身の上相談的な#37.年下男性への恋愛感情を断ち切れず、苦しくて辛すぎる。
ひと回り以上年下への恋は、悲しい結末
30代後半、派遣社員の女性です。同じ部署の13歳年下の正社員と何度か会話を交わすうちに、恋愛感情が芽生えてしまいました。
冷静に考えれば立場的にも、さすがにあり得ないだろうということは分かっている”つもり”でした。
ですが、中学生の頃のような淡い片思い的な気持ちが、日増しにエスカレートしていくことに気づき、次第に恋愛感情へと向かっていく自分を抑えることができなくなりました。
正社員の男性は間もなく他県へ栄転してしまいます。会えなくなるし、わたしにとって残された時間はありません。
器量もいいとは言えません。恋にやつれるという言葉通り、5キロ以上も痩せ、体力的にも力が抜ける感じで、無理にでも食べなくちゃいけないと言い聞かせた結果、リバウンドみたいに7キロも太ってしまい、生活にも支障が出るような日々です。
逢いたいし、たくさん話したい、でもひとりで泣くことしかできないなんて、悲しすぎるし辛すぎます。
ちゃんと恋愛経験をしてこられなかった自分が情けないです。
客観的に冷静に考えれば、無理な話と言うことは本当に分かってます。
悶々と思い悩む日々、こんなにも苦しいなんて、どうすればいいのか教えてください。
タケさんはこう思う
歳の差を克服するなんて、ラブコメや恋愛ドラマのようにうまくはいかないと思えてしまって、あなたの心情に寄り添えば確かに切ないし、気持ちはすごく分かる。
心身への支障が出てしまうほど思い悩む日々、何とかしたいとは言っても、恋は盲目的、恋の病でもある。
歳が近いなら、というと語弊があるかも知れない。他県への転勤なら当たって砕けろ的な励ましもできるのだが・・。
あなた自身が立場的にと思っているので、そうはいかない。
恋愛感情を断ち切れず、苦しくて辛いという思いの部分にフォーカスしてしまえば、前に進めなくて当然だ。
時間がたてば辛さも薄らぐみたいな、安易に忘れなさいとは言いたくもないし、ましてや恋に恋する少女漫画の世界に生きている訳ではない。やはり現実を直視し、学んでこそひと皮むけるのではないだろうか。
そこで、ひとつの考え方をしてみたのだが・・。
例えば、「悲恋の主役」を演じきった、好きな女優さんを思い浮かべる。もちろん好きな女優さんだから評判(視聴率)が良かったとしよう。
女優さんは次の作品までジムに通い心身の維持につとめる。そんなことを想像してみるのは楽しいと思うし・・、
あなたがその女優さんなら、どんな作品(ドラマ、映画、ミュージカルなど)に出演したいのか。
想像というプロセスから、自分ならという新たな発想や違う自分に気づくかも知れない。
彼への恋心があなた自身の成長の糧にできたこと、間もなく別れゆく彼の栄転を喜びや心の支えにかえて送り出す、そう考えてみてはどうだろうか。
あなたは名女優・・として。
恋愛経験をしてこなかったあなたが、例えひとときでも恋を経験させてくれた彼に感謝してみる、そのような寛容さがあってもいい。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
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