2020年6・28作 論文
・集団的無意識について
魂は何処に行く?行方は
魂は人間全てに存在する
深層下の集団的無意識の間を生きている間は彷徨い
夢となり具現化し自覚を与える
死後は集団的無意識下の道を歩み漂い
誰かの肉体に魂が無意識の元で宿るのではないか
それが前世や輪廻の正体、前世の正体が正しいなら
新たな肉体を選べないのも納得がいく
常に繋がる集団的無意識に自らの意思は存在しない
よく業が深いという例えがあるが
それらは魂の不完全さ鮮麗度が関わっていると思われる
もしそれらに左右されるのであれ自殺が宗教観点から罪に問われるのも
魂そのものの存在が不完全である事を揶揄している
自殺が罪となりえる理由を現実的に捉えれば話は終わってしまう
集団的無意識はそれだけ曖昧で不安定と思われる
・肉体と精神の蛹
肉体と精神の不一致は現代になり多く目立ち始めた
己の肉体と与えられた性別を否定した蛹で溢れている
現代の医学なら性別も肉体も変えれるが精神はそうはいかない
人間皆、誰しもが迷い優柔不断に蛹の中で藻掻いている
もし蛹から脱却が試みられたその時に
蛹の殻は破られ精神の決意にて人間は真の性別を得れる
しかしまだ安心できない蛹の殻を脱ぎ捨てた姿が蝶か蛾なのか?
それらを決めるのも自らの意思感情・精神に揺れ動かされる
人間の正体は精神の蛹
精神そのものが人間本来を生かす
蛹から脱却も出来ずに殻の中で溺れ死ぬが多き