ステルスポジショントークか否か

第3者のアドバイスはポジショントークか否か。

最近就活でそこを見極めることが重要だと感じている。

例えば、コンサルとメガベンチャーに内定しており、どちらにしようか迷っていると言った場合を考えてほしい。

それぞれの会社の社員や人は、それぞれの会社がいいと言う。
そのため、第3者の意見を求めることも少ないだろう。その時に、就活アドバイザーや友人などに聞くことがあると思う。
その時に、注意が必要なのが、その人の意見にポジショントークが混じっていないかである。
特に自分の歩んできた道の中で成功体験が多い人は、その道を紹介する癖がある。特に就活アドバイザーはこの傾向が強い気がする。

アドバイザーの人がいい体験をしていれば、迷っている学生に自分の経験を軸として伝える。
「自分は(〇〇で3年間働いたことある経験に基づいて話すけど)Aくんは△△のほうがあっていると思うな」と括弧の中身を省略して伝えられることがある。
それが、会社の規模単位か、カルチャーなのか、はたまた仕事内容なのか、外資が日系か、比較軸は色々あるけど、どうしても自分の経験で良かったことに偏ってしまいフラットで判断しにくくなっている。

これは半分しょうがないことだし、完全にフラットにするのは不可能だと思う。
ただ、どれぐらいアドバイスをくれる人が、フラットな状態に近づけて話してくれているのかは把握しておく必要がある。
把握することで、自分の中でできるだけフラットに咀嚼でき、自分にとってベストな判断が下せると思う。

このステルスポジショントークは就活に限った話ではない。
例えば、プライベートなことで営業の人にアドバイスを求めれば、営業のポジショントークが含まれるし、マーケの人にアドバイスを求めれば、マーケの回答が返ってくる。当たり前っちゃ当たり前だけど、話すテーマの内容によっては気づかない事がある。

要するにその人のアイデンティティについて知る事で発言内容に補正をかけ、自分に最適な解を出す事が必要だし、そうでないと性格に合わない事をして苦しんだりするんじゃないかな〜と思った。

まー性格と違う事をやって気づくのも学びの一つと考えればそれはそれでいいのかもしれない。

なんて事を考えてる就活生でした。
ステルスポジショントークに惑わされず、自分の中で咀嚼し、吸収することをワタクシは目指しまする。

以上!

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