スイスでキャンプ 1
こんにちは。オランダ在住10年目のhanaです。10日間ほどの短い夏休み。今年はドイツからスイス、フランスを経由して家族でキャンプ旅をすることにした。
Snow peak
10年前に購入し実家に置かせてもらっていたsnow peak のテントを去年ようやく船便で送ってもらった。出発前にはシームシーラーで防水対策し、近くの空き地でテントを丁寧に掃除した。もともと日本ではレイブへ行く為に始めたキャンプ。今ではキャンプが好きになった。昔集めた道具はオランダへ来る時に処分してしまったので少しずつ集め直している。それもまた楽しい。
アウトバーン
アルプス山脈 ユングフラウ山地近くのキャンプ場を目指す。まずはドイツ南西部の国立公園内キャンプ場で2泊。そこまでの走行距離は600kmほど。基本夫が運転するが、私も61号アウトバーンを運転した。道路幅も広いし走りやすいが、時々死ぬほど飛ばす車がやってくるのでトラックなどを追い越す時には後方をよく見ないと危ない。
小学生の娘2人にとって、この走行距離は初めて。小さい頃は長女の車酔いが酷くてなかなか遠出が出来なかったが、最近はすっかり慣れてきたようで逞しくなったものだと成長を感じる。
ドイツキャンプ場
ドイツ国立公園キャンプ場では綺麗な川で水遊びして過ごした。隣に居合わせた感じの良いオランダ人ご夫婦と挨拶をし、他にはイギリスから来た若いグループやドイツのファミリーなどを見かける。とあるオランダ人グループの人達が私たちを中国人だと思って何やら話をしていたが、こういう時オランダ語が少し分かるといちいち何を話している逆に気になることもある。内心、何話してるか分かってるよーと思いながら通り過ぎる。私も日本語だから誰にも分からないだろうと高を括るのはやめないと、と自戒する。
スイスへ
さて2泊後はスイスへ。残り300kmちょっと。スイスはEUではないので携帯のインターネットが使えなくなる。友人がオランダのデビット (PIN) が使えると話していたので特に何もお金の準備をせずに向かう。
スイスへ入ったらどんどん大きな山が見えてくる。basel やbern などの都市部の風景も、その後に見えてくる田舎の風景も不思議と日本に似ているように感じた。
キャンプ場へ近づくにつれて標高が高くなり、景色が雄大になってくる。木造建築の装飾が美しい一般家屋。大きな鈴をつけた牛たち。どこまでも続く山、山、山。到着したキャンプ場は衛生設備が整っていて快適だ。目の前にはアルプスから流れてきた水が轟々と流れる川があり、雪をまとった山が遠くに広がる。
キャンパーはドイツ、ベルギー、フランス、スイス、オランダなど様々。この後イタリアへ行くよと言っていたオランダ人ご夫婦、女の子3人でバン旅をしているフランス人、1ヶ月ここに滞在するというスイス人など。
初日はテントを立てた後に嵐となり、雨が止んだ後、ダブルレインボーが見えた。
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