身の上相談的な#27.アラフォーで専門学校は無茶なのか
今になって後悔するなんて
30代後半の独身女性、今は専門学校生です。大学卒業後、伯父の事務所で経理ひと筋で働いてきました。しかし伯父が高齢のため廃業することが決まり、以前から目指していた仕事がしたいと思い、専門学校に通うことになったのですが、学ぶことは楽しくても、周りは若い子ばかりで馴染めません。
アラフォーになって若い子ばかりの学校になぜ入ってしまったのか、はじめから無茶だったのか、今さらながら後悔しています。専門学校を出たからと言って、就職の心配や、仕事ができるのかも不安で、眠れない日々が辛いです。
両親は学校に入ることを応援してくれました。ただ、結婚もしていない私を心配していることも強く感じています。
学校に行かず普通に就職したり、婚活して結婚した方が良かったのではないかなどと、最近になって迷い始めています。でもその一方で希望する仕事も捨てきれず、どうすれば勉強に打ち込めるのか、集中できるのかが悩みのタネでもあり、どうすればいいのか頭も一杯です。心の持ちようをお教えください。
タケさんが思うには
伯父さんは引退すればそれで済むけれど、ご両親はあなたの人生をどんな形であれ、応援しているに違いないと思う。
夢の扉が開き始めたのに、勉強に対する迷いや後悔などに振り回されるなんて、覚悟が足りなかったのではないだろうか?
義務感みたいにしなきゃいけないという、言ってみればプレッシャーを感じるような気持ちになっては逆効果になってしまう。だから、どうしても、絶対にこの仕事がしたいという、強い気持ちを持ち続ければ、きっと進めるはずだ。
堀江幸子さんは2012年にエッセイ集、3年後の2015年に絵本「青蛙のペキ」を出版した。何んと彼女は80歳でパソコンを学びはじめ、10年後の、90歳を超えて二つの夢を叶えたのだ。残念ながら94歳で亡くなられてしまったが、凄いのひとことに尽きると思う。
他にも、世界にはギネスに載るような凄い人が大勢いる。どうしてもやりたい仕事なら、原点を見つめてみよう。きっと専門学校に入りたいと思った当初の想いが蘇るに違いない。生き生きとした生活を心がけると、自然に顔は輝いてくる。ご両親はそんなあなたの姿を嬉しく思うはずだ。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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