NPOキミト代表の森めぐみさんと対談
浜田聡
今回はNPOキミトの代表、森めぐみさんにお話を聞きたいと思います。
テーマはいくつかあるかもしれませんが、政治の界隈では特にやっぱり非常に重要と私は思っています。
NPO法人、こちらのデタラメと言いますか闇みたいなところを色々とお話し聞ければと思います。
とにかくNPOに投入される税金が多くて、デタラメな使われ方してるなっていうところになります。
自己紹介もしていただけたらと思います。
森めぐみ
NPOの正式名は「特定非営利活動法人アートで社会問題を解決する会キミト」と長いんですけど、事業内容としては日本って単独親権を背景に離婚とかしちゃうだけで簡単に子どもが親に会えなくなる社会なんです。
逆に子どもに会いたいのに会わせてもらえないとか、そういうかわいそうなお父さんとお母さんが自殺しないように元気づける支援をしています。
別居屋さんって言ってるんですけど、子どもと会えない別居屋さんたちから色々話を聞くと、NPOがまずいんじゃないかって。
その視点で問題を探るともなく探ってたら、7つの大きな問題を気づいたので、今日は7つの問題、具体的に7つのNPOのこれなんだろうということを報告させてもらいたいです。
浜田聡
NPOといえば非営利活動法人ということになっています。
非営利なので活動がしやすいように税制の優遇というのがあるわけです。
税制の優遇があるというのもそうなんですけれど、場合によっては補助金を受け取っているようなところもあるわけです。
最近のNPO法人の問題の政治的な転換点というのが、私は民主党政権だと思います。
その時にもともと国がしっかりチェックしてたんですけれど、都道府県の権限を強めたというか「都道府県にチェックしろ」とある意味丸投げになっていて、それで色々と問題が起こっていた。
Colabo問題なんかその最たるものだと思います。
私は個人的には悪夢の民主党政権って自民党を言いますけど、そうであればNPOの制度における問題もしっかりと正してほしいなと思います。
話は逸れましたが、そういうところがあります。
森めぐみ
大事な視点です。
民主党の時に変に緩んだっていうのはこれだけじゃなくて、DV防止法もそうなんで、そのあたりも今、浜田事務所にお願いして、DV防止法の改正をやっているので、またその時はよろしくお願いします。
浜田聡
また話が逸れますけど、辻元清美さんが進められてきたっていうのがあるんです。
NPOの活動をしやすいようにということで。
ずっと野党ではありましたけれど、それでも影響力はあるということで、法改正を議員立法も含めてされてきたというのがあります。
辻元清美さんは片山虎之助総務大臣の時に、ご自身のブログかなんかで書かれてるんですけれど、その片山虎之助大臣に法案を相談に行ったんだけど、片山虎之助さんはその時にそれを見て「こんな法案通したら日本が滅びる」とか言われてて、辻元さんとしては「こんな怒られた」みたいな記載をされてるんですけど、今の状況を考えたら片山虎之助さんは先見の明があったかもしれないです。
インターネット上にあるので、Xでも時々話題になっていますが、そんな経緯もあります。
話は多岐に渡りますけれど、国会議員の権限で法律作る時にサポートしてくれる法制局っていうのも使えるので、適宜こういう法制局と相談をして、NPO法などの改正案なども作っていけたらと思っています。
森めぐみ
緩んだところを締めるっていう意味です。
この緩み具合が国民にとっては害益になっているかって皆さんに知ってもらわないと協力が得られないと思うんで、今日びっくりされると思うんですけど、これ日本の事実なんです。
浜田聡
この問題を知らない人がほとんどだと思うので、知ってもらうことがまず第一かなと思います。
森めぐみ
じゃあ一つ目、特定非営利活動法人 映像産業振興機構、これは文化庁と経済産業省のおかかえNPOなんです。
もともと継続的に政府からお金をもらう前提でできてるんです。
NPOって市民活動なんです。
社会問題を解決するのって国会議員でもしていいんですけど、もちろん国会議員こそやるべきことですけど、でも国がダメになった時に何もできないではそれはおかしいです。
市民力で解決できるものは「やろう」っていうのが大事なことであって、やっぱり市民が市民の力でやるって大事なのに、この映像産業振興機構はあらかじめ行政府からの助成金等を約束されている、NPOの体を無してないところがびっくりなんですけど。
浜田聡
私もXでポストしたような気がします。
一時期話題になってたので限られてましたけれど。
興味持ってる人は強い感じがあったみたいです。
森めぐみ
政治問題に関して厳しい視点のある人は、ここに絶対目が行く法人なんです。
例えばお金がどれだけ税金が来てるかって言うとびっくりですよ。
令和2年度は税金が750億円です。
税金がこの一つのNPOに一気に入るんです。
令和2年度、皆さんの税金が一気に750億円、分かるだけで入ってるんです。
もう一つすごいのは、会計検査院って分かりますよね?
独立している形にはなってますけど、会計検査院って頑張ってるんですよ。
会計検査院が平成26年にこのNPOを調査したら、なんと経済産業省に出していた領収書の日付を改ざんしてたんです。
領収書の日付を改ざんをしてるんです。
補助金を不正に手にしてた、要は税金を不正に手にしてたってことで、会計検査院が一度、指導と改善指導してるんです。
ここに750億円を自分たちの税金が行ってたとしたら不安じゃないですか。
会計検査院はこれ1回だけじゃないんです。
計5回も「やばいよ、やばいよ」ってホームページでちゃんと言ってるにも関わらず、国会議員が気づかない、国民も気づかない。
会計検査院は頑張りますけど。
浜田聡
会計検査院は、この点に関しては目の付けどころが鋭いです。
森めぐみ
ちなみに会計検査院じゃなくて、経済産業省も2023年、いい加減処罰したんです。
処罰したんです、会計がおかしくて。
にも関わらず、引き続き2024年度も文科省も経済産業省もここに事業委託してるんです。
それも電話して経済産業省の担当の人に聞いたら、「そんなことあったんですか?2024年から僕担当なんで2023年のこと知らないんです」って。
浜田聡
よくある話です。
頻繁に部署移動して、引き継ぎがろくにされてないっていうのは。
森めぐみ
担当者の認識がなくて、さらに担当者が「この事業の名前変わったんですよ」って。
そこまで消し去るのって思って。
これは由々しき事態なんです。
委員はWOWOWとか映像メディアの一般企業がそこのメンバーなんです。
役員はそういうふうに書いてないんですよ。
是非皆さん、ホームページをご覧になられて、概要を見てどういった人達で構成されてるか見た方がいいです。
国民が見た方がいいNPOです。
浜田聡
行政監視の役目というのはいろんな方が担うところだと思いますけど、各議員、地方・国会、それぞれ議員の非常に重要な役目だと思います。
それを一般国民の方も活動して、政府の出している資料をチェックをした上で指摘する。
最近はSNSができましたし、YouTubeでも一般に発信できるようになりましたので、そういうのは非常にやりやすくはなったかなと思います。
特に重要なのはこういう形で持ってきていただくというのも非常に重要だと思います。
森めぐみ
2つ目いきます。
ここは非常に有名なNPOなんですけど、公金系です。
毎年補助金とか助成金で税金を沢山もらうところです。
「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」のところです。
浜田聡
私も国会で何度か取り上げたところです。
森めぐみ
「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」は2023年、4年間計800万以上にわたる不正会計が分かりまして、赤石千衣子さんという理事長さんが謝罪関係をされました。
浜田聡
赤石さんは政府の関係の審議会の委員でもありましたから。
森めぐみ
有識者になっているんです。
シンママといえば赤石さんぐらい国会議員の中でも行政機関の中でも非常に有名で有力者です。
5月あたりに「子どもの貧困対策法」みたいなやつが改正されたの覚えてますか?
あれはたった5つの団体の意見を重視して改正されたんですよ。
国民の総意じゃなくて、5つの団体の意見が取り入れられて改正された、その5つの団体の一つがここの赤石さん。
ここまで有力だと、分かんないけど、自分たちにいいように利益誘導ってできなくはないわけです。
ただここの団体は2023年そのような不祥事があったにも関わらず、引き続き何食わぬ顔をしてそういうふうにできる社会の状況がまずいかなって思います。
浜田聡
数年前ですけど、岸田政権の発足直後ですか。
首相官邸のウェブサイトに「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の関係者と岸田総理が一緒に写真撮ってるところがありました。
首相官邸に来られて岸田総理と仲良く写真は撮られています。
意見交換された後だと思うんですけど。
森めぐみ
その人がやってしまう監督不行届ってことなんですけど、そこに対しては私たちはやっぱり警戒した方がいいです。
浜田聡
どういう有識者会議を作るかとか、そういう人選も政権の人事権限みたいなところなので、それは責任はあります。
森めぐみ
そういう有識者の選択にかかる議会って正式にないんですよ。
どのようなチョイスをしたかって、プロセスを情報開示請求しても「書面がないから出せない」って。
私たち国民がいいかどうかの是非ができない、これもあります。
浜田聡
有識者会議を作りすぎかなっていう気もしています。
昔は作る際に色々と手続きがあったみたいなんですけど、今はその規制が緩くなったんだと思います。
先に忘れないように言っておくと、やっぱりこういう税金の使われ方っていうのは、特に国民の監視が必要で重要なわけです。
その時に暇空茜さんであったり、森めぐみさんも似たような活動をされておられますので、こういう方の発信力をどんどん強くしていくっていうのが重要なことです。
皆さん是非、税金の使われ方をしっかりしてほしいと願われる方は、森めぐみさんのXの方をフォローいただけたらと思います。
森めぐみ
さっき言った「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」さんの他にも、さっき5つの有識団体と言いましたけど、そのうちもう1つはキッズドアさんなんです。
キッズドアさんは夏秋口にクラファンで炎上しましたよね。
何かというと食料支援、かわいそうな貧困シングルマザー家庭に食料支援の8,000円セットが、中身のレトルトとか計算しても8,000円しないんじゃないかなっていうのがあったわけなんです。
そこに目つけた人達がいたっていうことと、私はこのキッズドアさんって約4億円ぐらいお金あるんです。
お金持ちNPOにも関わらず、クラファンの最終日に呼びかけてた渡邉理事長の言い方が、さも自分たちNPOがジリ貧かのような表現をしてたんです。
そうするとやっぱりカンパした方がいいのかなってなりますよね。
言い方悪いと付け込んでるっていうかな。
自分たちが4億円ある中で、でも必要性があるからっていう説明がないまま、なんか悲痛な悲鳴を見せつけて、あれはどうかなって。
浜田聡
2024年の通常国会で単独親権から共同親権に制度が大きく変わることになりました。
今回紹介した「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」であったりキッズドアさんっていうのは、単独親権で家族が貧困であるような状況が、そのNPOにとっては収入源になりやすいというです。
そういう指摘はあって然るべきだと思うんです。
そういう団体に限って共同親権を痛烈に反対するところで、やっぱり非常に重要なことだと思うんです。
ある意味、利権化してると言っても過言ではないと思うので、私はもう時代に合ってないので、日本も共同親権は完全ではないですけど、欧米のようにしっかりと整備を整えていかなければいけないなと思います。
森めぐみ
キッズドアさんに関して非常に炎上したため、特に中抜きが人件費に対していったんじゃないかと。
その人件費って自分たちじゃないですかっていうところの疑惑があって。
実は日刊ゲンダイさんが直撃インタビューしてくださったんです。
理事長の渡邉さんじゃなくてスタッフの方が回答したわけなんですけど、簡単に言うと「回答する必要ない」だと。
NPOって公開をする中で、市民の目で自治をしていくものなのに、皆が何なんだって言ってるにも関わらず「言う必要がない」って。
でもまたそれで済んじゃうんです。
これは法改正が必要です。
浜田聡
渡邉さんは国会の方にも来られていて、調査会とかいろんなところで参考人として意見出されたりはしています。
各政党の会合にも専門家として運んでられて、多分自民党にも行ってますよね。
森めぐみ
行ってると思います。
キッズドアとカタリバさんあたり、自民党は重用してます。
山田太郎さんと自見はなこさんがカタリバさんとかだから。
自民党でもお抱えNPOってあるんです。
正直言ってNPOと結託・癒着してないのは、NHK党さんと日本維新の会さんぐらい。
浜田聡
駒崎さんのフローレンスは国民民主党さんで、かなり内部で揉めたと聞いてます。
うちの政策秘書の坂本雅彦さんが、彼も春の統一地方選挙の時までは、一時的に国民民主党で候補で出られてて、内部の方とつながりがあって。
私の政策秘書になってもらった後に、フローレンスの記事を書いたら、国民民主党から圧力があったということで。
私は残せと思ったんですけど、ただその内容は質問主意書にして残すようにしました。
森めぐみ
国民民主党の体質として問題だと思うんです。
国民民主党の玉木さんでも分かったと思うんですけど、非常に身内に甘いので。
その身内の中で少し傷がありそうなところ、すごく古参の人達が「やめろ」って圧かけるところが感じます。
せっかく若い人達に訴求している党なのに、口を封じさせる。
私も個人的に、ある国民民主党の国会議員の方から「森さんのXを削除して」って言ってくるんです。
浜田聡
メッセージできたなら、適宜公表したりっていうのは。
でも、森さんも一般の方なので議員さんとどこまで戦えるのかっていうのは。
一方で「こういう圧力を受けました」ということを勇気出して公表することで、その議員に対する圧にもなるかもしれません。
私としてはどんどんオープンにしていった方がいいんじゃないかなと。
森めぐみ
じゃあ、いつか実名で必ず言わせていただきたいです。
何ならその方って、他の私にとって非常に有力な形で協力的に動いてた国会議員の人を挟んで、共同親権に賛成するからって交換条件言いながら、別件の私が国民にとって有益だという、そのポストを削除しろって言ってきて、私は正直言って泣きました。
こんなの国会議員が言うんだと思って。
浜田聡
私なりのアドバイスは「圧力はどんどん公表」していくと。
森めぐみ
私も当時、共同親権にしなきゃと思ったんで泣き寝入りしたんだけど、結局その人は賛成しなかったから。
国会では起立してくださいましたけど。
心整えて言わせてもらえればと思います。
国会議員との癒着をすごく感じる二つのNPOについて言わせていただきます。
「あなたのいばしょ」です。
この間、東京15区では繰り上がりで比例で当選された大空幸星さんが、今は辞めてらっしゃいますけれども、創設者、そして理事としてやってらっしゃっていた「あなたのいばしょ」です。
浜田聡
大空幸星さんはいろんなメディアで出ておられますけど、アベプラはやっぱり反響があるかなと思います。
森めぐみ
有名です。
「Z世代の論客」って言われていて、非常に頭のいい方でいらっしゃるとは思います。
この「あなたのいばしょ」についてすごく疑問なのは、彼がまだ大学を卒業したばっかりのときに法人化して、まだ法人化して1年にも関わらず、厚労省の自殺対策で採用されて、1億5,000万ぐらいの税金をもらっているんです。
23歳で社会人経験なくて、法人化したばかりのところが、税金を1億5,000万もらう。
これって助成金の応募要項を見ると、実際にNPOとして実績が5年以上って書いてあるんです。
逃げとして、または過去に自殺防止対策事業を実施したことがあることって書いてあっても、私がもし大空さんだったら、心配で応募なんてしないかな。
だけど採択されてるんです。
浜田聡
税金が使われていますので、その税金の使い道の全てが全て、NPOに流れるからダメだっていうわけじゃないですけど、ただ税金が使われる以上、やっぱりそれなりの効果はあって然るべきだと思います。
森めぐみ
費用対効果って知りたいです。
浜田聡
そういう意味では説明責任もあろうかと思います。
繰り返しになりますけど、この件はやっぱり知らない人も多いので、そこは多くの方に正しく知ってもらえればと思います。
私も政治的な姿勢っていうのがあるので、どうしてもこういう活動に関しては色眼鏡で見てしまって「これはけしからん」という発想が根底にあるので、そこは気をつけないとダメなんですけれど。
ただやっぱり最近NPOに対するお金は行き過ぎだと思うので、歯止めがかからない。
根底的な問題は国民の監視が届きにくい、だと思います。
森めぐみ
全然答えてくれないのよ。
私、東京15区だったから、ちょうど良かったから、大空さんにX上ですけど「これって何なんですか?」って何回か聞いたのにスルーって。
浜田聡
森さんがXのフォロワーがバンバン増えて、2倍3倍10倍とかに増えて影響力を増すと、それが「答えてくれない」ということがもっと多くの人に知ってもらったらまた状況は変わってくるんだろうなと思います。
森めぐみ
もう一つ、すごいんです。
マタニティマークってあるですよ
あれNPOがやってるんです。
「ひまわりの会」って言って千代田区の方です。
検索すると八王子の方にもあるので気をつけほしいんですけど。
ひまわりの会っていう千代田区に事務所があるNPOの方をご検索是非してください。
ここは役員の名前に野田聖子さん。
でもいいんですよ、個人でNPOやってるって。
他にもいらっしゃるんで、全然それはいいんですけど。
問題はX上で2023年9月29日付けの野田聖子さんのXに、マタニティマークのこんな大きいポスターを、野田さんと岸田総理大臣が持ってるんです。
直接それがって言いませんけど、年間7,000万のカンパがあるNPOなんですけど、岸田総理大臣がポスター持ったらカンパがくるに決まってるじゃないですか。
これは野田さんが個人として私服で行ったわけじゃない。
ちゃんと野田聖子という国会議員の地位や力を悪用してって言いたくなるんですけど、使って、岸田さんに特定のNPOのポスター持たせるって何ですかって話なんです。
市民活動に国会議員が次々入ってきて、その存在意義なくすかなっていう感じです。
浜田聡
これは当然、必ずしもそれイコール悪とは言わないですけれど、それは批判はあって然るべきかなとは思います。
森めぐみ
議論の余地が非常にあります。
特定非営利活動法人っていうのは法律があって、特定非営利活動促進法の第2条には政治団体とは違うってことを明確にするために、政治活動を主にしちゃいけないって書いてあるんです。
政治活動じゃないですよ。
「ひまわりの会」イコール野田聖子さんになってるから、これは違法性が強いんじゃないかって思っちゃいます。
浜田聡
法の建て付けを考えると、議員さんがそれやるのは確かにいかがなものかって感じです。
森めぐみ
国民民主の伊藤孝恵さんが2023年、一般社団法人リボルビングドアっていうのを作るんだって言って、私は国政は国政でやって欲しくて、市民活動系をなんで使うんですかって。
意義損なうんですよって言うんですけど。
そういう国会議員の中でもNPO系ってあるんです。
そこの旨味を利用して自分の政策に活かそうとしてる人達がいるから、皆気をつけてください。
浜田聡
さっき話に出たフローレンスさんもかなり炎上されたということです。
フローレンスの会長の駒崎さんが、NPOの政治的なあり方の話なんですけど、公明党の岡本三成さんを選挙の時に堂々と応援されてました。
森めぐみ
それを野放しにしてると「いいんだ」と思って他もやっちゃいます。
「しんぐるまざあず・ふぉーらむ」の赤石さんも、キッズドアの渡邉さんじゃないんですけど役員さんも、2年前に木村弥生さんを「キッズドアとしんぐるまざあず・ふぉーらむも応援してる」ってなってて、これも政治利用されてるわけだから助長するわけです。
この間、DV被害者を支援するNPOの代表が、共産党のところでマイク持つんです。
「ダメだ」って言わないと「いいんだ」と思ってやっちゃうんです。
浜田聡
NPOの政治活動も野放しです。
それをけしからんという国民の皆様の判断に任せるということになるのかなと思います。
森めぐみ
そのフローレンさんに関してなんですけど、まず褒めさせてください。
このフローレンさんっていうのは、経常利益が年間40億あるんです。
経常費用の方は41億円でもギリギリこうやってらっしゃる。
貯金もいっぱいあるんだけど。
その中の人件費がなんと27億円もあるんです。
そうすると人件費27億円も使ってくださると、それだけ雇用の創設をされてるっていう点では、私は評価はここの点ではしてるんです。
ただそれだけ立派なことをしてるのに「残念だな」っていうのは2つあります。
「こども宅食」って言葉知ってますか?
「こども食堂」の他に、「こども宅食」って皆さん、よくわかってると思います。
実はこの言葉ってフローレンさんが商標登録してるんです。
だから何か使用する際はフローレンさんにお願いしないといけないんです。
ただ使用する時は無償です。
ただし、例えば政府が「こども宅食」でCM打つ時も政府がフローレンスに頭下げなきゃいけない構図になっています。
商標登録をしないで広く皆に使わせることじゃないかなと思うことが一つ。
あともう一つは、割と皆ずっと言ってるかと思いますけど、2年前に奥さんが北区長選に出るのをきっかけに、フローレンスの駒崎さんは役員を辞められて、肩書ないと、関係ないと、第三者になられました。
ただ認定NPOフローレンス会長の駒崎弘樹さんとして、様々なところで有識者の活動をしている。
登記上、そうじゃないにも関わらず、会長として活動を有力にしてしまう。
一般企業でもありますよね。
席はないんだけど、皆さんがリスペクトのため「会長、会長」「もう辞めたんだ、会長なんて言わないでくれ」と周りは会長って言ってしまうっていうことはあるけど、自らその肩書でいろんなマイクを持ってすごくパワフルにやっちゃってて、外形的にはさも役員かのような、何かあった時には彼が責任取るかのようになってるけど、実際は何にも関係ないというのは何ですかと。
試しにTwitter上で公開質問したんです。
「フローレンスさんへ、駒崎さんとフローレンスさんでどういう関係なんですか。例えば業務委託をしてるんであれば、その契約書を公開してください」って言ったんですけど、たかが7,500フォロワーですから私は無視された感じなんです。
ただ説明責任を果たすことを、どうして国民としてはさせられるかっていう問題があるんです。
浜田聡
そこに関しては創設者ですから。
ある程度、フローレンス・イコール・駒崎さんなので、そこはあまり攻めすぎても。
森めぐみ
確かに切れない形に実質的になってますから。
浜田聡
批判すべきは税金の使い道の適切性っていうところになってくるのかなと思います。
森めぐみ
税金すべてに言えると思うんですけど、費用対効果がわからない。
お金を沢山使ったらうまくいってるみたいな。
例えば受益者ってあって、そのサービスを利用した人の人数。
例えば「あなたのいばしょ」だったら相談件数ってあるわけです。
決して相談人数じゃないんです。
でもそれは莫大なわけです。
LINEで「お願い」って言っただけで1って数えてるかもしれない。
でも、その精査が全然できてないっていう。
税金がもったいないです。
浜田聡
結局、放置された状態が何年も続いてきているがゆえに、今の税金の高さみたいなところになってるんだと思います。
森めぐみ
次は最後になるんですけど、これは公金とは関係なく、でもすごく一番深刻かもしれないことなんです。
名前は「難病患者支援の会」
この「難病患者支援の会」は2023年8月、刑事罰を受けるんです。
どういうことをしたかというと、海外での臓器移植斡旋、違法なことをしていたことがわかって、地裁では有罪判決だったんですが、公訴してて、来月12月に高裁は出るんですけど、未だに有罪判決というふうに決まってないんです。
ここは非常に悪質で、切実に腎臓・肝臓の移植を求めている人達に、言葉巧みに海外に連れて行って違法にやるんです。
中には亡くなった方も。
海外の病院事情って日本ほどじゃなくて劣悪なんです。
そういうところの担保がない先に、一件4千万から、人によって8千万もらって斡旋している、そういうところがあるんです。
浜田聡
そういうのは正式なもので証明されているというのは?
森めぐみ
皆さん、この本を読まれるといいです。
読売新聞社会部が取材班の新潮新書、タイトル「ルポ 海外「臓器売買」の闇」
新書で読みやすいです。
私アマゾンで買ったんですけど、ジャーナリストなんとか賞みたいなのは取ってるはず。
私もここを主に取材先をやったんですけど。
もう一つは理事長は2009年に覚醒剤取締法でも有罪なんです。
立ち上げたのは2007年です。
でもNPOが悪いことしたわけじゃなくて、理事長自身が覚醒剤取締法違反容疑で逮捕されて、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決受けてて、このNPOはずっと継続維持して、なんとこの間は臓器移植の闇ということです。
検索してびっくりすると思うんですけど、いまだに内閣府のホームページ・東京都もこのNPOってぶら下がってるんです。
読売新聞が東京都に対して、騙されている患者の中には「内閣府や東京都が認証を与えてるから信用できると思ったんだって言ってる被害者は何人もいるのに、なぜいまだにそれをずっと公開してるんですか」って東京都に聞いたんです。
さっきの新書に書かれてますけど、「有罪と決まってないからぶら下げ続けるんだ」
解散請求ができない。
だってぶら下げてる限り、被害者は同じように認証を内閣府と東京都がしてるから安心できるんだって言って、信用しちゃうじゃないですか。
この責任問題どうするんだと思って、非常に私はこれは問題だと思ってるんです。
浜田聡
7つの事例ということです。
今いただいたものに関しては、私も半分以上名前は知ってるところですし、でもドンドンこういうことに関しては事実ベースで発信をしていくということが大事かなと思います。
やっぱりその点で、暇空茜さんはやっぱり発信の仕方っていうのはすごい上手です。
色々とゴタゴタがあってすごく大金を手にされたっていうところから社会的な活動をされているという感じです。
私としても、こういう活動をされている方っていうのは、どんどん出てきてほしいなと思ってます。
やっぱり国民による監視、一般の方々による監視ってすごい重要だと思いますので。
Xでは最近NPOを監視されるアカウントがありますので、そこは意義があることだと思います。
森めぐみ
私なんかNPOの中で一番NPOやばいって言ってるNPOに対しても「NPOのやつ」っていう風に言われるっていうのはこれはすごくいいことだったと思います。
NPOイコールいいわけじゃないですから。
いい社会になってきたかなと思います。
自己紹介の時に「日本は単独親権を背景に親子が会えにくい社会だ」って言いましたけど、一番、親子断絶させる機関が、皆さんの税金が沢山投入されている家裁です。
家庭裁判所が親子を断絶するんです。
こうした事実がわかるように、別居親さんたちから取材して、58のエピソードを書いたものを、2025年2月24日、祝日になるんですけど発売予定なので、今日はこの表紙だけなんですけど。
800円のチャリティー価格にしました。
是非、全国に3,000ぐらい図書館があるので、ら図書館にリクエストしてみてください。
それで皆が見れるわけじゃないですか。
図書館に一斉アクションをしようと思っているんです。
これも税金の使われ方に関して皆で見ていこうということになると思うので、是非、皆さんは関心持っててください。
Xでも頻繁にこれに関してはびっくりするようなのをポストしてますので、よろしくお願いします。
浜田聡
最近はNPOの監視活動に関しては、SNSだとやっぱりXが一番いいかなと思います。
暇空さんみたいにYouTubeも使えばいいと思いますけど。
Xをせっかくされるのであれば、同じポストを、例えばインスタでやってもいいのかなと思います。
インスタは画像・映像が主ですけど。
森めぐみ
前にこちらに出させていただいたときに、「書籍を私のツールにしようと思って」っておっしゃったでしょ。
やっとそれを実現できるかも。
やっぱり国会議員の中では森さんの意見がすごく貴重だから重用したいんだけど、是非、有識者化してもらえると楽だって言われてて、その一つが書籍です。
名刺代わりの書籍です。
浜田聡
色々と工夫されててすごいいいと思いますけど。
紙芝居形式で国会議員がすぐに理解できるように。
確かに国会議員の方、私も含めていろんな相談が来ますので、それぞれに対してじっくりと分厚い文章を読んでいるような時間がないっていうのは確かにその通りなんで。
森めぐみ
新しい国民が直に政治をやれるぐらい、そこの一歩になればいいかなと思うんです。
浜田聡
森さんには色々と活動の方、私の事務所の権限を使って色々と活動をしていただいています。
霞ヶ関の各省庁に質問を私の事務所を通してやると、質問は適切にしっかりと返ってくるというのもあります。
あとは参議院の法制局って言って、国会議員が法律案を作るときに色々とサポートしてもらえる組織があるんですけど、そこにもNPO法かな、それの改正案などにも、そういう権限を使っていただくなどしていただいています。