被相談者の心得
こんばんは。
この前、とある相談を受けました。
その相談内容自体は
ここで話すことではないのですが、
その時にひとつ気づいたことがあります。
急に相談されるのこえぇ~~~~~~~~
皆さんは相談されることはありますか?
こわくないですか?
相談をされるということは、
頼りにしてくれている
という証拠でもあるので
すごく嬉しい気持ちもあるのですが
「あっ、これは重めな相談だな」
と思った時にまず頭に浮かぶのは
「しっかり答えてあげられるかな」とか
「傷つけてしまったらどうしよう」とか
そんな不安が頭を過ぎります。
それでも
「とにかく話をちゃんと聞かなきゃ」
と思いながら、話に集中する
という高度な脳の使い方を強いられるのが
相談でもあると思います。
でもやっぱり
相談されてぇ~~~~~~~~~~~~~~
相談、されたいですよね。
頼られると嬉しくて
不謹慎ながら自己肯定感も上がりますよね。
とはいえ、私なんかを頼って
相談していただけるのであれば
自分の持てる限りのものを
与えられたらなと思います。
今回はそんな相談に関して
気づいたことを
まとめておけたらと思います。
Point①相談に答えようとしない
いきなり正反対のことを
言い出したと思われて
しまうかもしれませんが、
すごく大事なことだと思います。
というのも、
相談された時に
「何か"答え"を示さなきゃ!」
と思ってしまいがちですが、
聞いてもいないアドバイスは
相手の否定になってしまいます。
相談受けてるのだから
思ったことを言えばいいのですが、
アドバイスばかりしていると
何故か相手の反応が悪くなった時に
「あっ、良い事言えなかったかな」
と落ち込む原因になってしまいます。
そんなこと思わなくていいんですよ?
でも思っちゃうくらい真面目で
向き合いすぎてしまう人ほど
自分を守るために
"アドバイスは直接聞かれたことだけ"に
答えるようにしたほうがいいと思います。
相談する側は
余裕がないことが多いので
相談される側のことまで
考えていません。
それはそれでいいので、
相談を受ける側が余裕を持った
落ち着いた第三者でいる
ことが望ましいです。
Point②関係性に気を付けよう
相談をしてくれた相手との関係性を整理しよう。
今までその人とその相談内容に
どのくらいの距離感で接してきたか。
それが大事な要素だと思います。
自分のどんなところに期待して
相談してくれたのかを考える
という意味でも
相手との関係性が大事になってきます。
相談されてる時にちょっとでも
「自分で大丈夫かな」
と思うのであれば
その不安が出てしまうので
逆にそんなに気構えずに
答えるくらいが良いこともあります。
どんなに自分に自信がある人でも
相談者との関係性によっては
自信満々に答えることが
最適というわけではなくなります。
思っても言わなくてもいいこともあれば
「この人の場合はこうしたほうが良い」
と思ったら少し厳しいことでも
相手のためになることもあります。
偉そうにPointとかって
銘打ってますが、
全てに当てはまる方法なんてありません。
相談は全てにおいて
オーダーメイドです。
一般論も比較する時には
必要かもしれませんが、
基本的に
"相手のためだけの振る舞い"
が必要になってきます。
Point③一緒に悩もう
答えなんか無い。
その人との関係性によって
求められているものも違う。
この世にひとつだけ、
一人だけの悩みに
悩んでいる人からの相談。
上手に答えようとしなくていい。
とにかく相手の気持ちになって
一緒に悩むことが大事なんだと思います。
なんか前にも似たようなこと書いてた。
間違ったことを言っちゃってもいい。
やっぱり考え直して訂正してもいい。
傷つけちゃうこともある。
それでも、ちゃんと向き合って
話を聞こうと思っているのなら
相手にはその気持ちは届くと思います。
結果、その相談された内容が
上手くいこうがいかなかろうが
自分と相手の間には
"相談"というコミュニケーションをした
っていう事実だけが残る。
それでいいんだと思います。
もちろん相談を受けてる時は
上手くいくように最大限考えるけど、
その先にいけるのは
その人だけ。
相談に答える方も恐い。
一緒にその恐怖を共有した人同士、
仲間がいると思えるから
一歩を踏み出せることもある。
最終的に絶対に悪いことにはならない。
相談に乗る人は
自分を責めすぎないで。
何かを伝えるということは
勇気がいること。
それでも向き合った自分を
めっちゃ褒めてあげよう。