恋してランゴリー #7 一生、映えていたい
インド下着ランゴリー公式アンバサダーのアンジャリです(この肩書きほんとうに誇らしいなァ!)
前回の『恋してランゴリー #6 クラウドファンディング始動!』では、株式会社リコーという大きな会社が母体であるプロジェクトがクラウドファンディングに挑戦する意義について書きました。
というわけで今週のランゴリー通信!
いよいよクラウドファンディングが始動しました。
CAMPFIREのサイトはこちら『インドで下着を作りたい!「大人のインド柄ブラ」』
初日に目標額を達成してしまいそうな勢いにわくわくしています✨
今日はここまで一ファンとして一連の流れを垣間見せていただいて、ランゴリーさんというブランドの根底にあるフィロソフィーに触れた出来事を書いてみることにします。
ルッキズムのこと
さてクラウドファンディングサイトには商品ビジュアルも出ました! すてきなモデルさんが3名。
モデルさんの候補を探している最中のやりとりをたまたま聞いておりまして、皆さんの写真や資料を拝見するなか、リーダー早希さんがなにげなくおっしゃった「なんだかルッキズムにとらわれているなぁ」という言葉になにかとてもハッとしたのです。
商品をすてきに見せるにはそれをまとうモデルさんもすてきであってほしいと、このランゴリーブランドを大切に育ててきたチームが願うのは当然のことだと思います。
ただ商品を身につけるだけではなくブランドコンセプトを体現するのですから、モデルさんの選考にあたっても「見た目」に言及するのは当然です。
それでも誰かの容姿を当人のいないところであれこれと評するという行為に敏感に反応した早希さんの言葉に、ランゴリーさんの想いやフィロソフィーがあるなと思いました。
生き物としての過程
若いころあまりにも気にせず思い切り紫外線を浴びていたわたくしです。40代半ばにもなればそのすべてが肌に表れてきます。
肌だけではなく体型も緩みがちで、見た目はいやでも変化。なんとかこざっぱりした中年女性でいたいと願って、これまでもいまも自分の見た目をメンテナンスするために一定の時間とお金をかけてきました。
死んだら灰になるだけなのに、なぜ私はまだこんなにも見た目に固執するのかしら。
決してずっと若くいたいわけではなく、年齢相応に、あまり見苦しくない進化をしていけたらと思っているに過ぎなくても。
ジムに通い、美容院で髪を整え、美容皮膚科で肌の手入れをして、朝夕の筋トレ、睡眠時間や食事。
生き物として変化し、美醜という観点からは衰えていくものを適宜メンテナンスするには、時間とお金もですが、なによりも終わりのない道をずっと歩いていくガッツが必要だとしみじみ思います。
「もういいや」と思ったらみるみるうちに見た目だけでなく心身が荒んでいきますから。
数年前に人生の岐路に立ったとき、身の回りのことにまったくかまわなくなったことがありました。じわじわと1年間で10キロ太ったあとに2か月で10キロ減り、肌は荒れ、メイクもせず着るものにも無頓着。
このまま人として朽ちていくのかしらと、鏡を見るたびに感じる、なんとも言えない虚しさ。
この「虚しい」という感情が残っていたのがガッツを取り戻せた鍵でしょうか。
このまま終わってたまるか。
虚しさが悔しさに変わったから、諦める気にならなかったのかなといまは思います。
なぜ磨くのか
若いころの美しさは持って生まれた姿形におおいに依るでしょう。そのみずみずしい美しさはなににも代え難く、そして一瞬の煌めきだからこそ眩しい。
けれど人生は長くて、みずみずしさは人生の入り口をすぎれば急速に失われていく。
代わりに円熟を身につけ、違うベクトルの美しさをまとっていければ理想的ですが、日々に追われなりふりかまわなくなってしまうこともあるものです。そんな必死だった時代が私にもありますが、そのころの見た目のメンテナンスの行き届かなさは、私はまったく恥じていません。
それよりもズシンと来るのは、なげやりな生活の反映として表面に表れてくるもの。荒れた肌や髪や緩んだ体型。
誰かに褒められたいというよりも、鏡の中の自分を見てため息をつきたくない。
そんなところからの再スタートだったように思います。
美しさの要素
そこからあまりストイックにならない程度に自分を律していったとき、ふと気づいたことがありました。
美しい人は姿形だけが美しいのではない。張りのある声、目の輝き、いきいきした表情、身のこなし。そんなものが、とても美しい。
おそらく、仮にビジュアルが見えない状態であっても、目の前の人が美しいかそうではないかは分かると思うのです。
心身ともになるべく健康でいようとすること、心をいつも浮き立たせていること。
持って生まれたものはひとつの要素としても、それを超えて、どんなふうに生きようとしてきたか。その結果として表れるのが見た目であり、ルッキズムに対する答えだと思います。
ランゴリーさんのフィロソフィー
「女性を幸せにする下着ブランドでありたい」
インドも日本もそれぞれ別の観点から女性への縛りが大きい社会だと思います(ほんとうは「女性への縛り」とだけくくるのはおかしいのですけど)。
誰もがやりたいと思ったことをやれ、自信と誇りをもって「美しく」いられること。ランゴリーさんの下着には大きな大きな野望と希望が込められています。
私の野望は、一生「映え」を目指していきたいということです。誰かの「映え」の背後には、その人の美しい生き方があると思うから。
定例ミーティングの模様。それぞれにいい顔しているなー💕 このいい顔が次のいい顔を生んで、いい顔が連鎖していく。そんなプロジェクトを間近に見られて本当に嬉しく思います。
さてクラウドファンディング! 大成功の軌跡を追っていきますよ!
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