獣性と冒険欲
今日は、映画マニアたちの間で話題になっていた映画【哀れなるものたち】を観てきた。感想というより、気がつかされた事を、グダグダ語りたくなった。
男性キャラが、女性である主人公に対して、こう発言するシーンがある
「冒険を見せてやってるだけで、そこに愛はあるなんて間違いだ」
といったニュアンス。その時ふと私の今までの、交友関係や男性経歴を見直し反省したくもなった。
私自身、知的好奇心がどうしても強く、その冒険欲を満たしたいがために、様々な男性と遊び、悪く言えば利用した節もあった。しかし一人一人の男性達の個性や人間性を、見たい試したい気持ちも強かったのは事実。そういった身勝手さ、欲深さが私の保有する獣性。その場限りの欲求を満たしたいだけの行為に過ぎない、2年前まで冒険欲という名目で全国都道府県の男と寝てみたいと奮起してた自分は、まるで色キチガイに間違いなしで、今も確かにそうだろう。
獣性というのは、誰しも保有してるもので、一見すれば解らないのが獣性らしさで
見た目は厳つくタトゥーさえ入ってる男
見た目はギャル臭く淫売そうな女
そんな男女の獣性は、極めて大人しく、一定の人間らしい理性的な存在である。
一番、獣性らしい獣をもってるのは
虫も殺さなさそうな人間
女性でいえば、清楚的な淑女な人
男性でいえば、普段は生真面目そうなリーマン
彼らは、人という衣類、更にその上から社会的な衣類を身にまとった、有象無象で理性とは程遠く、いついつと日常の崩壊を待ち望んでいたりする。
人は、獣である。それら自覚して理性的に過ごそうと、日々心掛けなければいけない
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