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【エクストラ】後攻型ゲンミミオロヨノミロカロス(チャンピオンズリーグ愛知27位、シティリーグ大阪予選3位)
※改定履歴
【2020/2/23 としぞう追記】
・シティリーグ大阪(シーズン3)で使用したデッキレシピと採用理由を追加しました。
【2021/04/06 としぞう追記】
・レギュレーションの変更により、2021/1/22からミロカロスが使用できなくなっています。レギュレーション変更に対応したデッキレシピを追記しました。このデッキレシピでエクストラバトルの日に4回出場し、優勝1回、準優勝2回することができました。
はじめまして!
安城新撰組のひのです。
チャンピオンズリーグ愛知、お疲れさまでした。
簡単に自己紹介をさせていただきます。
一年前のウルトラシャイニーからポケモンカードを始め、今回のチャンピオンズリーグ愛知で初めて32位内に入賞し、念願のデッキシールドを獲得することができました!
この記事では、チームで研究し、チャンピオンズリーグ愛知(&シティリーグ大阪)で使用した、エクストラレギュレーションの後攻型ゲンミミオロヨノミロカロスの紹介をさせていただきます。
このデッキで、以下の戦績を残すことができました。
チャンピオンズリーグ愛知 27位 6勝2敗 ひの
シティリーグ大阪(シーズン2) 予選3位通過 4勝1敗 としぞう
内容は、以下になります。
目次
・環境予測
・当日のマッチアップ
・デッキ選択経緯
・デッキリストと採用カード解説
・デッキ基本プラン
・各マッチアップ解説
・最後に
追記
・シティリーグ大阪(シーズン3)で使用したデッキレシピと採用理由
・エクストラバトルの日使用デッキレシピ(優勝1回、準優勝2回/4回出場)
・環境予測
デッキ選択の前にまず環境予測から始めました。
今回の環境予測は、今までと異なり「先行サポート禁止」というルールの変更を加味して行う必要がありました。そのため「ブルーの探索」や「アズサ」、「ウツギ博士の研究」といった初手のサポートによりデッキの安定性が保証されているデッキたちが軒並み弱体化を受け、シェイミEXやデデンネGXといった特性を持ったポケモンやグッズでまわすデッキが増えると予測しました。
また、新たに登場したカビゴンvmaxは、スカイフィールドと組み合わせることで、圧倒的なHPと火力を押し付けることができます。
これらを踏まえ、tier表を以下のように設定しました。
tier 1
・カビゴンvmax+チラチーノ(ゾロアーク)
・三神レシゼク+三鳥
tier 2
・ゾロアークラッタ+ガマゲロゲEX
・ウルトラネクロズマ
・モクナシラフレシア
・各種LO
チャンピオンズリーグに持ち込むデッキは、これらのデッキの完成度を高くするか、これらのデッキに勝ちうるまだ環境にいない(初見殺し可能な)デッキを持ち込もうと考えました。
・当日のマッチアップ
チャンピオンズリーグ愛知 ひの 6勝2敗
1戦目 カビゴン 後◯
相手カビゴン一匹のみ
ホラーハウスポルターガイストで勝ち
2戦目 モクナシラフレシア 先◯
グッズを初手に使い切るイメージで先2エナジーグレイス+エリトレ
ハンデスから押し切って勝ち
3戦目 三神三鳥 後×
事故でホラーハウス打てただけで全然殴れないハンデスできない
スカイレジェンドで5枚取られ負け
4戦目 化石ナンス 後◯
相手がまんのかべのみ
後一ホラーハウスポルターガイストで勝ち
5戦目 アイアントLO 先◯
プラン通りに勝ちハンデス継続してラボでジラーチ止めて勝ち
6戦目 ミラー 後×
先1無人で止められ事故死
7戦目 モクナシラフレシア 後◯
順当にホラーハウスハンデスで勝ち
8戦目 サナニン 後◯
相手フレフワンのみ
ホラーハウスポルターガイストで勝ち
シティリーグ大阪 予選 としぞう 4勝1敗
1戦目 三神ゲコゾロ 後◯
相性厳しい対戦も、順当にホラーハウスハンデスで勝ち
2戦目 ドンカラス 先◯
相性厳しい対戦も、順当にホラーハウスハンデスで勝ち
3戦目 レシゼク? 後◯
相手コケコプリズムスターしか出ず勝ち
4戦目 三神ゲコゾロ 先×
一進一退もつれ込むも、相性厳しく負け
5戦目 カビゴンチラチーノ 後◯
順当にホラーハウスハンデスで勝ち
※このデッキの具体的な回し方(どのようにハンデスに持っていくかなど)は、以降で記載します。
・デッキ選択経緯
このデッキができたきっかけは、11月頭にとしぞうが超高速パーフェクションに代わる次なるデッキを探していたところ、なるせ会のみなさんが使っていたブルー型のゲンミミオロヨノミロカロスを、なるせさんから教えてもらったことがはじまりです。
ブルー型はうまく回すことができず、シェイミ・デデンネ型に変更。そのデッキをとしぞうとスギカズが11月のエクストラバドルの日に持ち込んだところ2週連続で2人とも優勝。とても強力で相手に何もさせない+初見殺し性能の高さからこのデッキをチャンピオンズリーグ愛知に持ち込むことに決めました。
エクストラレギュレーションの環境に登場していないデッキなこともあり「安城新撰組がゲンミミオロヨノミロカロス旋風を吹き荒らしてやるぞ!」と意気込んでチャンピオンズリーグ愛知に持ち込んだのですが…
ふたを開けてみたら周りはオロヨノミロカロスばかり…みんな考えることは同じで、旋風は吹き荒れたものの、僕たちが吹き荒らすことはできませんした…
以降、2人分のデッキリストと採用カード解説、デッキの基本プラン、各マッチアップ解説に続きます。
また、すでにレシピが公開されている先攻型(スカイフィールド型)とは少し異なるタイプになります。
今後のエクストラレギュレーションのシティリーグに参加する方、エクストラバトルの日に参加する方など、ぜひ興味のある方は読んでいただきたいなと思います。
・デッキリストと採用カード解説
僕ととしぞう2人それぞれのデッキを紹介させていただきます。
前提として僕のデッキは「スタジアムで特性をロック、ベンチ展開をウソッキーで抑制するデッキ」、としぞうのデッキは「ダストダスで特性をロック、ベンチ展開をスタジアムで抑制するデッキ」であるという違いがあります。
・ひの使用リスト
・としぞう使用リスト
採用カードは、僕のリストから解説させていただきます。
()内はとしぞうのリストの枚数になります。
・オーロット&ヨノワールGX 2
このデッキのメインアタッカー。妨害とダメージを両立できる。
基本的にこのポケモンで圧をかけていきます。
・ゲンガー&ミミッキュGX 2
サブアタッカー兼ロックポケモン。対面によってはこのポケモンから殴り始めることもあります。ヒンバスを準備し、ホラーハウスを打つことで次ターンに安全にエナジーグレイスまでつなげることができます。また展開を防ぎ、イージーウィンまで狙えます。
今大会ぶっちぎりのMVPです。
・ヒンバス 2
ドラゴンストーム収録のもぐるヒンバスを採用しました。スカイレジェンド食らわないの強くね?
・ミロカロス 2
アオギリの対象としてよく採用されていたポケモン。エネルギー供給を高速で行うことができます。余裕がある場合、2体目を立てておくと対応力が上がります。
・シェイミEX 2(1)
・デデンネGX 2
1ターン目の安定した展開を補助します。自分の手札をトラッシュしていい場合とそうでない場合で使い分けます。
ただしシェイミEXは対戦相手のスカイレジェンドGXに注意して出す必要があります。
・ウソッキー 1(0)
直前のシティリーグではあまり採用されていませんでしたが、特性持ちのポケモンで回すデッキが増えること、ゾロアークGXのライオットビートをこだわりハチマキ込みで耐えるようになること、tier1においているカビゴンvmaxの火力を抑えることができるため採用しました。
・フィオネ 1
キーカードその1。
最近、スタンダードで採用されることの多いフィオネですがエクストラでも強力です。ひきよせのうずをフラダリのように使い、オカルトマニアやエリートトレーナーといった強力なサポートとともに使用し相手の要求札を増やします。
ベンチにとりあえず置いておくことで疑似的な圧縮、またセルフLOの回避も可能です。サイレントラボやソーナンスのがまんのかべで止まってしまうことに注意が必要です。
・ハイパーボール 4
・クイックボール 4
・ダイブボール 2
初期案から唯一変わらなかったカードたち。
シェイミデデンネに触れるカードを最大枚数積むことでデッキの安定感を上げることができました。クイックボールがミロカロスに触れることができないため、ダイブボールで補うという感覚で運用します。
・レスキュータンカ 2
巻き込んでしまったポケモンたちを救出するカードです。
バトルコンプレッサーと組み合わせることでマスターボールに化けます。
・バトルサーチャー 4
1枚採用のサポートが多い点、巻き込みでトラッシュしてしまうを考えて最大枚数採用。
ミラーのバドルサーチャーにするとなぜか初手に集まるので通常のものにしました。
・バトルコンプレッサー 4
1、2ターン目に必ず使いたいため最大採用。エナジーグレイスのエネルギー準備や不要札のトラッシュ、使用するサポートの準備など、活躍は多岐にわたります。
・かるいし 4
スタートのポケモンとゲンミミに張る2枚を必ず供給したいため最大枚数。4枚のおかげで呼ばれるロックのケアも容易になりました。
・闘魂のまわし 1(0)
キーカードその2。
オロヨノに張るだけでらいえんむそう270ダメージや、キョダイフォール300ダメージを耐えることができトップ解決の要求札を増やします。
また増えることが予想されるデデンネをオロヨノが一撃で倒せるようになること、ウルトラネクロズマに対してゲンミミにつけると、相手の手札のトレーナーズが2枚で倒せるようになるなどお得がいっぱいです。
・パソコン通信 1
初手の事故を解決できるカードかつ、要求札を必ず持ってこれるため、エーススペックはパソコン通信を選択。
・フィールドブロアー 1(0)
先行1ターン目の無人ラボを割るためにお守り感覚で採用。LO相手にはいのちのしずくとスタジアムを壊してからハンデスすることで、再利用を遅らせることができます。
・アララギ博士 2(3)
絵柄はお好みで。1ターン目以外打つ機会がほぼないため2枚採用。バトルコンプレッサーからのサーチャーという形での使用が多かったです。
初手の安定度や無人ラボ、がまんのかべで止まるのが怖いのでとしぞうのリストでは1枚増えています。
・エリートトレーナー 2
デッキコンセプトカード。エナジーグレイス+ナイトウォッチャーで手札を一枚にすることができます。今後も多くの被害者を生むことになるでしょう。
・オカルトマニア 1(0)
エクストラを代表する動きを止めるカード。スタジアムで止めることのできないチラチーノやグッズロックのラフレシアなどに対して使います。ミラーにおいて相手のエナジーグレイスターンに合わせて使うと先手後手を入れ替えることができます。
・グズマ 1
調整前は2枚でしたがフィオネのおかげで削ることができました。LO相手にはグズマをロストおくりさせ安堵したところにフィオネを突き刺しすため不要札と一緒にトラッシュにおいておくことが多いです。
・N 1
感覚的にはアララギ3枚目も担っています。オロヨノ一体目が倒されてからエナジーグレイス+Nで完全ハンデスができます。
・ザオボー 1
憎きダブルドラゴンエネルギーをはじめとする特殊エネやいのちのしずくなどの回収されたくないグッズなどをとばします。初手にブロアーの感覚でスタジアムを割るのに使う場合もあります。
・ルザミーネ 1(0)
キーカードその3。
僕のリストでは特性のロックはスタジアムで行いますが、このカードの採用前では問題点がいくつかありました。
1. ハンデス後のこちら側の打つサポートがなくなってしまうこと
2. トロピカルビーチやプレイヤーズセレモニーなどのスタジアムの張り合いに負けてしまうこと
3. そもそも序盤に巻き込んでスタジアムがトラッシュされてしまうこと
これらの問題点がルザミーネで改善できたため採用しました。
・無人発電所 1(0)
・サイレントラボ 1(0)
この2枚は対面によって張るカードが変わってきます。
無人発電所
・ゾロアークGX+α
・ウルトラネクロズマ(ラボを割るという意味合いが多い)
サイレントラボ
・レシゼク系統(ホウオウEXの特性を消せる)
・ジラーチやザシアンなどが入っている場合
ラボを張る場合、ウソッキーとフィオネの特性が消える点に気を付けてください。
基本超エネルギー 8
試合で使うエネルギーが最低6枚のため
(ゲンミミ 2枚、オロヨノ 3枚、サイド落ち 1枚)
巻き込みや引けないことを考えるとこれ以上は減らせないと判断しました。
練習や本番でも欲しいときに引けたのでこの枚数でよかったと思います。
以下、としぞう使用カード
・カプ・テテフGX 1
チャンピオンズリーグ愛知前ではがまんのかべ対策をとっていなかったので不採用の形となりました。がまんのかべの中でもサポートを持ってこれるのは強いです。
・キリンリキ 1
このカードを採用することでLO(特にチャンピオンズリーグ愛知優勝のヤミラミLO)やミラーでの勝率を上げることができます。ミラーにおいてはエネルギーやサポートをロストさせることで殴れないもしくはハンデスできないという状況を作り出すことができます。
・ネストボール 1
順当にホラーハウスハンデスで勝つための、安定度を上げるカードになります。
・メタモン◇ 1
・ダストダス 1
ダストダスで特性のロックを行います。
ダストダスを使わない対戦は、メタモン◇が3枚目のヒンバスになります。
・パラレルシティ 2
ウソッキー不採用によりパラレルシティを採用しています。先攻1ターン目に貼られたサイレントラボや無人発電所を割ります。
・デッキ基本プラン
ゲームの基本プランを解説します。じゃんけんに勝ったら後攻を選びます。先攻後攻、対面のデッキ、場の状況に合わせてプランを組み立てます。
「後攻の場合」
・ベンチに置く優先順位
ゲンミミ > ヒンバス > フィオネ ≧ オロヨノ > シェイミ or デデンネ
・1ターン目にやること
・ゲンミミを場に出す
・ヒンバスを場に出す
・ゲンミミにエネルギーをつける
・ホラーハウスGXを打つ
・1ターン目にできる限りやりたいこと
・オロヨノをベンチに出す
・エネルギーを3枚トラッシュにおくる
・ゲンミミにかるいしをはる
・ミロカロスに進化できる手札にしておく
・エリトレを打てる手札にしておく、
・デデンネ、シェイミを使える手札にしておく
・オロヨノに闘魂のまわしを貼る
・2ターン目にやること
・オロヨノをベンチに出す(できてなかったら)
・エネルギーを3枚トラッシュにおくる(1ターン目にできてなかったら)
・ゲンミミにかるいしをはる(できてなかったら)
・ミロカロスに進化し、エナジーグレイスでオロヨノに3枚エネルギーを付ける
・エリートトレーナーを打つ
・ゲンミミを逃がす
・ナイトウォッチャーを打ち相手の手札を1枚にする
・2ターン目にできる限りやりたいこと
・各スタジアムを貼る
・オロヨノに闘魂のまわしを貼る(1ターン目にできてなかったら)
「先攻の場合」
後攻と異なり1ターン目に必ずホラーハウスGXを使用するわけではないので、ペイルムーンGXも視野に入れて戦います。
・ベンチに置く優先順位
ヒンバス or フィオネ or ウソッキー > ゲンミミ or オロヨノ > シェイミ or デデンネ
・1ターン目にできる限りやりたいこと
・ヒンバスをベンチにだす
・オロヨノをベンチに出す
・エネルギーを3枚トラッシュにおくる
・必要に応じバトル場のポケモンを逃がす
・オロヨノに闘魂のまわしを貼る
<次ターンエナジーグレイスの使用ができそうなら⇒プラン①>
・2体目のオロヨノをベンチに出す
・オロヨノにエネルギーをつける
・ミロカロスに進化できる手札にしておく
・次ターンエリトレを打てる手札にしておく、
・デデンネ、シェイミを使える手札にしておく
<次ターンエナジーグレイスの使用が難しそうなら⇒プラン②>
・ゲンミミをベンチに出す
・ゲンミミにエネルギーをつける
・2ターン目にやること
<プラン①>
・オロヨノをベンチに出す(できてなかったら)
・エネルギーを3枚トラッシュにおくる(1ターン目にできてなかったら)
・ミロカロスに進化し、エナジーグレイスでオロヨノに3枚エネルギーを付ける
・エリートトレーナーを打つ
・バトル場のポケモンを逃がす
・ナイトウォッチャーを打ち相手の手札を1枚にする
<プラン②>
ゲンミミにエネルギーを貼りGX技を打つ
以降は後攻2ターン目にやることを参照
(ただし、相手の手札は8枚になっているので次ターンポルターガイストも選択肢のひとつ)
・2ターン目にできる限りやりたいこと
・各スタジアムを貼る
・オロヨノに闘魂のまわしを貼る(1ターン目にできてなかったら)
[共通]
・エナジーグレイスを使用してからエリートトレーナーやNを使用する
・エネを3枚トラッシュすると書いたが、エナジーグレイス時にトラッシュにエネルギーが3枚あれば過程は問わない
・ハンデス中に次のアタッカーの準備を手張りやエナジーグレイスで行う
・フィオネは基本的に出せるタイミングで出してしまって問題ない
・三神についたダブルドラゴンエネルギーはザオボーで割りたい
・バトルコンプレッサーの優先順位
エネルギー3枚 > 1枚目のエリトレ > ザオボー・グズマ(バトルサーチャーが3枚以上山にある場合)> 2枚目のゲンミミ > ボール系(エナジーグレイス後) > バトルコンプレサー
※ 後手にゲンミミにエネルギーが張れていない場合、初手のバトルコンプレッサーで送るエネルギーは控えめのほうが良い
・相手先攻でたねポケモン1匹のみの場合、ホラーハウス→ポルターガイストのワンキルを積極的に狙う
・各マッチアップ解説
環境にいると思われるデッキに対するプランを解説します。
・対三神レシゼク+三鳥
じゃんけんは後攻の取り合いになります。三神が見えた段階でなるべくシェイミは出さないようにしたいです。
「先攻の場合」
最も強いスタートポケモンはウソッキーです。後ろでエナジーグレイスとハンデスの準備をしましょう。先行で回してウソッキー前のサイレントラボ(無人)で締めを目指しましょう。ウソッキー生贄+エナジーグレイス+オロヨノ2体の1+1+3+3のサイドプランを目指しましょう。
「後攻の場合」
展開しきられているか全く回っていないかのどちらかですが基本プランにのっとりホラーハウスを目指します。ホウオウのコインによってはホラーハウスを打つとそのまま返されてしまうのでフィオネで正面のレシゼクをどかすか、ウソッキー(パラレル)でベンチを狭めましょう。
・対カビゴンvmax
基本プランは対レシゼクと同じですが先行を相手が勝手にとってくれるため後攻のみ記載します。チラチーノ型の場合無人で止まらずハンデスしにくいため、フィオネで裏を積極的に狩りに行きましょう。
「後攻の場合」
展開しきられているか全く回っていないかのどちらかですが基本プランにのっとりホラーハウスを目指します。レシゼクに比べトレーナーズが多いためポルターガイストで結構ダメージが出ます。
・対ゾロアークラッタ+ガマゲロゲEX
こちらも先行を相手が勝手にとってくれるため後攻のみ記載します。
「後攻の場合」
展開しきられているか全く回っていないかのどちらかですが基本プランにのっとりホラーハウスを目指します。ゾロアークGXが立たないように必ずハンデスするようにしましょう。ブルブルパンチでグッズロックされるとトラッシュのサポートが回収できないのでルザミーネをうまく利用しましょう。
・対モクナシラフレシア
後攻の取り合いになります。少し特殊な立ち回りになりますので注意が必要ですハンデスを完了させれば遅い試合展開になるため負け筋を減らしていきましょう。
「先攻の場合」
少しきつめです。ターンがかえって来る頃にはグッズが使えなくためミロカロスとエリトレの現物を持っておくことが重要になります。デデンネシェイミを総動員しましょう。
「後攻の場合」
ホラーハウスを打つにあたってバトル場にモクナシがいる場合フィオネでどかしてから打つとグッズロックまでの猶予ターンを作ることができます。落ち着いてゆっくり回しましょう。
・対ウルトラネクロズマ
後攻の取り合いになります。立ち回りが一番変化する対面になります。
「先攻の場合」
サイドプランは1+1+3+3を目指します。このマッチのみゲンミミにまわしを張り、ウルネクを倒しやすくします。またオロヨノに4エネつけることで継続して殴り続けれるように立ち回りましょう
先行1ターン目
<プラン1>
オロヨノにエネルギーを手張りしエナジーグレイス準備しつつ前にウソッキーヒンバスを生贄にします。
<プラン2>
ゲンミミにエネルギーを手張りしエナジーグレイス準備しつつ前にウソッキーヒンバスを生贄にします。
先行2ターン目以降
<プラン1>
4エネオロヨノを出しつつハンデスします。ゲンミミをサブアタッカーとして手張りで育てていきます。ラボを割りつつフィオネを絡めて裏のヤブクロンを狩りましょう。可能であればザオボーを使用し、かるいしやダブドラをとばし要求枚数を上げましょう。
<プラン2>
ゲンミミを手張りで起動させラボを割りつつフィオネを絡めて裏のヤブクロンを狩りに行きます。トレーナーズ一枚で気絶させることができます。ゲンミミでサイドをとれるだけとり、Nから4エネオロヨノでハンデスを行います。
「後攻の場合」
かなりの確率で初手にラボが張られるためデデンネシェイミは使えないことが多いです。ホラーハウスからのハンデス成功後のウルネク側の要求札は結構多いため、ハンデスを全力で狙いに行きましょう。先攻時に記載されているゲンミミプランも忘れずに。
・対各LOデッキ
どのマッチでもフィオネが鍵になります。
・対アイアントLO
後手の取り合いになります。
山を削らないように立ち回ります。技でLOを狙ってくるためトロピカルビーチなどでリソースが回復しないため比較的に楽な相手です。フィオネでいのちのしずくつきのポケモンを避け、ハンデスを続けましょう。
・対ショックロックLO
先行を取ってくれるため、後攻ホラーハウスから展開します。ロックかけられてしまっても、フィオネ+オカルトマニアやグズマで番犬ハーデリアをどかしながら殴りましょう。
・対ヤミラミLO
後手の取り合いになります。トロピカルビーチのリソース回復がつらいのでザオボーで飛ばしましょうフィオネで人形とロボを倒し、ビーチを飛ばしてからエリートトレーナーを強く利用する手もあります。
・対よるのこうしん
後手の取り合いになります。ウルネク弱体化版ととらえましょう。現在の主流である、さるじえ→ポケモンカードジムメダル→ジラーチ◇のコンボをサイレントラボで止めることで試合を有利に進めることができると思います。
・対サナニンフ
後手の取り合いになります。ゲンミミをチラ見せすることで相手のプレイをゆがませることができます。高火力が出るわけはないためリソースを削り勝利を目指しましょう。
・最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。はじめてのnoteで読みにくい箇所があるとは思いますが、今後の皆さんの参考、考察の一助となれば幸いです。ご質問、意見などございましたらひの(@hino_sino_)までお願いします。
また、チームとしては、超高速パーフェクション、後攻型ゲンミミオロヨノミロカロスに続く、エクストラの新作デッキを現在研究中です。
アローラのポケモンをメインとしたデッキを考えています。
ものにできるかはわかりませんが、こうご期待!!
・シティリーグ大阪(シーズン3)で使用したデッキレシピと採用理由(2020/2/23 としぞう追記)
シティリーグシーズン2のデッキレシピから以下を変更しています。
・キリンリキ → ダストダス(ダストオキシン)
・ヒンバス → ヤブクロン
シティリーグシーズン2のデッキでは、ミロカロスはヒンバスから、ダストダスはメタモンから進化していましたが、ミロカロスをメタモンから進化できるように変更しました。またダストダスをたてやすくるように変更しました。
これは、本デッキが強く意識・対策されており、エクストラバトルの日で、以下の対策カードが見受けられたためです。
ミュウ(サイコパワー) or ギラティナ(やぶれたとびら)
→ 進化前のヒンバスを倒し、エナジーグレイスさせない
ミカルゲ(うらみだめ)+ルージュラ(あやしいこしつき)
→ 特性でダメカンを溜めてオロヨノをワンパンする
オドリドリGX(たむけのまい)
→ 特性でドローし、ハンデス防ぐ
上記に対する対策を厚くしています(ミロカロスへの進化前をワンパンされない、特性を使わせない)。
・エクストラバトルの日使用デッキレシピ(2021/04/06 としぞう追記)
レギュレーションの変更により、ミロカロスが禁止カードになり、先に述べたゲンミミオロヨノミロカロスは、弱体化されてしまいました。
ただ、ミロカロスの代わりにマルマインGXを、オロヨノの代わりにカラマネロVMaxを採用することで、先に述べたコンセプトをあまり変えずに戦うことができます。
今日は、エクストラバトルの日に4回出場し、そのうち優勝1回、準優勝2回できたレシピを紹介させていただきます。
このデッキは、あまり相手は関係なく、自分のやりたいことができれば勝ち、自分のやりたいことができなければ負けといったコンセプトのデッキになります。
そのため、ひとり回しで練習でき、エクストラレギュレーションの練習相手が少ない人に、おすすめです。
ただ、相手に何もさせないのを目的としているため、殴り合いが好きな人にはおすすめできません。
以下、デッキレシピと、簡単な説明になります。
基本的な動かし方は、先に述べた内容と同じですが、簡単に記載すると、
■後攻1ターン目
各たねポケモンを展開し、ホラーハウスGX
■後攻2ターン目
マルマインGX爆発、カラマネロV/VMaxにエネ加速
↓
エリートトレーナーで相手の手札を3枚に
↓
アローラベトベトンに進化、相手の展開を止める(できたら)
↓
ワンダーラビリンスで、相手の技を打ちにくくする(できたら)
↓
カラマネロVMaxに進化、技ダイジャマーで相手の必要カードを山の下に戻す(以降繰り返し)
です。
マルマインGXの特性エネエネボンバーでエネルギーを加速します。
アタッカーのカラマネロVMax/カラマネロVは、GXでもEXでもないため、マルマインGXの特性エネエネボンバーでエネルギーをつけることができます。
このレシピのマルマインGX型は、ミロカロス型に比べ、アタッカーが、進化が必要であるなど、デメリットも大きいですが、逆にメリットもあります。
ミロカロスとは異なり、特殊エネルギーも付けることができること、特にカウンターエネルギーを付けることができることです。
カウンターエネルギーをカラマネロVMaxに付けることで2枚のエネルギーでダイジャマーを打つことができます。
上手く回せば、後攻1ターンで山が半分以下、後攻2ターンで山が1/4くらいになります。
このデッキは、相手というより自分との戦いが大きいです。できる限り上手く回せるように、ひとりまわしをたくさんして、練習してください。
エクストラ特有のハンデスの世界を体験すると、病みつきになるかもしれませんが、友達が減ったらごめんなさい。
( _ _ ) ペコリ