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舞台「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」

舞台を見てきました。
今なお存在する学生運動について考える良い機会となりました。
お招きいただきました女優の「あまり かなり」さん、そして「なるせ ゆうせい」監督、どうもありがとうございました。

今回は「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」という舞台の紹介です。
こちらは2024年2月2、3、4日ということで、3日間だけなんですけれど、草月ホールというところで行われています。
こちら青山一丁目が最寄り駅になります。
今が2月3日の夕方ということで、皆さん見るチャンスがあるとすれば、明日2月4日日曜日13時からのものと17時30分からのものということになります。
子どもの無料招待席みたいなものもあります。
高校3年生の方までは無料で入れるということになります。
文化庁がサポートされているということで、そういう形で無料で見れるということなので、高校3年生までということです。
私は特にこの後大学に入られる高校3年生あたりの方には、是非とも見てほしいなとは思いました。

今回の話としては、安保時代の学生運動ということです。
こちら写真の方があって、ヘルメットをかぶっている学生の姿がわかるかなと思います。

人によってはヘルメットをかぶっているんだから、安保時代というよりは全共闘時代みたいな、そういうツッコミを私Twitterの方でも受けましたが、そういう細かいところは置いておいて、この学生運動はかなり当時に比べると下火になってきてはいますが、今なお存在していますので、やっぱりそれを考えるすごいいいきっかけになったとは思います。
というわけでストーリーの方を、ウェブ上の資料などを合わせて紹介させてもらおうと思います。
シアターテイメントニュースというところで紹介されている記事になります。
ストーリーの簡単な紹介が一番下の方にありましたので、そこのところを読み上げさせていただきます。

物語
時は、高度経済成長し続けた1960年代後半。
世界を変えるのは自分たちだと本気で信じ、
学生運動が活発化していたそんな時代に日暮タモツ (18) は大学に入学した。
タモツはまったくのノンポリだったが
思想を持つインテリがモテるという理由なだけで、熱き思想団体に入部。
マルクスかぶれのフリをし、世界を変えられるのは自分だと吹聴したタモツに
先輩たちは新入生歓迎の儀式だととある指示を出す。
とある場所に行き、とあるスイッチを押してこいと。
タモツは、それが時限爆弾の爆破装置のスイッチだとも知らずに
それを実行し、殺人を犯してしまう。
やがてその事実を知り、罪の意識に苛まれるタモツ。
学生運動の鎮圧に目を光らせる警察当局からも逃げ、
その逃げている中で出会う血だらけの美少女純子。
この純子への下心から革命思想団体へと再び逆戻りした事により
タモツはさらなる時代の渦へと巻き込まれていく …。

非常に面白かったということはお伝えしておきます。
やっぱり役者さんの演技には引き込まれます。


文部科学省のページです。

紛争事案は減少したものの、過激各派が一部の学園施設を政治闘争の拠点として利用し、勢力を拡大しようとする動きはいまだ続いている。闘争目標とされた主要なものには、「成田空港開港」(五十三年)、「東京サミット」(六十一年)、「大喪の礼」(平成元年)、「即位の礼・大嘗(じょう)祭」(二年)がある。

https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/others/detail/1318395.htm

wikipediaの紹介になります。
誰でも書き換えることができるということは、注意を前提とした上で紹介をさせてもらいます。

2020年春
早稲田大学、慶應義塾大学などで起こる

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%81%8B%E5%8B%95

私も東京大学・京都大学を卒業して、東京大学だと駒場キャンパスに駒場寮という、古臭いというと失礼かもしれないんですけど、古い寮があって、あとは京都大学だと石垣カフェっていうのがあって、学生運動の象徴みたいなところでしたが撤去されましたけれど、そういうのがあります。

反戦デモに参加した愛知大学の学生3人が「反戦デモに参加し、無断で『愛知大学学生自治会』の旗を掲げて」「本学公認の活動であるかのような外観を作出した」として、愛知大学当局は川井伸一学長の名で学生3人に対して退学を命じる懲戒処分通知書を2023年9月15日付で通告した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E5%AD%A6%E7%94%9F%E9%81%8B%E5%8B%95

愛知大学の方は革マル派の問題があったのかな。
いろいろとこういうニュースもありました。
つまり、今なお残っている問題であるということを、改めて認識させられるという意味では非常にありがたい機会でありました。


監督の「なるせ ゆうせい」さんと女優の「あまり かなり」さん、何度か映画であったり劇であったり、いろいろとお招きいただいて大変お世話になっています。
政治的に特に重要なお話がありますし、いくつか紹介させてもらうと、「君たちはまだ長いトンネルの中」っていう、消費税に関するお話で、これは映画っていう形だったかな。
あとは移民に関する話で「縁の下のイミグレ」っていう移民に関するお話もありました。
こちら2つが映画でした。
あと今回含めて3つほど舞台の方もお招きいただいています。
「Zip & Candy」これはキングゴングの西野さんが原作の舞台、そして、「明日、君を食べるよ」っていう、牛の屠殺に関する、なかなか深いお話でした。
それで「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」で、今回もお招きいただきました。
それぞれ政治について考える良い機会でもありましたし、特に今回のは今なお残る問題ということで、今後の国会でも取り上げてもいいかなというぐらいの問題だったと思います。

Twitterの方を紹介させてもらいます。
なるせ監督のコメントです。
「ロカ僕」と省略されているみたいです。

「ロッカールームに眠る僕の知らない戦争」のアカウントになります。

https://twitter.com/rokaboku_stage

先ほど紹介した子供招待というのもあるということです。

本公演は、文化庁の「劇場・音楽堂の子供鑑賞体験支援事業」の一環で小学4年生(9歳)~高校3年生(18歳)までを対象に子供招待席をご用意しております。
ドフトエフスキーの不朽の文学作品を安保の時代に置き換え、理想と現実の間で揺れる若者たちを描いた切なくも儚いアンダーグランド青春群像劇。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScQiRN0cnMsC6mw6Y5fMROJZijUyu-5Grp2PzKlD0nXdrrj1w/viewform

改めて今なお存在する問題ということを考えさせられる良い機会となりました。
改めまして、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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