代から70年代頃に台頭してきた環境保護や動物の権利についての関心が欧米で高まる中、突如鯨が環境保護のシンボルとして登場し、「鯨一頭救えずして、環境は守れない」という旗印の下で保護団体による反捕鯨運動が展開されました。大規模な「鯨=絶滅の危機」という単純明快メッセージの下で「鯨を守ろう」キャンペーンが長年展開され、反捕鯨世論が形成されました。鯨類の資源管理機関である国際捕鯨委員会でも1982年に鯨類資源の不確実性を根拠として、「商業捕鯨モラトリアム」が採択されるに至りました。保護派の多くは資本主義による利潤の追求が過去の環境破壊や資源の枯渇を引き起こしたとして、特に「商業捕鯨=悪」の盲目的な信念から、厳格な資源管理制度である改訂管理方式(RMP)が確立した現在も、いまだに捕鯨に反対しています。

現在商業捕鯨を続けている国は食糧生産が目的で過去の鯨油生産とは異なります。現在大型鯨類の捕獲を行っているのはアイスランド、ノルウエー、日本、アメリカ、ロシア、デンマーク(グリーンランド)、セントビンセント及びグレイナディーン諸島、カナダ、インドネシアという少数の国のみとなりました。海洋国家として水産資源に依存している日本の伝統ある捕鯨の歴史や文化、水産資源である鯨の調査やその持続可能な利用についての正しい情報発信を英語圏で行うため、インターネットメディアを活用し、「素顔の日本を良質な英語で世界に発信し、日本と日本人をより良く理解していただくための英語ニュースオピニオンサイト」であるJapan Forwardの中に、捕鯨とその関連課題に関する特設サイト「WHALING TODAY」を開設し、逐次情報を発信しています。

ポール・ワトソンに関して見ていきたいと思うんですけれど、ポール・ワトソンと後で出てきますけど、CPWFという団体があります。
これは「Captain Paul Watson Foundation」という略でCPWFみたいです。
ポール・ワトソンは1950年にカナダ生まれということで今は74歳なんです。
1971年にグリーンピースという団体ができて、その時の創設メンバーの一人だそうです。
ただグリーンピースは暴力はふるわないということで、そこに不満を持ったワトソンは脱退したのか、袂を分かったということで1977年にシーシェパードを作ったということです。

その後も色々と捕鯨をする日本を悪者扱いするなどしています。
特にフランスがワトソンの擁護をしていて、マクロン大統領をはじめとしてフランスの著名人などもワトソンを擁護しているということです。
シーシェパードとかCPWFも多額の寄付を集めて、それで運営が成り立っているということなので、これは厄介です。
世界的に日本が貶められて、それに寄付が集まるというのも色々と厄介みたいなことです。

あとシーシェパードですけれど、ドキュメンタリー番組を作って、テレビ番組のクルーを船に乗せてテレビ番組を作って報道しているということで、そういうメディアも使ってやっているということみたいです。
2010年に日本の調査捕鯨船がシーシェパードに邪魔されたんです。
その時に船にぶつかってきたりしたわけですけれど、さらに酪酸という化学物質を投げつけたりとか、そういう行動もしていたみたいです。

あと2019年に日本はIWCという団体を脱退しました。
その後、IWCは資金難に陥ったとかそういうことも聞いています。
この問題に関しては日本でお詳しいMasaaki Sasakiさんという産経の方の記事を紹介したいと思います。
ドキュメンタリー番組で、それに関する紹介もされているところになります。

胸のバッジに弾がたまたま当たったって言いますけど、海上保安庁は銃を撃ってないと思うんです。
それを撃たれたふりして、しかもそれがたまたま胸のバッジで弾が守られたみたいなコントみたいな感じはします。

Masaaki SasakiさんがWedge ONLINEに書かれた記事があります。
7月22日なので8月15日からさらに9月5日に勾留期限が延長したとかが報道される前の記事になります。
シーシェパードのポール・ワトソン氏は女性にモテるらしいんです。
5~6回ぐらい結婚してるとか、そういう話みたいです。
顔写真もここに載ってますけど、確かに女性にモテそうな風貌はしているかなとは思います。

〈注目〉反捕鯨のカリスマ、デンマークで身柄拘束、日本への妨害活動へ向かう途中で 日本へ身柄移送準備進む

日本船団が南極海で行っていた調査捕鯨を妨害したとして、国際指名手配されていた反捕鯨団体「シー・シェパード」(SS)の創設者、ポール・ワトソン容疑者(73歳)が7月21日、デンマーク領グリーンランドで身柄拘束されていることがわかった。

日本の海上保安庁はワトソン容疑者に対して2010年に、傷害と威力業務妨害などの疑いで逮捕状を用意。国際刑事警察機構(ICPO)は日本政府の要請を受けて、ワトソン容疑者を国際指名手配しており、今回の身柄拘束についても、AP通信は「日本の国際逮捕状によって逮捕された」と報じている。

日本の政府関係者によれば、デンマークから日本への身柄移送の手段などについて検討を始めたという。今後のデンマーク当局の発表次第で、司法手続きの流れが明らかになりそうだ。日本に移送され、領内に入れば、ワトソン容疑者は調査捕鯨事件に基づき逮捕される見込みが高まっている。

仮にワトソン容疑者が日本に来たときには、環境団体のうるさそうな方々も日本に入ってくる可能性があるので、そこは注意が必要かもしれません。

エコテロリズムの起源

ワトソン容疑者が現在、所属する「キャプテン・ポール・ワトソン財団」(CPWF)も声明を出し、日本近海での捕鯨を妨害しようと、給油のためにワトソン容疑者と船員が乗った船がグリーンランドの政庁所在地ヌークに立ち寄った際に「逮捕された」ことを認めた。

CPWFの声明によれば、デンマーク連邦警察の要員が船に乗り込んできた際に、ワトソン容疑者の身柄拘束は「日本の国際逮捕命令によるものだ」と告げられたという。

CPWFはワトソン容疑者が連行される際の様子も撮影し、写真や動画を公式サイトなどで公表している。

米CNNによれば、ワトソン容疑者は日本への身柄引き渡しの決定が出るまで拘留され、グリーンランドの地方裁判所に連行される予定だという。

シー・シェパードはかつて日本の捕鯨船団に対して、船ごと体当たりする危険な行為をしたり、和歌山県太地町のイルカ漁の漁師らには執拗なストーカー行為を繰り返していた。こうした苛烈な抗議行動は全てカリスマ的な存在感のあったワトソン容疑者に命令されたり、そそのかされたりして、SSのメンバーらが行っていた。

ワトソン容疑者は抗議船に米国の有料チャンネルのクルーを乗船させるなどして、SSの活動をドキュメンタリー番組「Whale Wars」にまとめ、支持者らに寄付金を呼びかけ、これを活動資金にしていた。Whale Warsは欧米やオーストラリアなどの反捕鯨国を中心に放映され、人気を博し、一方で日本の捕鯨に対する国際的な圧力が高まった。

ワトソン容疑者をめぐっては、かつて米国内でエコテロリズムが猛威を振るっていた際、米連邦捜査局(FBI)捜査官がシー・シェパードの団体の起源こそが「エコテロリズムの起源」と指摘したこともある。

日本の漁業取締船も購入

ワトソン容疑者は日本の海上保安庁のほかに、02年に中南米コスタリカでサメ漁を妨害したとしてコスタリカ当局が逮捕状を一時、用意した。12年にはワトソン容疑者がドイツ国内の空港に立ち寄った際に、コスタリカの要請に基づき、ドイツ当局が身柄拘束。その後、ドイツ国内で司法手続きが進み、コスタリカへの身柄移送の準備が行われていたが、保釈中に国外へ逃亡した。

その後、ワトソン容疑者は米国やフランスなどで逃亡生活を続けていたが、米国居住中の19年、シー・シェパードの団体幹部らと関係が悪化し、団体のあらゆる職から解任されていた。

そうして、22年、SS時代から関係が深かった米国の起業家とともに新団体のCPWFを立ち上げた。24年4月には、CPWFが日本の漁業取締船を購入して、この新船をもとに、「日本の捕鯨を再び妨害する」と宣言していた。

19年に国際捕鯨委員会(IWC)を脱退した日本は、日本近海での商業捕鯨を開始。今年5月には全長112メートルの新型捕鯨母船「関鯨丸」を就航させ、70トン級の大型クジラの引き揚げを行えるよう整えた。

CPWFはこうした日本の捕鯨活動について公式サイトなどで攻撃的なコメントを繰り返しており、「日本の捕鯨船団は絶滅危惧種のナガスクジラを狙うことを計画している。私たちは彼らを阻止する」などと呼びかけ、支持者らから寄付金を募っていた。

日本の捕鯨船団は絶滅危惧種のクジラは狙っていないと思われます。
声明をどこかに出していると思うんです。
先ほど紹介した日本鯨類研究所のところも、また私も後ほどチェックしてみたいと思います。

日本へ向かうための給油の際に逮捕か

ワトソン容疑者はこの夏も、CPWFのメンバーらと新抗議船に乗り込み、「オペレーション関鯨丸」として、日本近海に向かう途中だった。その際、グリーンランドに給油のため寄港した。

CPWFは、北大西洋に浮かぶデンマーク領のフェロー諸島のクジラ漁をめぐっても、妨害を行うと宣言していた。さらにワトソン容疑者はシー・シェパード時代にもフェロー諸島に活動家らを送りこませ、漁師の動画を撮影するなどして、摩擦を起こしていた。メンバーが現地当局に立件されたこともある。

こうした背景から、デンマーク治安当局はワトソン容疑者がCPWFの船に乗り込み、グリーンランドに寄港する情報を入手し、領内に入った際には拘束することを事前に協議していた可能性がある。

CPWFによれば、デンマーク警察当局がグリーンランドのヌークでワトソン容疑者の船に乗り込んだ際、10人以上の警察官と武装要員も配備していたという。

ワトソン容疑者は1950年にカナダ・トロントで生まれた。カナダと米国の国籍を持ち、グリーンピースの活動に参加したのち、1977年にシー・シェパードを設立。捕鯨国の日本やノルウェー、アイスランドでも妨害活動を行っていた。

先ほど申し上げたように、これは日本と反捕鯨国との戦いということでポール・ワトソンが第一人者であります。
9月5日が期限なんですけれど、その後どうなるのか。
フランスの方はグリーンランドなどに政治的な圧力をかけていますが、日本もそれに負けずにやるべきなのかなと思います。
9月5日はそういう意味では注目しておきたいと思います。
今回はポール・ワトソン氏、そして日本の捕鯨活動などについてのお話でした。

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