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「トラペジウム」を見てきた

新宿バルト9 シアター1 席はG-5で見てきた。

久々のバルト9。TOHOのが画質が良いし、9階まで上るのが面倒で積極的に足を運んでいなかった。「五等分の花嫁」の劇場版を観に行って以来かもしれない。

更にバルト9の中でも小規模なシアター1で、映画館まで行って小さい画面でどうするねんと、あまりテンションが上がってはいなかった。

しかし、このシアターが想像以上に良かった。

まず「TOHOシネマズ 新宿」に比べて明らかにパンチの効いた音質で迫力があった。

好みはあると思うがバルト9のが好みだった。

更にG列は一番後ろの席で、背後に人がいないだけでも落ち着いて見られた。それでいながらモニターも全体を見渡せる良い席だった。

更にTOHOよりも段差に勾配がついており、前の人の頭が被る可能性はほぼないと思われた。

ちょうど「ウマ娘」の映画を見た時に高身長で姿勢の良い人が前に座り不満があったのだが、バルト9では、その現象は起こらなさそうだ。

肝心の映画だが、放映されるまで存在すら知らなかった、

大好きな上田麗奈さんと羊宮妃那さんが主演しているということと、私の好きそうな「不穏な空気のアイドル映画」っぽかったので、急遽、見に行った。

結果としては誰にでも薦められるものではないが、面白かったし、個人的に好みの映画だったので行ってよかった。

アイドル志望の女の子が自分のアイドルグループを結成するために各学校から女の子をスカウトして様々な活動に励む話だ。

ただ主人公は自己中かつ横暴な人間性で、昨今のアニメだと「ガールズバンドクライ」の井芹仁菜に似たものを感じた。

恐らくは原作を大きく端折ったと思われるであろうハイスピードな展開なのだが、90分に、この壮大な物語を詰め込んだのは見事だったし、映画としてのテンポも良かった。

ただ序盤で各人物の掘り下げがもう少し深く行われていたら、後半でもっと大きく感動できたような気もして惜しく感じた。

ただ劇伴や劇中歌もよかったし、個人的に好きなVtuberの星街すいせいさんのOPも映画館の素晴らしい音響で聞けたので大満足だった。

今思えば映画館に通い始めるきっかけになったのもバルト9で「五等分の花嫁」の映画を見たためだったし、バルト9の環境や音響が好きなのかもしれない。

「ぼっち・ざ・ろっく」の映画もTOHOで見る予定だったが、予定変更してバルト9で見ようと思った。

入場特典のA5イラストカードとステッカー

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