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機動戦士Gundamジークアクス劇場先行版を2回観てきました(ネタバレ)
というわけで周りのリアル友人も観たのでそろそろ書いてみようかと。
観てないガノタは引き返してとにかく観ろ。
観てから色々言え。
※1月29日 一部修正しました
ここから遠慮なし
えーと、まず開始0秒から全力で殴りかかってきますよね。
例のBGM、回るコロニー、そして「人類が増えすぎた人口を」じゃないんだよ「人類が」じゃ!
はい、知ってるガンダムが始まりましたよ。
まさに巷で言われている「ガンダムを観に来たらガンダムがはじまった」という状態ですね!
そうそう宣戦布告してね、ムサイ出てきてね、コロニー落としてね、「人類は、自らの行為に恐怖した…」ね!
OKOK!
で、ザクのアップでね!
2体目赤いやんけ!
あーΖガンダムみたーい、なんて呑気に観ているとサイド7に入る構図も入り方も同じ。
でも2体目は赤いザク。
劇場内に充満する「庵野の仕業だ…」という空気w
史実ではここにいるはずのジーンは言いました。
「シャア少佐だって、戦場の戦いで勝って出世したんだ!」
はい、その人がここにいます。
そうすると、なんということでしょう(例のBGM)
シャア少佐は偵察のみという命令を無視してV作戦の破壊工作に走ります。
ジーンは「よせ」と言われましたがさすがシャア少佐、だれも止める者はいませんw
バッタバッタと輸送前の連邦のMSを破壊し、目ざとく見つける白いMS。
今のところあのニュータイプが出てくる気配はありません。
そうすると、なんということでしょう(2回目)
大方の人間の予想通りシャアが白いMSを奪取しに行きますw
「開発中のMSを乗れる状態で置いておくとはどうよ?」だの「ガンダム、か…連邦は俗っぽい名前つけるな」だの「白は目立ちすぎやろ」だの言いたい放題のシャア少佐。
そこで飛び出る「通常の5倍のエネルギーゲインだ」
はい、ここからシャアのアムロごっこが始まります。
テム・レイ技師が見守る中(多分)、アムロのようにガンキャノンと対峙し、バルカンのちビームサーベルでガンキャノンを片付けます。
もちろんあの画角ですw
「ついでに木馬も奪うぞ」
ですよねー。
はい、あえなくパウロ戦死です。
V作戦を失敗に追い込んだだけでなくガンダムとホワイトベースを鹵獲すると、ジーンが作戦に参加しなかっただけでほぼ最大級の戦果をあげました。
ちなみに、なぜジーンがいなかったかというとジーンのザクが故障していたからです。
ジーンのザク担当の無能メカニックGJ!
その後、RX-78-1戦ではガンダムを使ってアムロごっこをしていたシャアが例のキックをガンダムvsガンダムで実践したりやりたい放題。
ちなみに1号機、顔が割れたら複眼でした。
お、山下いくとさんっぽいw
白い色に文句を言っていたシャア少佐、赤く塗り替えられたガンダムを見てご満悦です。
その後はなんやかんやあって(劇中でもなんやかんやあってとしか語られない)ここで出てくる人物がまさかのシャリア・ブル。
好きそう、庵野さん好きそうw
これ、1度目から違和感だったんですがここまで登場人物はひたすら安彦さんの絵なんですよね。
シャリア・ブルだけがなんかちょっと違うおじさんになってる。
はい、これ伏線ね。
ニュータイプ同士で手を結ぶのがシャアとシャリア・ブルっていうのがもうね。
赤いガンダムとシャリア・ブル専用MAのコンビネーションはドズルを失いアクシズを失ったジオンを再度蘇らせます。
いやあ、強い強いw
歴史が変わってエルメスのビットを装着したガンダムによるオールレンジ攻撃。
もう何の事を書いているのか自分でもわかりませんw
ドズル中将はいませんがビグ・ザムは量産されています。
どうですか皆さん!
全ジオニストが夢にまで見た展開が大スクリーンで展開されているのです!
ギレンの野望ではなく!
なんだかんだで最終決戦。
この世界でも有能な連邦のワッケインは連邦敗色濃厚の中一つの作戦を実行します。
奪取したアクシズソロモンをキシリア・ザビのいるグラナダに落とす「掟破りの逆コロニー落とし作戦」です。
この「地球じゃなけりゃいいだろ、ジオンもやったし」という発想が連邦っぽいっちゃ連邦っぽいというね。
しかしそこはシャア少佐、史実では14年後に自分が苦しめられる「アクシズソロモンを爆弾で割っちゃおう作戦」を立案、実行に移します。
シャリア・ブルに「よくアクシズソロモンの構造なんか知ってましたね?」と突っ込まれても「最後の敵はザビ家だからな、これくらいは調べがついてる」とクールに返すシャア。
さすがです。
ホワイトベース改め強襲揚陸艦ソドンのクルーにドレンがいます。
最後まで戦ってくれてうれしいですね。
後ろにはトクワンの姿が見えます。
この後、ザクレロが出てくることはなかったのでまともなMSが与えられれば終戦まで活躍できる人材だということですね。
嘘です、たぶん庵野さんの趣味だと思います。
強襲揚陸艦の正しい使い方でアクシズソロモンに特攻し上陸作戦を実行。
4つ爆弾を仕掛けて割っちゃおう作戦ですが、シャアは受け持ちの爆弾を止めてしまいます。
「これで連邦とザビ家が共倒れしてくれればフッフッフ」
実にシャアらしい陰湿な作戦ですねw
そこに現れる劇中3機目のガンダム。
「ドズル閣下を落としたというガンダムか」と交戦状態に入りますがとどめを刺す寸前で例のエフェクトが入り「アルテイシア…⁉」と気づきます。
この世界線ではドズルを落としたのはなんとアルテイシアだったんですね、いやー凄いですねー驚きですねー。
この交戦で壁が崩れてしまい閉じ込められるシャア。
他の部隊はどうにか爆弾を仕掛け退避していますがシャアだけが戻ってきません。
しかしそこは有能ドレンさん、共倒れではなくシャアを見捨てて退避するという今何が必要なのかを一番理解している行動に。
さすがです。
一方そのころのシャア。
ここまでか、となったところでガンダムファンの皆さんにはおなじみの光のエフェクト、そして「ラ、、、ラァ、、、」の声。
発行するコクピット、外からはアクシズソロモンの一部を包む光の塊。
UCを通ってきた人なら「アクシズショック!?」と声が出そうになりますが、この世界ではシャアがアクシズを落とす側でもなければガンダムで押し戻すアムロもいません。
そもそも落とされるのがアクシズじゃありませんでした。
光りの爆発とともにアクシズソロモンの一部は無事に破壊。
赤いガンダムとシャアは光とともにどこかへ消えたのでした。。。
いや、濃すぎるやろ!
そりゃあ観た人がとにかく観ろとしか言わないわけだw
もうね、パンフレットは限定版買ってください。
この前半部分を嬉々として語るスタッフ対談が読めますから。
あとシャリア・ブル専用MAと書いたのですが「え?ブラウ・ブロじゃねーのかよ、こいつそんなことも知らんのかニワカが」と思われたかもしれません。
これパンフの設定集に乗っている名前が「ゾーフィーに続いて庵野がやりやがった」という名前が載っているのでぜひ君の眼で確か見てくれ!
肝心のジークアクスの部分ですが続けてシャリア・ブルが出てきたのでキャラデザに納得。
で、これカラー(旧ガイナックス)のガンダムだわという感じですね。
これ、続きを見せろ!というよりはたぶん2話か3話の話を端折って再編集していると思われます。
早く保管部分を見せろ!という感じですね。
あと突然出てきた「マヴ」。
なんや、急にヤンキー漫画みたいになるやんかと思ったらまさか「MAV(マブ)戦術」とかいう戦術の話だとは!
シャリア・ブルは「ジオンの教本にも載ってる戦術ですよ」とか言うけどさあ、じゃあその教本は先に見せておけ!w
あと、ジークアクス以外もとにかくMSの造形がかっこいいのではやくプラモデル化しないかなあ、というところです。
ちっとも買えないけどな!
滅びろ転売ヤー!
いろいろ気になるところはあるんですよね。
ハロが出てくる意味とか、アムロどうしてる?とかアクシズ作戦が失敗したので生き残っているキシリアさんとか。
どこまでそういうキャラクターが関わってくるのか?
消えたシャアは?
あー、本放送が楽しみだ!
日テレでよかった!(時事ネタ)
というわけで機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-の主にBeginningの部分についてつらつらと書きつづりました。
Beginning、なw
とにかくキャストが全然発表されてなかったり脚本が連名だったりしてる理由が劇場版にミッチミチに詰まっております。
是非観に行ってパンフ限定版を買って帰ってください。
ジークジオン!
あと米津さんによる主題歌が最高すぎます。
1度観て、歌詞を見てから2度目観てください。