【兵庫県知事選】有権者に知ってほしい!
法律も医療も知らないだけで損をする、弁護士・医師・YouTuber石丸です。
本日もよろしくお願いします。
本日も兵庫県知事選に関連したお話をしていこうと思っているんですけども、本日は「公益通報の調査結果は実は既に出ていた」というお話をさせていただこうと思います。
少し前に実は僕も知りまして、その前は知りませんでした。
皆さんの認識って多分これです。
これは大手メディアがほとんど報じてないので知らない方が多いですし、僕もつい最近まで知らなかったんですけど、実は告発文書の事実関係の調査は3つの期間で行われています。
実は「③兵庫県」は2024年7月20日に調査結果を既に出しているんです。
どんな内容かっていうところなんですけど見ると驚くんですが、4つあります。
内容的にほとんどの疑惑を否定しておりまして、実質、斎藤元知事の勝訴判決みたいなものですよね。
パワハラ否定、お金回りの疑惑は否定、コミュニケーション不足というのは犯罪でも何でもないので、もっと仲良くしましょうって話です。
研修の充実、これは一般論としてそれは充実した方がいいよって話だし、この贈答品受領基準の明確化っていうのも、結局、どこまでが貰って良くてどこからがダメかっていうのがルールがはっきりしてないから、それを破っても破ってないもないから、そのルールをまず作れって言ってるんです。
これは事実上、贈答品の疑惑についても、ルールがない以上は否定ということなんです。
なのでコミュニケーション云々を置いていくと、ほぼ疑惑が否定されていると、実は7月20日に県が判断しています。
なぜほとんどの大手マスコミはこれを報道しないのでしょうか?
ただ県っていうことは、これが気になります。
7月の時点では斎藤さんは知事だったので、言ったら県の社長です。
なので、それは社長が有利になるような出来レース、そうじゃなくても忖度が働いたんじゃないの?っていう疑問が当然浮かびます。
僕も当然それは思ったんですが、ただよくよく調べていくと、判断の中立性を担保するための手段というのが色々とあります。
これであれば、それなりに中立性は担保されていると思います。
結局、県が今回は当事者じゃないですか。
県政の指摘ですから。
なので最終的な判断権者は県になるんです。
法律の争いがある部分についての最終判断というのは裁判所なんですけど、それはどの県についても最終的には裁判所の判断になるんでそこは置いとくとすると、県が当事者で最終的な判断権者である県が既に問題ないって結論付けてるのに、百条委員会をやってるとかって、やっぱりなんか不思議なんです。
百条委員会というのは県の議会の方の組織で、そこの議員さんで構成されてるし、第三者委員会はそもそも外部の弁護士で構成されてるっていうことです。
県庁は当事者との関係では意見は尊重するにしても、やっぱりオブザーバーであって、最終的な決定権は県にあるんです。
これってほとんど報道されてないので、知らなかった有権者の方も多いのかな。
僕もググって、やっとちょこっと出てきたみたいな感じだったので。
結論なんですが、今選挙中じゃないですか。
でも報道機関が報道するものとしないものを、かなりエグく取捨選択するというか、偏向報道って言っちゃっていいと思うんですけど、これを知ってるかどうかで、やっぱり投票行動って変わったりするんです。
そうすると有権者の知る権利を偏向報道で犯してたり、やっぱり適正な投票行動・選挙権を犯してたり、本来の民主主義の担い手であるメディアが、かなり問題ありそうな行動をしているなという気がいたしました。