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身の上相談的な#29.同性の友人と一緒に暮らしたいほど好きで辛い。

同性愛への偏見も気がかり

20代後半の公務員女性です。中学時代すごく仲が良かった同級生の友人と、同じ高校に行こうと決め、高校時代もずっと仲良く過ごしてきました。私は大学卒業後、彼女は短大からで就職しました。

これまで男性への好意と言うか、気持ちがまったく湧かず、何だろうと、ふっと考えて見れば、多分わたしは彼女への思慕があったのだと気づいたのです。「えっ、これって同性愛なの?」と思いつつ、世間の目が気になり始めました。親もテレビなどで同性愛の話題に触れると、すごく偏見な態度で見ているようです。

LGBTの勉強をしてみて

両親も、そろそろわたしの結婚を気にするようになってきたのですが、私自身、LGBTの勉強をしてみて正しく理解してみると、ますます彼女への気持ちが強くなり、幸せになりたいと思うようになって、それがとても辛いのです。

彼女へは、冗談っぽくそれとなく好きだと言う気持ちは伝えてはいます。彼女も私のことが好きとは言ってくれています。

ただ、一緒に暮らしたい、共に人生を歩みたいという告白までには至っていません。いざ伝えようと思うとビビってしまい怖いのです。どうすればいいでしょうか?助言いただきたく存じます。

タケさんが思うには

近年、メディアでも度々取り上げられるようになって、LGBTへの関心も高まりつつあるのはいいことだと思う。

確かに世間では認知されてきたとは言え、偏見があることも事実だ。でも、偏見は偏見で、そのように考えるのも仕方ないし、真っ向から無理解を批判する必要もない。

自分の考え方もしかり、自由で誰からも侵されるものではないという自分軸はシッカリ持つべきだと思う。

さて、彼女への気持ちは段階を踏んでいく必要があると思う。と同時に、さまざまな問題点も、例えば書きだして一つ一つ考えてみる、言うまでもなく自分の気持ちばかりに気を取られることよりも、彼女の気持ちをどう確かめるか、それを踏まえて親友として関わっていく中で確かめることが大事だと思う。

万が一、彼女もあなたのことが好きであっても、一緒に暮らすことまでは考えられない、となった場合のことも、覚悟はしておくべきじゃないかな。ショックを受けるであろうという想像もしておいた方がいいかも知れない。

幸せの追求は、形はどうあれ、互に尊重し合うこと、異性間でも同性でも同じだと思うな。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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