ポケモン ファイアレッド・リーフグリーンの思い出(ファミ通編)
ファイアレッド・リーフグリーン(以下FRLGと表記)が今年で21周年だそうなので21年前のことを語ります。
当時私が買っていたゲーム雑誌のファミ通キューブ+アドバンスの記事と共に、タイトル発表時からデオキシス発表までを時系列順に追っていきます。2003年の9月から2004年の3月ごろまでになります。
【今日は何の日？】
— ファミ通.com (@famitsu) January 28, 2025
2004年1月29日『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』が発売。今年で21周年https://t.co/Tw8ossiW9T
『ポケットモンスター』の原点である初代『ポケットモンスター 赤・緑』がGBA用にリメイク。新マップのナナシマでの冒険が楽しかった。 pic.twitter.com/7b8bSiJXDq
ファミ通のこの投稿を見て記事を書き始めて早1ヶ月経過しました。ポケモンデーの更新になったのは偶然の産物であり全く関係ありません。ポケモンデーおめでとう！
ファミキューの思い出話
当時私が頼りにしていた情報源は主にゲーム雑誌でした。私はファミ通キューブ+アドバンスを買っていました(以下ファミキューと表記)。
月刊の任天堂専門のゲーム雑誌で、ハードが移り変わっていく度に名前が変わっていった雑誌でした。一番長かった頃の雑誌名は「ファミ通DS+キューブ&アドバンス」。
Wikipediaによると2016年に休刊になったようです。
所持していたファミキューは10年ほど前にほとんど切り抜いて処分してしまったのですが、家の中を捜索したところいくつか記事を発見しました。
それにしてもなんてばかなことを……(CV.桜井さん)
初報(2003年9月ごろ)
FRLGの初報は2003年の9月ごろだった模様です。
時期としては前売り券でジラーチの配布があった夏の映画公開が終わる頃です。話題を絶やさないポケモン宣伝部の鑑。
12月号ですが10月20日ごろの発売です。
MOTHER3を待った方々は何年待ったのだろう……。
初報が載っている2003年11月号は買っていませんでした。気になる方は国立図書館にあると思いますので探してみてください。
この頃は2004年春発売予定でした。この年の年末に完成しないため春予定と発表したのかなと勝手に思っています。
またFRLGのプレイ人数が1〜2人になっています。ファミキューではルビー・サファイアも1〜2人のままなのでそういう方針なのでしょうか？それか編集部の誰もクリスタル以降気付いていない説
きのみクラッシュが最大5人でできるためFRLGのパッケージでは1〜5人になっています。
発売日が1月29日に決定(2003年12月〜2004年1月ごろ)
12月末〜1月の間に発売日が1月29日と決まったようです。
この2004年3月号でナナシマ(ナナシマという明記はなし)についても紹介があった模様です。残念ながらこの号に載っていた攻略記事は処分していました。なんてばかなことを……。
以下の記事ではナナシマのことを「いくつかの島」「謎の島」と表記しています。
右下記事のポケモンスクープとポケモンだいすきクラブがとても懐かしい。
ワイヤレスアダプタとDS
さて、初期に発売されたFRLGにはワイヤレスアダプタが同梱されていました。ルビー・サファイアとお値段変わらずなので、ワイヤレスアダプタは実質タダでした。ポケモン初の試みだったためか、雑誌でも発売前から特集されていました。
「もう電車の中でケーブルを刺して通信相手を待たなくてもいい！」なんて記事が面白おかしく載っていたことを、今でも思い出して笑ってしまいます。今言うと本当にしてたと思われそうだけどそんなことをしている人はいなかったはず。いたらすみません。
後述するジョイスポットの他に、後のDSとなるニンテンドー・ディーエス(仮称)の発表がFRLGの発売直後なことを踏まえると、DS発売前にワイヤレス通信に慣れてもらおうという意図がありそうです。
※ディーエス(仮称)がワイヤレス通信可能であることはこの頃はまだ判明していません。
E3発売前の想像図大好き。
現在のポケセンでSPは売っていないため電話番号は消してます。
デオキシスやジョイスポット
この後FRLG発売から1ヶ月ほど経った2004年5月号でデオキシスが発表されています。
たんじょうのしまについても同時に発表されていました。ここでも宣伝タイミングがすごい。
ちなみに、この頃の映画PVの初出しはおはスタでした。
同時に、ジョイスポットについても記載がありました。
第一弾はFRLGだそうですが、私はこちらについては何も覚えていません。田舎だったのもあり、ジョイスポットを見た記憶もないです。
詳細は任天堂のサイトに詳しく記載されていました。
ポケモンの特別なバトル「ジョイスポット チャレンジバトル」を体験できたり、「ふしぎなニュース配信サービス」により、お得な情報を入手できるようになります。
ふしぎなニュースとはなんぞや？と検索をかけてみたら伝説のスターブロブ2さんが動画にしてくださっていました。(私が一方的に尊敬している発信者様です。)
ニュース内容は主にデオキシス映画の話だったそうで、ふしぎなニュースの話がゲーム雑誌に載らないわけだなと納得したのでした。
FRLG関連の他のジョイスポットは、エメラルド第一報の後である9月にしんぴのチケットが配布されたくらいでしょうか。
巷で噂されているへんげのどうくつについても配信されてほしかったですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。ゲーム雑誌は情報源としてだけでなく、私にとって思い出の宝箱でもあります。
次回はFRLG発売後の思い出話の予定です。