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食後の"血糖値の急上昇"を防ぐ方法
食後の"血糖値の急上昇"は、「糖尿病や肥満、動脈硬化、ガン、ボケ」に直結。
すい臓で分泌される「インスリン」。
すい臓のランゲルハンス島(膵島)にあるβ細胞から分泌されます。
インスリンは、血液中のブドウ糖を使ってエネルギーを作ります。
また、余ったブドウ糖はグリコーゲンや中性脂肪に合成され蓄えられます。
インスリンの不足、あるいは、働きが弱くなると血液中の血糖値が高くなってしまいます。
インスリンの機能低下の原因は
①肥満による脂肪組織から出る悪玉物質がインスリンを妨害
②すい臓の悪化や加齢によるインスリン機能の劣化
インスリンの機能が低下すると、メタボ(糖尿病や高脂血症など)、ガン、動脈硬化、ボケなどの万病を発症させてしまいます。
そのため、食後の血糖値の上昇を緩やかにする方法が求められます。
食事回数増加や、低GI値の食品の摂取など、面倒な対策が一杯。
ベジファースト(野菜ファースト)も、有効ですね。
モット簡単に
食後の"血糖値の上昇"を緩やかにする簡単な方法
があります。
それは
■①酢やレモンを同時に摂取する
食事時に酢を同時に摂取すると、血糖値の上昇が緩やかになります。
酢の成分の酢酸の働きで、消化がゆっくり進行します。
酢を大サジ1杯(15ml)で効果があるとか。
酢の代わりに、酢酸を含むレモンやライム、ユズなどの柑橘類でもOK。
私は、食事には、かならず酢を少しずつ(合計30ml程度)添加しています。
もちろん、安価な「穀物酢」です。
あと、コンニャク粉の食材を摂取すると、消化を遅らせて血糖値の上昇が緩やかになります。
■②GI値ではなく、GL値の低い食材を摂取
食品による血糖値の上昇度を表す指標とされる「GI値(Glycemic Index)」。しかしこれは食品に含まれる炭水化物量50g分を基準にした測定値で、実際に食べる糖質の量とはかけ離れている場合が多々。
ダイエットのために、各食品のGI値の表を参考にして、なるべく高GI値のものを避けているという人が多いのは「日本だけ」。
GI値の問題点は、実際に摂取する量を考慮していない値ということ。
そこで、いま主流になってきているのがGL値(グリセミック負荷、Glycemic Load)です。
その食物に含まれる炭水化物量とGI値を掛け合わせた数値で求めます。これだと通常の一人前の食事の単位で、どの程度血糖値が上がりやすいかわかります。
GL値は10までは低、11~19は中、20以上は高GL値
食材 GL値
白米ゴハン(150g) 41
玄米ゴハン(150g) 34
食パン(60g 1枚) 24(100g➡40)
全粒粉パン(30g 1枚) 10(100g➡30)
となり、世間で流布している、玄米や全粒粉パンの有利さがあまり見えていませんね。逆に、殻に残留する農薬やヒ素によるガン化の脅威がクローズアップされつつあります。
白米ゴハンの量を少し減らす方が安全ですね。最近は、カロリーを45%カットする炊飯器が発売されて大人気です。
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