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神様、わたしの代わりに父さんに男の子を返してください。


何故か大草原の小さな家を視てしまった

夕食後はひと時、ドキュメンタリの録画を視たりしているのだけれど、アマゾンプライムヴィデオを視たりもする。

映画やテレビドラマは数えきれないほどの作品があるとはいえ、刑事ものとか、リーガル系などで面白いと言うか、見応えがあれば続けてシーリーズを通してみることが多い。

かなりの数を視てしまって、検索しながら何がいいかなんてのも面倒くさいし、たまたま以前に懐かしいなぁ、なんて大草原の小さな家をウォッチリストに入れてあったので、シーズン1を視始めてしまった。

エピソード14だったか、タイトルは「ローラの祈り」だ。女の子が3人のインガルス家に男の子の赤ちゃんが生まれた。父さんは大喜びだった。

姉メアリーは就寝前のお祈りに、赤ちゃんが元気に育つよう祈るが、ローラはお祈りしなかった。やきもちだ。父さんは自分より赤ちゃんの方が大事なんだと。

当時の時代背景としては、やはり働き手だ。しかし喜びもつかの間、赤ちゃんは病で天に召されてしまった。

ローラは自分がお祈りしなかったからだと、責任を感じ神の近くに行きたいと、山に登ることに。

幼気なローラの祈りは、父さんは男の子を欲しかったのに召されてしまったから、自分と代わりに男の子を返して欲しいと、万能の神様に懇願する。

赤ちゃんを失った両親の悲しみは計り知れないけれど、ローラもまた、自分が悪い子だから父さんたちに悲しみを与えてしまったと、責任を感じてしまうというのは、単にドラマだからというより、親子関係の在り方を深く学べるエピソード14だったと思う。

つい、泣けてきた。涙腺が弱ったかな?





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