自律社会の実現


自然言語aiの発展は自律社会の実現に大きく貢献する。

aiのこの手の議論は「仕事を奪われる」とか、「人は何をするの?」という回答に落ち着く。
そこで人間のすることは、自己実現だと思う。
その自己実現を個々人が目指す社会。それが自律社会社会である。

「未来から選ばれる企業」というオムロンの本を読んでそう感じた。


自律社会はオムロンの創業者立石一真さんが提唱したSINIC理論の最終系である。
SINIC理論は1950年ごろに提唱された未来予測論で、大まかに5つ:狩猟社会→農業社会→産業社会→工業社会→自律社会

狩猟と農業はそのままの意味。産業社会は産業革命以降。工業社会は大量生産の時代。

そして自律社会は自分のなりたい姿を叶えるために、行動する社会だ。

aiが発展した社会は、自己実現がかなりしやすい環境である。

例えば、英語学習。今までは、英会話などの練習には英語が喋れる人が必要であった。
しかしながら、自然言語を操れるchatbotがいれば、無限に会話ができる。
aiがもう疲れた。と根を上げることもない。

英会話に限らず、学習においては学習者の適切なレベルに合わせて会話をしてくれる。

他にも楽器やスポーツなど。芸術的な絵だって画像処理でアドバイスを求めることができる。そこからオリジナルのノイズを加えれば、味が出るようになる。

こんな感じで、aiの発展によって自己実現がしやすい世の中になるじゃんと、僕はポジティブに捉えている。


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