2回目の採卵〜培養
転院を考え、セカンドオピニオンを受けたりしていたが、
なんとなく気乗りせずで結局転院することなく、2回目の採卵〜培養へ。
今回はショート法という方法で排卵誘発をすることに。
前回のアンタゴニストと受ける側はあまり違いはなかったけど、記憶では一定期間、毎日決まった時間に点鼻薬をするのが、仕事先でコソコソやるのなかなか面倒だったかなと...
そういえば自己注射の感想。
排卵誘発の注射を自己注射にした場合、それはペン型でカチッとボタン押すと刺さるみたいなやつだったから私はそんなに怖くなかったけど、
採卵前前最後、二日前の夜決まった時間にする自己注射は(私がいってた病院の場合基本自己注射でお願いされる)、
形もいわゆる注射器で、針も長く自分で刺すのは超恐怖だったな〜。。。
刺してしまえば全然痛くなかったけど...
そして受精の際に、勧められたオプションの「スパームセパレーター」を使うことに。
どういうものかというと詳しくはググって頂きたいが、
従来の精子の選別は、遠心分離機を使用するのだが、傷つく(DNA断片化)する可能性がある
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健康な(若い?)卵子は、そういった精子と受精した際に、その断片化を修復するチカラがあるのだが、そうでなければ、傷ついてない精子と受精する必要がある
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スパームセパレーターは、遠心分離を行わず8μmの細孔をもったフィルターの穴を通り抜けて上部に泳ぎ上がってきた運動性の高い精子を回収する仕組み
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デメリットは、回収できる精子が遠心分離より少ないので、顕微受精になる
という。前回胚の成長が悪かったので、これを試す価値はありますよとのことで。
セパレーター+顕微授精でまたお金かかる、、、ので迷ったが、前回と同じ顛末にしたくはないので、藁をもすがる思いでやることにした。
結果、本当に個人的には、だけど、
やった価値ありました。
(もちろん何が効果あってなかったのかは、はっきりしたとこは誰も知る由がないのが不妊治療...)
採卵自体は、前回麻酔に酔って辛い思いをしたので、量を減らしてくださいとお願いしたら死ぬほど痛く、、
朦朧としながらやっぱり増やしてください、、とお願いしてました笑
3日後と5日目に胚の成長具合と凍結について相談するために通院するのだが、
3日後のタイミングで、今思うと私は不思議な行動にでる。
それは、いくつかの胚を5日間培養せず(5日培養して「胚盤胞」にしたほうが、移植後の妊娠率は高い)、3日目の「初期胚」状態で凍結してほしいとリクエストしたこと。
その時の私の想いとしては、
・また1回も移植せずに終わったら立ち直れない...。初期胚でもいいから移植の希望が欲しい
・培養液の合う合わないという話がセカンドオピニオン(前回)で出ていたので、そこが前回の原因だとしたら…と不安
の、2つの思いがあった記憶が。
結果、10個くらいできた受精卵のうち、
・3日目に育ちの良い2個を初期胚として凍結
・5日目に胚盤胞まで育った3個を凍結
5個凍結できました。
(当時は、今回成長できたから、初期胚も胚盤胞まで待てばよかったかな…とか、常に何かしら悶々としてたなぁ。
でもほとんどタラレバな悩みなのがまた苦しいところで。)
その時全く想定していなかったのだが、この行動が(これはお勧めしてはいけないことだが)のちに「二段階胚移植」をする機会につながる。。
続く
写真は、先日初めて親独り子連れでカフェに行ってドキドキだったのですが、
ラテを頼んだらアンパンマンの温かい気遣いを頂いて、新米母ちゃんグッと来てしまいましたという🥲🥲🥲