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2023関東フットサルリーグ2部第1節 展望

先日の投稿をご覧いただいた皆さま、ありがとうございました。冒頭からシーズン年を間違えるというミスを犯していましたが、こういうのいちいち心を痛めていては持ちませんので、今後も皆様の海のように広い心でご覧ください。

今回は試合前に、各試合の展望を考えていこうと思います。写真の引用を快くお受けくださった、情熱ロンリネス様に最大限の感謝をしつつ、やっていきます!

BRB vs. 栃木シティ(11:00〜)

今季の開幕節は、まさかの昨季最終節と同カードからスタートです。
その最終節はお互いほぼ順位が決まったまま、栃木シティが押し切って勝利していました。栃木シティとしてはその勢いのまま選手権関東大会を駆け上がっていったため、かなり大きな勝ちだったんじゃないでしょうか。
BRBはSNSを見る限り、昨季の主力も一部抜けたものの、概ね残っている印象です。元々文化的にも巧さが光るチームですし、今季も普通に上位候補でしょう。最近は伝統の4-0だけでなく3-1も仕上がってきており、その多彩さにも注目です。
栃木シティは今季もメンバーの入れ替わりが予想されるところですが、どんな編成になっているのでしょうか。晴れてF1の下部組織となり、最も読めないチームの一つであることは間違いありません。
関東2部の開幕試合、メンバー構成も含めて楽しめそうです。

AOH vs. フェニックス横浜(12:40〜)

2試合目は昨季入替戦を戦ったAOHとフェニックスの対戦です。昨季は4-10でフェニックスの勝利。撃ち合いではありましたが、圧力勝負でフェニックスが圧倒したという印象です。

昨季入替戦を戦ったAOHなんですけど、これがボール保持に関してはリーグトップクラスで上手いんですよね。クアトロで綺麗に回されていつの間にか数的不利になってるという。ただ、昨季はそれを逆に狙い撃たれた感はどうしてもあり、スペイン対日本のスペイン、みたいな試合が比較的多く、そこが辛かったように見えました。
入替戦では都リーグを一段飛ばしのスピードで駆け抜け、入れ替えトーナメントを勝ち上がった東京都王者、アオキングの前に老獪に立ちはだかり、同点まで持ち込まれながらも残留。わかる人にはわかるんですが、昨季のアオキングの勢いをきっちりセーブするって、めちゃくちゃ強いからこそできることなんですよね。
ということで、今季どんなチームになってるかはわかりませんが、昨季の結果だけ見て判断してはいけないでしょう。

一方のフェニックスですが、はっきり言って優勝候補、ということになるでしょう。
とにかく各局面隙のないチームで、リーグでは本当に正しい戦略だと思います。また、今季は数年前関東大学リーグを席巻した森本くんが加入してるとのことで、彼に非常に注目して見てみたいなと思っています。

クエルボ埼玉 vs. シュプレモヴェント群馬(14:20〜)


クエルボってなんや?と思って調べたのですが、スペイン語で「カラス」の意味だそうです。前チーム名の烏天狗からとってるんですかね。一方、テキーラにもクエルボという銘柄があるようで、勝ったらクエルボさんがクエルボで乾杯!みたいな光景も見られるかもしれません。

そんなクエルボさんですが、昨季は群馬には3-2で勝利してます。
一言で言えば、「老獪」。一人一人がめちゃくちゃ上手くて、かつ試合を見ることに長けている印象です。こっちも色々仕掛けてみるんですけど一切付き合わずに、真綿で首をいつのまにかジワジワ閉められてる感じを受けます。

一方の群馬なんですが、これまた大人なフットサルをするんですよね。
若い選手が多いはずなのに、何年フットサルやってるんこの子たち?ってくらい落ち着いてます。失点しても動じません。相手をじっと見て、判断して、プレー選択する。フットサルの醍醐味を体現してると思います。トップのクラウド群馬も全体的にゆったりとやりますが、チーム文化として素敵だなぁと思います。

そんな両チームなので、かなり落ち着いた試合展開にはなりそうですね。昨季と同様、ロースコアゲームに期待です。

ロンドリーナ vs. アズヴェール藤沢(16:00〜)

同じ神奈川県同士の対戦。昨季は終了間際、同点でのPPに出たロンドリーナに対し、アズヴェールのPP返しが炸裂して、0-1でアズヴェールが勝利しています。
昨季はアズヴェールは入替戦争いを演じた一方、ロンドリーナは中位と明暗分かれたように感じられはしますが、直接対決自体は拮抗したように、そこまで大きな差は感じませんでしたね。
ロンドリーナは欧州の(確か)サバス監督の戦術の浸透度も高まっているでしょうし、アズヴェールもチームとして一つのモデルを追求していくようなチームですから、今季も互角な試合になる可能性は充分あるでしょう。

情熱ロンリネス vs. フウガバッファローズ(17:40〜)

昨季の5位と2位の直接対決です。
昨季は1-4でバッファローズが完勝。スコアこそ開きはなかったですし、情熱もかなり押し込む時間帯はありましたが、退場者を出しつつもきっちり勝ち切ったバッファローズに流石に内容面でも軍配が上がったでしょう。
ただ、昨季の情熱は昇格組故の慣れのなさみたいなものは強く感じましたし、仮に昇格3年目くらいで昨季迎えてたら普通に優勝してた可能性も十分あったシーズンだったと思います。今季は少しずつ慣れも出てきたでしょうし、この戦いの持つ意味はかなり大きいかもしれませんね。
一方のバッファローズは、昨季猛威を振るったピヴォの田口くん(現大分)が抜けるなど、さすがに戦力の入れ替えはありそうです。ただ、バッファローズって本当に、チームカラーがはっきり固まってて変わらないんですよね。そう言う意味では今季も変わらず強いでしょう。一方で、この魑魅魍魎のリーグで勝ち抜くにはそれなりの完成度は必要になってきますので、そこの大きなハードルを越えられるか、資金石の試合ですね。普通にリーグの色を決めうる試合になりそうな気がします。


会場情報

そんなわけで、今節の会場はウイングハット春日部になります!
有観客となりますので、会場へぜひ足をお運びください!おそらくライブ配信もあるんでしょうかね?ぜひご覧ください!

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