杜野凛世は光であるReprise① インスタントカメラ
以前、このような記事を書きました。
このことについて、より分かりやすい文章を書こうと思います。
杜野凛世とは
杜野凛世さんは、アイドル育成シミュレーションゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」に登場する女の子で、高校一年生でアイドルです。
普段から和装を着こなし、おしとやかですが芯は強い、独特なゆっくりとした間合いでしゃべる「大和撫子」です。
茶道、華道、香道などの芸事一般に造詣が深い一方、少女マンガが好きという一面も持っています。
元気で快活な歌を得意にしている「放課後クライマックスガールズ」というユニットに所属しており、歌声を披露している姿は、普段の彼女からは想像できないほどのギャップもあるかもしれません。
その彼女が、「アイドルマスター」「アイドルマスターシンデレラガールズ」「アイドルマスターミリオンライブ」という他のブランドとの合同ユニットを結成する際に、「シャイニーカラーズ」から抜擢されました。そのゲームが「アイドルマスター スターリットシーズン」です。
「スターリットシーズン」では、プレイヤーは彼女たちアイドルのプロデューサーとして、彼女たちアイドルを支え、見守り、導いていきます。
アイドルたちとメールの交換をできるようにしておくと、杜野凛世さんからこんな一文が含まれたメールを受け取ることがあります。
これは、彼女がインスタントカメラで写真撮影を行ったときの感想の言葉の中にあります。
インスタントカメラとは
インスタントカメラとは、辞書によればこのようなものです。
フィルムに感光させ、光の配列を写し取ることで写真を撮影するカメラなのです。
「感光させる」というのは、フィルムの表面上にある銀の化合物(特に塩)に光が当たるときに起こる化学反応を利用して、光の当たった跡を残すということです。ですから、このフィルムを「銀塩(ぎんえん)フィルム」と呼び、このフィルムを使って撮影するカメラのことを「銀塩カメラ」と呼びます。
そう、インスタントカメラは、光を記録するカメラなのです。
光を記録するカメラなのですから、インスタントカメラで撮影することができる自分もまた光である、と、彼女は結論づけたのです。
そしてそれはまさにその通り、正しいことなのです。
続きは、次の文章で。