イスラム教に入信した話
こんにちは!
インドネシア人の彼と結婚を決めた日本人女性のAnikaです。
結婚するにあたって、インドネシアは宗教婚のため、私も彼の宗教に合わせてイスラム教に入信する必要がありました。
イスラム教についての解釈
イスラム教は怖いイメージがありましたが、コーランを読んでみたり、彼の話を深堀りしていくと全くそんなことはありませんでした。
幾度となくイスラム教の人生観や生活について彼と話し合ううちに、素敵な考え方だなと思うようになりました。それは責任感が強く前向きに努力する彼の性格からも感じ取れます。
神がきっといい方向に導いてくれると信じて日々努力したり、天使に常に採点されているから悪いことはできなかったり、宗教って人生の教科書のようなものなんだなと解釈しました。そしてそれは日本人の言う「お天道様が見てる」とか「ばちが当たる」とかと同じだな~と。
制約が強いイメージもありましたが、どこまで忠実に実行するかは本人次第です。解釈も本人次第です。納得してイスラム教に入信することを決めました。
シャハーダとは
イスラム教に入信するには「シャハーダ」という儀式を行わなければなりません。
「アッラーの他に神はなし。ムハンマドはアッラーの使徒である。」とアラビア語で唱えます。
いざ、東京ジャーミイへ!
東京に住んでいる私、とっても素敵な「東京ジャーミイ」というモスクのシャハーダを予約しました。二人以上のイスラム教徒の前で信仰告白しなくてはならないので、彼と東京ジャーミイのスタッフの方にお願いしました。
最初にイスラム教について説明していただき、シャハーダが始まります。
といっても、私がすることはモスクの方が唱えてくれるアラビア語を繰り返すだけです。嚙まないように多少練習していった甲斐もあり、スムーズに言うことができました。
説明も含めて15分ほどで終わりました。
その後入信証明書を発行していただき、モスクを後にしました。
ちなみに、入信証明書の発行のため証明写真を持参します。この時のヒジャブをつけた証明写真、インドネシア大使館に提出する書類やニカーの際に使えるのでデータを取っておくことを強くおすすめします。
またイスラムネームをつけることも可能なので、私は彼にサンスクリット語とアラビア語を掛け合わせた「忠実さからくる無限の美しさ」という意味のかわいい名前を付けてもらいました。
おわりに
東京ジャーミイにいるだけで楽しく、モスクに合わせて水色のワンピースでドレスアップして、彼も私も終始にこにこのとてもいい思い出となりました!