インド女子旅を言い続けて幾年
学生時代はバックパッカーでした。大学の休みのたびにアジアを旅して、そしてインドに出会って。
旅の記録を小さなノートにつけていて、あるときそれを誰かに見せたくなり、当時まだ黎明期だったインターネットなるものを使いたくてローンを組んでパソコンを買いました。
そこから「ホームページ」を作って、旅日記やインド映画の感想などを書いていたら、今度はそれを雑誌や本に載せたくなりました。
バックパッカー御用達の雑誌に投稿したり、航空券情報が載っている雑誌の編集部に突撃して「ライターとして使ってください!」と売り込んだり。
その甲斐あって(?)、雑誌の特集やガイドブックの取材などをさせていただくことができました。
一番印象に残っているのは1999年に『格安航空券ガイド&ツアー(双葉社刊)』で最初にやらせていただいたインド特集。ムンバイとゴアでお買い物したりインド映画やグルメを堪能する「女の子のためのインド」を全力取材しました。
いまアンジャリツアーでお客様にご案内している日程はほとんどがこのころから私自身が続けてきたことです。
ちょっと時代を先取りしすぎた感じがしますが、このころからずっと「インド女子旅」と言い続けていたのだなぁと感慨深いです。
そのほかにも記事広告(いまでいうタイアップ記事のようなもの)や、取材のためのロケハンや、旅ともインドとも関係のない細かいお仕事もたくさん。
いまは紙媒体よりもブログやSNSでの発信が主流で、私も次々新しい媒体を追いかけてきたように思います。でも言っていることややっていることは本質的には20代のこのころとあまり変わっていなくて、うーん、三つ子の魂百まで、ですね😊