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晴れときどきマサラ #5 ざぶざぶ雨に煙る街
さて月曜日! このところかっ飛ばしすぎていてバタンキュー続きのアンジャリです(バタンキューっていまどき通じるのかしら)。
2021年は毎週月曜日にブログの更新をしていきます。今日は第5回。ちょっとポエムだった前回の『晴れときどきマサラ #4 花泥棒への道』はこちらから。
今日の東京は久しぶりに気持ちいいくらいのざぶざぶ雨でした。私は雨がわりと好きです。なんとなく、すべてを洗い流してくれる気がします。
ラオス・ビエンチャンにて。2002年。
インドの雨季は、場所にもよりますがドカドカ降ります。4月〜6月にかけての暑季、40度を超えるカラカラに乾いた夏が終わり、雨季が来る。サイクロンによる被害や洪水など困った面もあれど、雨は作物を育て乾きを癒す恵みの雨です。
なにより、灼熱に苦しんだ季節のあとにスッと気温が下がる雨季は気持ちがふと和みます。都会で時間通りに通勤しなくてはならない生活だとそうもいかないけれど、雨に濡れた花は美しく、すくすく伸びる緑は眩しい。
ザ・生命力。寒さにかじかむ指と裏腹に、力強い雨足に元気が出ます。
煙る街を見下ろしてあなたはなにを思い出していますか。手の冷たさ、乾いた唇、通りすぎていく車窓。
雨はきっとなにもかもを流していきます。すべてはよきように。霧が晴れたらコーヒーでもいかが。
さあ今週も自分で自分をぶん回していきます! 皆さまもどうか元気な一週間をお過ごしください。春はもうすぐ☺️