洋服屋の独り言
プロフィール
今までの人生、洋服のために働いてきたと言っても過言ではないほどのファッションオタクです。
インスタグラムなどのSNSがない時代に、ファッション雑誌を発売日に何冊も購入し、お気に入りのスタイリストさん(菊池京子さん、大草直子さんなど)の一押しはいち早くゲット。オリーブ、ヴァンテーヌ、ヴァンサンカン、LEE、マリソル、ヴォーグ、今はクルーエルや、ファッジを見ることが多いです。
特に子供が幼稚園、小学校のママ友交際全盛期には、誰よりも早く、皆がちょっと手に入れにくい価格帯のバッグや洋服もゲットしてきました。。
好きなテイストは大人かっこいいなので、男性ウケよりは同年代女性ウケを狙ったライン。
おしゃれママの地位を築いてきました。
人と同じは嫌だけど、人が羨むものもを持つ、優越感に自分の価値を見出していたその頃。実は自己肯定感低めでした。
人生後半になり、子育てのかたわら、趣味であった編み物の講師資格を取得して先生家業をスタート。
おばあちゃんの趣味的な編み物業界をおしゃれな手仕事にしたくて、今も奔走しています。
そして、洋服好きとしてはアパレル業界での仕事を人生終わるまでにしなければ後悔する、と子供の手も少し離れて、50代で小さなセレクトショップで販売員として働き始めました。
流行とは一線を画した甘めのデザインの商品が多いけど、価格帯からお客様は同年代。若い人たちには買いにくいお値段のする商品が多いお店。
オーナーは生粋の元olive少女。お客様の層も元olive少女が多い。
今はシンプルでエッジの効いたスタイリングが好きな私としては、ちょっとテイストが違うところもあるけど、カジュアルなインポートのお取り扱いもあるので、ミックスコーデを楽しんでいます。
最近は、ミニマリスト思考のひとが増えて、私たち世代も断捨離、終活など物を買わないことがトレンドになってきたのでお洋服を売るのが難しい時代です。
私も以前のように人のおすすめを鵜呑みにして、何かを買うことはないし、販売員はショップの服を着た方が良いと思うので、半年前ぐらいに予約購入することが多く、洋服計画は半年前から必要な物を吟味して購入するので、衝動買いなどほとんどなくなって、ちょっと寂しいです。
洋服屋としては、ミニマリストとお洋服好きの落とし所を模索中です。
本当はワクワクした出会いをお洋服には求めたい。私の接客の基本は、お洋服お力でハッピーになって欲しいなので、これを買ったらハッピーとなる買い物は大賛成。
でも以前の私のように、お金を使ったストレスをまた溜め込むような買い物をするのは、ハッピーじゃないので、お勧めしません。
お洋服で気分が上がって自信が持てて、幸せになるのが、お洋服の使命だと思っています。
絶対買わなきゃいけない服なんて、この世に存在しないから、無理して買ってもしあわせになれません。(私の闇時代の教訓)
お気に入りになって、大切に着て欲しいといつも心の中で応援しながら、接客しています。
こんな私の日々のつぶやきによかったらお付き合いくださいね。
こんな私が、日々思ったことや、出会ったことを、書いていく場にしたいと思っています。
よろしくお願いします。
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