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ハーフサイズ写真のザラザラ感がたまらない。
ぼくが愛用しているコニカ オートレックスはフルサイズとハーフサイズの切り替えができる唯一のカメラです。ハーフだと通常の半分のコマで1枚の写真を撮るので24枚撮りのフィルムだと倍の48枚撮れちゃいます。とってもお得。写真はすべて縦構図になります。
前回、このカメラで初めてハーフ撮りをした際にはほぼすべてのカットでコマ被りを起こしてしまいました。
さずがに50年以上も前のカメラなので巻き上げレバーが固くなっていて、勢いよくレバーを回すとフィルムがついてきてくれません。カメラに耳を当ててフィルムが動いている音をよく聴きながらゆっくりと巻き上げていきます。そんなコツを覚えて再チャレンジ。
今回はほぼ全部の写真でコマ被りがなくうまく撮れました。やったー!さらにラッキーなことに、普段雪が積もらない地域ながらこの日は珍しく積もったので雪の写真が撮れました。去年は人工雪しか撮れなかったから今年天然雪で撮れてうれしい。
いつもなら先にTwitterやInstagramで写真を公開してからnoteに写真を投稿するけど、今回は先にnoteに載せていきます。
↑唯一、コマ被りした写真。
WEBに載せると、小さいサイズの写真でも画面に大きく映すためにフルサイズで撮った写真よりもザラザラ感が目立ちます。きれいな写真が撮りたい人、好きな人には向かないかもしれませんが、フィルム独特の質感やノスタルジーを感じたい人には刺さるんじゃないかなあって思ってます。ぼくも好き。粗い写真。
去年の自粛期間中に写真の編集を覚えて、凝った写真をたくさん作っていました。フィルムに関しては何も編集していません。撮ってからカメラ屋さんで現像・データ化してもらってそれで完成です。
しかしフィルムカメラの難点としてはお金と時間がかかることです。フィルム代、現像代、データ化代。現像は35mmフィルムのカラーであれば夕方までにお店に持っていけば1時間ほどで現像してもらえます。白黒フィルムはほとんどの場合店舗に現像機がないので日数がかかります(ウチの最寄だと2週間ぐらい)。
お金はどうしようもないですけど…時間がかかるのはフィルムカメラの醍醐味とも言えます。撮った写真がすぐにみられなくて、現像して初めて確認できるの。待ってる間のワクワクがたまらないです。
今回の現像を最後にちょっとだけフィルムはお休みにすると思うけど、また来月になったら撮ろうと思ってます。まだ載せきれてない写真もあるけどそれはまたいつかの機会に。