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スクーターを嗜む

最近、バイクが流行っている。
これはコロナの影響で、多くの芸能人がYouTubeに進出し、再生数の伸びやすいバイクのカテゴリで活動をしているためだと筆者は見ている。

その中で人気のないバイクなのが、スクーターだ。
バイクは嗜好品の役割か強いため、実用的なスクーターは特別感がなく、YouTube向きではないから、スクーターを扱った動画は少ない。

だが非常に不便であるバイクをより快適に便利に楽しめるのが、スクーターであり、ダサさの中に良さ光るまさに30代男性のような存在ではないだろうか。
スーパーカブのような実用ベースで興味がなければダサいと言われるバイクでも、あれだけ人気がある。
スクーターだって同じではないか。

高級125ccではなくあえてオーソドックスなものを選ぶ



フルモデルチェンジしたPCXが売れに売れているが、30万円代の高級路線のものではなく実用を地で行く20万円代を推奨したい。

30万円を超える価格というのはバイクに興味がなければ、いやあったとしても高い。
20万円代ならばもっと気軽に楽しめる。

なによりこのクラスは小さいのが魅力だ。
小さいバイクなんてヤダよと言うアナタに、小さいバイクのメリットを是非説きたい。

小さいバイクの機動力は本当にスゴい。
バイクに機動力なんて必要ないと思うかも知れないが、乗れば乗るほど軽くて取り回しが楽なバイクはそれだけで魅力的だ。
機動力を高めると自転車に見た目が近づいていき、チープになってはいくが、余裕のある大人は気にしなくてもいいではないだろうか。

それほど小さいのは便利なのだ。
便利なスクーターなのだから、そこを徹底的に追求した小型スクーターは最強に違いない。

飲み物ひとつも収納することが出来ないのがバイク。
不便だ。
だがそれがまたいい、でも不便。

ところがスクーターなら解決。
手元にポケットがあり、500mlのペットボトルなら問題なく入る。
そしてシガーソケットやusbの差込口がついているものもある。
便利だ。

不便を楽しめるバイカーなら良いが、不便を我慢出来ないバイカーもいる。
そんなワガママな大人のためにスクーターがある。

あえての選択だからこそ、なぜスクーターなんだろうと思わせるのも何だかいい。
あの人が選んだからにはきっと意味があるのだろう、そう周りに思わせることが出来る。

近くのコンビニに車で行ってもいいが、いつもよりゆっくり近所を眺めながら、スクーターで向かうなんて、実に大人じゃないか。

日常の中から少しだけ非日常を提案するスクーターを薦めたい。

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