上皇陛下は"ガン・サバイバー"「前立腺ガン」
上皇陛下は、天皇陛下としてご在位中の2,003年に「前立腺ガン」の告知を受けられ、すぐに手術を受けられました。
ところが翌年に、ガンのマーカー値が急上昇し、ホルモン療法(内分泌療法)を開始。
それから16年間、現在にいたるまでガンの再発は見られません。
つまり、上皇陛下は、典型的な"ガン・サバイバー"「前立腺ガン」というわけですね。
前立腺ガンの再発を抑えるホルモン療法(内分泌療法)は、乳がんなどでも多く行われています。
前立腺がんは、男性ホルモン(テストステロンとDHT)により増殖します。
ホルモン療法(内分泌療法)は、薬剤を用いて
①精巣および副腎から分泌される男性ホルモンを減らす
②前立腺での男性ホルモンの作用を弱める
のが目的です。
ただし、重大な副作用として「骨粗しょう症や筋力低下」があります。
そのため、上皇陛下は、テニスやスロージョギングなどで足腰を鍛錬されて、骨密度や筋力をアップさせる工夫をされています。
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