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子供運賃値下げの英断に拍手。

背景は沿線の人口減少が

小田急電鉄は11月8日、2022年春からICカード利用時の子ども運賃(6〜12歳)を一律50円に値下げすると、発表した。

例えば、新宿から神奈川県小田原まで、445円が僅か50円だ。箱根方面への行楽ともなれば、親御さんにとってはありがたい。

鉄道各社は、コロナ禍の影響で利用客の落ち込みから経営環境も厳しく、値上げを模索する動向も相次ぐ。そんな中、子供運賃と言えども大幅な値下げに踏み切った英断には拍手を送りたい。鉄道各社も驚きを隠せないだろう。

背景には、沿線の人口減少が予想されるため、若い世代の定住につなげたいという遠大な計画だそうな。

つまり、沿線に子育て世帯を呼び込める可能性は大で、また、子供連れの外出の機会を増やせば小田急グループの商業施設の売り上げを伸ばすことにもつながる。

試算によれば値下げ分でおよそ2億5千万円の減収ではあるが、会社全体としては運賃の減収分を補いたいとのこと。

小田急と言えば、特急ロマンスカーが懐かしい

子供がまだ小さいころ、ほとんど車だから電車で遠出する機会はほとんどなかった。電車の絵本などを見たりして、電車の存在は何となく分かっていたかもしれない。プラレールで遊んだりもした。今でも人気らしいが、やはり男の子は電車が好きなのは昔と変わらないようだ。

ロマンスカーは、高校生のころ同級生ら数人と遊びに出かけた際に利用したことがあった。その後は乗車する機会もなかったのだが、社会人になってから出張で小田原に行ったことがあった。

そんな訳で、電車好きな子供に乗せたやりたいと、特急ロマンスカーで小田原まで出かけた。まあ、子供にとって小田原城など何の興味もないのだが、小さなリュックにお弁当を入れて、電車でお出かけはきっと嬉しいに違いなかったかも知れない。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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